直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科はらいふ歯科クリニック

小児矯正

小児矯正

お子さんの歯はどのように並んでいますか?
歯並びやかみ合わせが正しくないことを「不正咬合」といいます。
不正咬合があると、見た目の問題以外に、虫歯や歯周病になりやすかったり、顔の成長の妨げになるなどの不都合が生じます。
また、不正咬合になる原因は主に口腔周囲筋、特に舌の機能異常にあります。
舌は筋肉の塊なので筋機能異常ということになります。

舌が正しい位置、正しい動きをすれば自ずと歯並びは良くなります。
この筋機能を整えるのは子供の頃でないとかなり難しいです。
そのため、らいふ歯科クリニックではこどもの歯並び矯正を勧めております。
大人になってからの矯正を希望される方には、歯並びは治せても筋機能までは難しいかもしれないことをご説明させていただいております。
不正咬合にならないように、乳幼児期から学童期の歯の健康管理を大切に考えてください。
適切な時期に治療を行えば、正しい歯列を育てることができます。
もし、お子さんの歯に心配なことがあれば、一度ご相談ください。

主な不正咬合の種類

乱ぐい歯(叢生)

①乱ぐい歯(叢生)

一番多くみられる歯並びです。
歯の大きさより歯が並ぶスペースが小さいことで発生します。
スペースの問題だけなので、早いうちに治療にとりかかると治りやすい歯並びでもあります。

出っ歯

②出っ歯

この歯並びのお子さんも比較的多いと思います。
出っ歯というのは、上の歯が出ているだけと思われがちですが、出っ歯には上の歯が出ているだけの場合、上の歯は出ていなくて下の歯の成長が足りない場合(つまり下の歯に問題がある)、上下の歯両方に問題がある場合があります。

受け口

③受け口

最近は少ないタイプの歯並びですが、食事に時間がかかったり、顎関節症になり易い噛み合わせです。
②の出っ歯とは逆で、下の歯のみに問題がある場合、上の歯の成長が足りない場合、上下の歯に問題がある場合があります。

すきっ歯

④すきっ歯

目立つのは上の真ん中に隙間がある場合です。

過蓋咬合

⑤過蓋咬合

このタイプはあまり気にする人は少ないようです。
嚙み合わせが低いと歯磨きしにくくなります。

開咬

⑥開咬

口が常に開いている場合に多い歯並びです。
笑うと上の歯ぐきが出やすいです。

交叉咬合

⑦交叉咬合

このタイプもあまり気づかれないようです。
頬杖などの何らかの癖が問題になることが多いです。

これらのわるい歯並びになる原因は主に口腔周囲筋、特に舌の機能異常にあります。
舌は筋肉の塊なので筋機能異常ということになります。
舌が正しい位置、正しい動きをすれば自ずと歯並びは良くなります。
この筋機能を整えるのは子供の頃でないとかなり難しいです。
そのため、らいふ歯科クリニックではこども歯並び矯正を勧めております。
大人になってからの矯正を希望される方には、歯並びは治せても筋機能までは難しいかもしれないことを説明させていただいております。

院長のこどもの
歯並び矯正に
対する強い思い

子供はいつから歯医者に通わせれば良い?

矯正治療のイメージというのは、「固定式の矯正装置(ブラケット)を使い、ワイヤーの力で歯を動かすもの」「抜歯が必要になるもの」ではないでしょうか?
このようなイメージから矯正治療の開始が遅れ、本当なら固定式の矯正装置(ブラケット矯正)なしでも改善できる簡単な症状も難しい症状になってしまうことがあります。
またお母様の中には、ご自身が昔歯列矯正をした経験があり、治療に対する負の思い出をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
昔、矯正治療をされたことのあるお母さんから、こんなご意見をよく耳にします。
『自分のこどもにはやらせたくない・・・』

その理由は

  • 固定式の矯正装置が不自由だった
  • 歯(永久歯)を抜かれた
  • 矯正中の痛みで苦労した
  • 矯正治療の後、保定装置を使わなかったので後戻りをしてしまった
  • 矯正用のゴムで苦労した

子供には同じ思いはさせたくないと治療を断念してしまう方もおられるようです。
しかし、矯正治療の開始が遅れると、“固定式の矯正装置の使用”や“抜歯による治療”が必要になってしまい ます。

以前、通院されていた患者さんに、お子さんの歯並び治療の必要性を説明したところ、後日来院されたときに、「ママ友に相談したら、まだ矯正治療には早すぎるんじゃないと言われたので、今はまだ矯正治療はいいです」と言われたことがあります。

とても残念に思いました。
そして、この言葉に金づちで頭を殴られたような衝撃を受けました。
こちらの説明力不足を痛感しました。

こどもの矯正治療は以前に比べると、導入している歯科医院はかなり増えました。
らいふ歯科クリニックには、矯正治療をしていない歯科医院からの紹介で来院される患者さんもいますが、まだまだ、こどもの内に歯並び矯正をすることがどれほど有益なのかが浸透していないんだと考えさせられました。

こどもの歯並び矯正ではまず、お子さんの”不揃いな歯並びの根本的な原因”を探すことから始まります。
歯や顎、顔の正常な発育を促すために、舌や唇、頬などを含めた口腔周囲筋の筋力を鍛えるトレーニングを 主体に治療していきます。

あくまで補助的なものであり、筋機能の向上こそが重要であり、そのためにはトレーニングが必要だということをご理解ください。

らいふ歯科クリニックでは、およそ3つの治療方法があり、様々な治療装置を使いますが、治療装置はあくまで補助的なものであり、筋機能の向上こそが重要であり、そのためにはトレーニングが必要だということをご理解ください。

筋機能の向上がなければ、矯正治療装置で歯を並べても、装置を外した途端、歯は元の位置に戻ろうとします。
つまり、矯正装置を付け続けなければいけなくなってしまいます。

筋機能の向上により、矯正装置を外した後の歯の後戻りをしにくくできます。
それでは、お子さんの歯並びをチェックしてみてください。

  • 舌の位置が歯と歯の間から出ているあるいは下の前歯を押している
  • 舌の脇に歯型のようなへこみがある
  • 唇を閉じて鼻だけでしばらく呼吸をすると苦しい
  • いつも口がポカンと開いている
  • 唇を閉じると、オトガイ(下顎の先、唇の下)に梅干しのようなシワができる
  • 唇を閉じるとへの字になる
  • 水を飲むとき舌が歯と歯の間から出てコップを迎えにいく
  • 水を飲むとき前歯で舌を咬む
  • 水を飲むとき唇に力が入る
  • サ行やタ行を発音するとき歯と歯の間から舌が出る(英会話の“th”)

上記の項目に1つでも当てはまれば、歯並びがすでに悪いか、今後歯並びが悪くなる可能性が高いとお考え下さい。
最近の研究では、これらの不正咬合の多くが口周りの筋肉が弱く、バランスが悪い、また舌の位置が悪かったり、舌の悪習癖があると起こりやすいと考えられるようになってきています。

固定式の矯正装置を付けなくても口腔筋機能訓練のみである程度改善することもありますので、早めにお見せください。
弟や妹の歯並び相談の付き添いで来ていた兄姉、「ついでにお兄ちゃんやお姉ちゃんを診てください」と診てみると、実はお姉ちゃんやお兄ちゃんの歯並びのほうが悪いなんてことが良くあります。

口腔機能の悪習癖も不正咬合の要因となります。
口呼吸は不正咬合と顔面成長を悪化させる可能性が大いにあります。

口腔内が乾燥しやすく、細菌やウイルスがのどの粘膜から侵入しやすいため、病気になりやすいなどの全身的な悪影響も出てきます。

舌癖

普段何もしていない時に、舌が常に歯に触れていたり押し付けている場合はこの癖に相当します。 舌先は上の前歯のつけねの少し手前あたりに当たっている状態が正しい位置です。 たとえ小さな力でも舌の圧力によって歯並びは崩れてしまいます。

逆嚥下(舌突出嚥下)授乳中心の赤ちゃんは吸引型の飲み込み(乳児型嚥下)です

歯が生えてきて噛む食事ができるようになってくると、噛んだものを口の中で集めて飲み込む(成熟型 嚥下)ように移行していきます。 しかし、子どもの中には乳児様嚥下から成熟型嚥下にスムーズに移行できない子もいます。逆嚥下は乳児様嚥下とも言い乳児型嚥下に似ており、頬や唇に部分的な強い力が加わるため歯並びの崩れに繋がります。

矯正治療には次のようなメリットがあります
  • 歯並びを治すことで、咬み合わせや咀嚼機能が改善し、健康面で向上します。
  • キレイな歯並びはブラッシングがしやすく、予防面においても重要な役割を果たします。
  • これまで自分の歯並びにコンプレックスを感じていた方も、自分の口元に自信を持ち、精神面で向上していきます。

「美しい歯並びで毎日の生活に自信を持って過ごしてほしい」。 そんな願いをこめて、当院スタッフは日々の診療に励んでおります。 患者様のお口の中の状態や生活環境に合わせた歯列矯正プランをご提案します。

『こども歯並び矯正』
~適切な矯正開始時期について~

こどもの歯並びは、親にとってはたいへん大きな悩みであるようです。
私にもこどもがおりますので、他人事とは思えません。 実際、私の長女は寝るときに矯正装置を口に入れて寝ています。

適切な歯並び
矯正開始時期

歯並び矯正は大まかに分けると、Ⅰ期治療とⅡ期治療があります。
Ⅰ期治療:乳歯または乳歯と永久歯が混在する時期に行う歯並び矯正治療です。
こども歯並び矯正はⅠ期治療に含まれます。
Ⅱ期治療:永久歯が生えそろった後に行う歯並び矯正治療です。

Ⅰ期治療について 早く始めたほうがいいのか?それとも・・・

こどもの歯並び矯正には成長発育という大切な問題が関わってきます。
例えば、親御さんの子供の頃の写真を見て、現在の顔と比較してみてください。

こどもの頃の顔のままで大きさだけが変わっていますか?
それとも少し面長の大人らしい顔つきに変わっていますか?

顔の骨格は色々なパーツで構成されています。
顔を上から3等分すると、上1/3の成長は6歳の段階でその90%が完成しているといわれています。
しかし、下1/3(つまり顎の部分)の成長は、性差もありますが16~18歳くらいまで続くといわれています。

さらに成長には個人差があり、癖や食生活、生活習慣などにもかなり左右されます。
そのため、成長の予測はとても難しいといえ ます。
歯並びが悪くなる原因は主に口腔周囲筋、特に舌の機能異常にあります。

舌は筋肉の塊なので筋機能異常ということになります。
舌が正しい位置、正しい動きをすれば自ずと歯並びは良くなります。
この筋機能を整えるのは子供の頃でないとかなり難しいです。

そのため、らいふ歯科クリニックではこどもの歯並び矯正を勧めております。
大人になってからの矯正を希望される方には、 歯並びは治せても筋機能までは難しいかもしれないことを説明させていただいております。

また不正咬合(かみ合わせが悪いこと)のもう一つの問題である歯の大きさも乳歯の頃から予測するのは難しいのです。

実際に生えてこないと大きさはわかりません。
しかし正しい場所から永久歯が生えてくる場合は、乳歯の生え方で永久歯がきれいに生えそろうかを予測することはできます。

歯の大きさと歯が並ぶスペースのバランスがとれていれば矯正の必要はないと思います。
らいふ歯科クリニックでは、Ⅰ期治療のみで矯正治療が終了するのが理想だと考えます。

治療費を安く抑え、バランスよく綺麗な顔立ちにできることには非常に大きなメリットがあると 思います。
また、思春期に入る前に矯正治療が終了しているのでお子さんの精神的な負担も抑えられます。

これらの事から、乳歯があるうちにⅠ期治療を始めるのが一番良いと思います。
治療を開始する時期が遅くなったりすることでⅠ期治療だけでは歯が並びきれない場合がありますが、その場合にⅡ期治療(ブラケット矯正)を行うことをお勧めします。

Ⅱ期治療について

顎の発育方向を把握することができるのは永久歯が生えそろう時期です。
この時期は大人に比べて歯が動きやすく、歯周組織(歯や歯を支える骨や歯ぐき)などの生体への適応性も良いようです。

さらに、一番奥歯の嚙み合わせは、顎の成長や歯並び全体に影響を及ぼすことが多く、その奥歯の生え方を確認することが大切です。
具体的な治療開始時期は12歳前後です。

こどもの歯並びは生後6か月頃から歯が生えはじめ、およそ12年もの歳月をかけて(親知らずを除く)全ての永久歯が生え終わります。
その歯並びは体の成長とともに刻々と変化していきます。

歯並び矯正をする場合は「永久歯での歯並びを整え、顔の形に調和する形と機能を作り上げる」ことを最終目標とし、それに向かって治療を進めていきます。

※矯正治療を行う場合は、「どこを治したいか」「どこまでの治療を希望されるか」を明確にお伝えください。
※治療途中で満足して、もうこれ以上の矯正はいいかなと感じた場合は気にせずにお知らせください。
治療の流れ上、治療を中断しても問題ない場合があります。逆に、中断しないほうがいい場合にはご説明いたします。
※歯の生える時期や歯の移動には個人差がありますのでご理解ください。

自然歯の発育を促し、
美しい歯並びを実現する
マイオブレース

自然は発育を促し、美しい歯並びを実現するマイオブレース
  • 歯並びが悪い
  • 指しゃぶりをする
  • 口呼吸が多い
  • 口をあけたままにしている
  • 口が臭い
  • いびきをかく

こういった症状は、お子さんの悪い癖が原因かもしれません!

マウスピース型矯正装置のマイオブレースは、歯並びが悪くなる根本的な原因を治療する予防矯正治療方法です!
かつては、歯並びの問題は遺伝的要因が大きいとされ、顎の成長が終了した後に矯正治療が行われることが一般的でした。
しかし最近の研究では、口周りの筋肉の正しい使い方が歯並びに大きく影響することが明らかになっています。
歯並びが悪い原因は、口の環境だけでなく、習慣にもよるものです。
正しい位置と筋肉の使用を学ぶためには、毎日のトレーニングが必要です。
マイオブレース治療は、乳歯と永久歯が両方生えている時期に口腔内の悪い習慣の改善から始めます。
幼い段階から歯並びや顎の成長を妨げる原因に対処し、お子様の本来の正しい顎の発達を促進して歯並びを整えることができます。
永久歯が生え揃った後に開始するほとんどの矯正治療は、いわゆるブラケット矯正で、歯を抜き、固定装置を装着するものです。
美しく歯を整列させることは可能ですが、それは結果に対するアプローチであり、根本原因を解決するものではありません。
成長期にマイオブレースを使い、トレーニングをすることで、子供の歯並びが悪くなる原因である口呼吸、指しゃぶりなどの悪習慣を改善し、顎と口周りの筋肉の発育を促進することができます。
マイオブレースは問題の根本的な原因に対処し、自然な発育を通じて歯を自然に整列させる「早期の予防矯正治療」です。

マイオブレースのポイント

マイオブレースは、世界100か国以上で実施されている治療法であり、以下のような特徴があります。

矯正治療が安価
ワイヤー矯正などは数十万円以上に費用が必要ですが、マイオブレースなら5万円程度の費用だけですみます。
できる限り美しい歯を抜かない
顎の成長を見守るため、無理に歯にスペースを作る必要がなく、歯を抜く必要がありません。
痛みが少ない
シリコンやポリウレタンタイプの画像は柔らかい材料で作られているので、痛みを引き起こすことはほとんどありません。
小さな子供でも安心して使用することができます。
専門スタッフがしっかりサポート
矯正が得意な医師とお子様が大好きな歯科衛生士が楽しく使い方をサポートします。
治療期間が短い
どんなに長くてもマイオブレースを使用する期間は2年程度です。
マウスピースが取り外し可能
自由に取り外せます。子供でも自分で取り外すことができるほど簡単です!歯磨きはいつも通り行うことができます。
装着時間が短い
家にいるときだけ装着すれば大丈夫です。
起きているときに1、2時間と寝ているときだけ装着する必要があります。
学校に着けて行く必要はないので、見られたり失くしたりする心配はありません。

マイオブレースを使い、口や姿勢のトレーニングをしながら、お子様の歯並びが悪くなる原因を治療していきます。
マイオブレースは、お子様が本来持っている正しい歯並びを促進するだけでなく、呼吸改善などの健康面でも大きなメリットがあります。
マイオブレースは、まず間違ったクセや習慣を改善することから始めます。

マイオブレースの使用方法

ワイヤー矯正とは異なり、1日のうち日中に1時間、夜間寝ている間とトレーニング時に使用します。
マイオブレースは、悪い習慣を改善できるようにデザインされており、お子様の年齢や顎の発育、口の状態に合わせて、使い分けができます。
永久歯が正しい位置に自然に生えるように導くことで、歯並びを良くしていきます。
正しい呼吸の練習から始め、次に舌の動きや嚥下(飲み込み)、そして口唇の筋力トレーニングへと進んでいきます。
1ヶ月に一度の来院でトレーニングの成果をチェックし、上達が認められた場合には次のステップへと進んでいきます。
マイオブレース治療は、矯正治療の新たな選択肢として、口腔習慣や姿勢の改善を通じてお子様の自然な発育を促し、美しい歯並びを実現することを目指しています。
そのため、当院では患者様に最適な治療法を提供し、健康的な口腔環境と美しい歯並びの実現に努めています。
私たちはお子さんの歯並びの悪さの原因から矯正します。

マウスピースによる矯正
インビザラインファースト

マウスピースによる矯正インビザラインファースト

矯正治療は、先述の通り、1期治療と2期治療に分けられます。
1期治療は、成長期に行われ、2期治療は、永久歯の歯並びを整える本格的な治療です。
これまでのマウスピース型矯正装置は、2期治療や永久歯列がほぼ完成している時期からしか使用することができませんでした。
しかし、「インビザライン・ファースト」という小児向けマウスピース型矯正システムが開発され、混合歯列前期(上の前歯が生え始める時期)から使用が可能となりました。
6歳奥歯が生えていて前歯が2/3生えている場合、約1年半の治療期間を目安に、定期的にマウスピースを交換しながら歯列を矯正していきます。
7歳から9歳くらいが対象年齢です。

インビザラインファーストとは

インビザラインファーストは、アメリカのアラインテクノロジー社が開発した小児用のマウスピース型矯正治療システムです。
アラインテクノロジーは1999年にアメリカで大人のマウスピース矯正であるインビザラインを開発しました。
透明で見えない取り外し可能なマウスピース矯正治療は世界中に広まり、多くの患者が治療を受けています。
もともとインビザラインは大人向けのマウスピース矯正治療だったのですが、インビザラインファーストとして子供向けのマウスピース矯正治療が開発されました。
2019年からスタートしている矯正方法で、非常に新しい矯正治療方法です。

インビザラインファーストの主な特徴

透明で目立たないデザイン
通常のワイヤー式矯正装置とは異なり、透明なマウスピースは装着していても目立たず、周囲にほとんど気づかれません。
歯を抜かないで済む場合が多い
歯並びの悪さは骨と歯の大きさ、顎の大きさが合っていないことが原因の一つです。
成長期の子供の場合は成長を利用して矯正するので、歯を抜かないで治療が可能です。
食事の際に取り外し可能
飲食時にはマウスピースを外すことができるため、矯正治療中でも好きなものを食べることができ、飲食に制限がありません。
むし歯リスクを増加させない
取り外し可能なため、通常通り歯磨きができます。
また、定期的に次のマウスピースに交換するため、衛生的でお手入れが簡単です。
遊びやスポーツに適している
薄く滑らかなマウスピースは歯にフィットし、違和感がほとんどありません。
そのため、スポーツやクラブ活動、楽器の演奏にも支障がほとんどありません。
歯列の拡大が可能
顎の発育期に装着するタイプのため、歯並びを整えると同時に、将来的に歯がきれいに並ぶよう歯列を拡げることができます。
治療後のシミュレーションが可能
専用の口腔内スキャナーを使用して治療前の歯並びをスキャンすることで、治療後の歯並びのシミュレーションを治療前に確認することができます。
痛みが非常に少ない
一般的なワイヤーでの矯正治療に比べて、痛みが非常に少ないというメリットがあります。
インビザラインは歯肉や唇に当たっても、ほとんど痛くありません。
また、ワイヤーに比べても薄いので違和感も少ないです。

以上が、「インビザライン・ファースト」を使用したマウスピース矯正治療の詳細となります。
歯並びの悩みを抱えるお子さんには、この方法が一つの選択肢として検討されるでしょう。

インビザラインファーストの注意点

自由診療
インビザラインファーストは保険を使用することができません。自由診療となります。
治療開始の年齢が決まっている
インビザラインファーストは適応年齢が決まっている(7歳~9歳程度)ため、治療開始のタイミングが遅れてしまうと適応できません。
毎日20時間以上装着する必要あり
インビザラインファーストは1日20時間以上装着しつづける必要があります。
装着時間をしっかり確保しないと治療効果を薄くなります。

ビムラー矯正

ビムラー矯正

ビムラー矯正とは主に子供に使う取り外し式矯正装置です。
顎が狭くて歯がガタガタしている場合、出っ歯や噛み合わせが深いなどの場合に子供の成長を利用して歯が並ぶスペースをつくり、できたスペースに歯を並べる治療法です。

子供の時に床矯正をすることによってブラケット矯正をしなくてもよくなったり、抜歯をする矯正をしなくてもよくなる可能性が高まります。

ただし、全てが床矯正で治るわけではなく、ブラケット矯正や抜歯が必要となることもあります。
ビムラー矯正の装置には、主に側方拡大型装置、前方拡大型装置、閉鎖型装置に分かれます。

症例に応じて、側方拡大型装置や前方拡大型装置をいくつか使用することで歯が並ぶスペースをつくった後に、閉鎖型装置と機能訓練を行うことで歯をきれいに並べるイメージです。

ただし、取り外しがいつでもできるため、ご家庭での装着や使用がうまくできないと、治療の成果は正しく出ません。
この点がとても問題になる点ですが、当院の指導通りにご家庭で頑張っていただくしかありません。

また、しっかりと噛ませるためには筋機能訓練も必要となります。
らいふ歯科クリニックでは、“園児~小学生”に主に勧めています。
症例によって、床装置の数が増えますので、治療費も増額していきます。

こども歯並び矯正 Q&A

Q何歳から始められますか?
A治療開始は乳歯のみの時期からでも開始は可能ですが、矯正装置の使用法を守ってもらう点からいうと6歳以降での治療開始が望ましいです。
実際の年齢とは関係なく、生え変わりにはかなり個人差がありますので、5歳になりましたら診せていただくことをお勧めします。
その段階で、今後の歯並びについてご説明します。
Q治療費はいくらですか?
A年齢や歯並びによって変わりますが、およそ¥280,000~¥480,000(税込)となっております。
Q相談料はかかりますか?
A初回相談料は無料となっております。2回目の相談料は¥5,500(税込)となっております。
Q誰でもできますか?
A矯正治療は、1つの方法だけでは対応ができないこともあります。
当院では、マイオブレース矯正、床矯正、ブラケットワイヤー矯正、マウスピース矯正(インビザライン®)など様々な矯正法を行っておりますので、外科的な矯正治療が必要な場合以外には対応可能となっております。
患者さんの歯並びの状態やご希望に合わせて治療法を選択しております。
QⅡ期治療を始めるのに最適な時期は?
A親知らずを除いた一番奥歯が生え始める時期(12歳くらい)が最適な時期です。
Q歯並びは治さないと駄目ですか?
Aダメとは言いにくいので、歯並びが良い場合のメリットをお伝えしたいと思います。
歯並びが良いと、血流が良くなり、血液中の酸素が体の隅々まで運ばれます。
すると酸素不足になりにくいので、集中力が持続しやすくなります。
これは、何をするにもとても重要な要素となると思います。また、筋力も当然アップしますので、体力的にも優位になります。
これらのことからも、子供のうちに歯並び矯正するとしないでは、中学生、高校生、大学生、社会人と進んでいくなかで、その後の人生が大きく変わるとはっきり言えます。
この点から、らいふ歯科クリニックではこどものうちに歯並び矯正をすることを強くお勧めします。

矯正専用フリーダイヤル

矯正専用のフリーダイヤルを
開設しました。
矯正治療についての相談は
こちらへお電話ください。

0120-876190
(ハナラビキレイ)

医療費控除について

医療費控除は、医療費がたくさんかかった場合に税金が戻ってくる制度で、歯科治療にかかる医療費も、もちろんこの対象になります。
医療費控除は、医療費が戻ってくるのではなく、1年間に支払った医療費の自己負担額の合計が10万円を超えた場合(例外あり)に、払いすぎた所得税が還付される制度です。
歯科治療には、医療費控除の対象となるものと、ならないものがあり、最終的な判断は所轄の税務署が行います。

医療費控除の対象になる歯科治療費

セラミックや金などの保険外治療・インプラント治療や保険外の入れ歯・かみ合わせと治すための歯並び矯正・治療のための通院費 (交通機関を利用した場合)

医療費控除の対象にならない歯科治療費

一般的に支出される水準を著しく超えると認められる、特殊で高価な材料を使った治療・容貌を美しくするための歯列矯正
通院費は、治療する本人が通院のために使う交通費ですが、小さな子どもに付き添いが必要な場合は、付添人の交通費も通院費に認められます。診察券などで通院した日を確認できるようにして、金額、交通機関、理由などを記録しておきましょう。
通院費として認められるのは、電車、バスなど交通機関を利用した場合に限られ、自家用車で通院した場合のガソリン代や駐車場代は医療費控除の対象になりません。不明点や疑問点は、地域の税務署に相談すると詳しく教えてくれます。

医療費控除のために必要な手続き

医療費控除を受けるためには、毎年2月16日~3月15日の確定申告期間に、以下のものをそろえて地域の税務署に行き、確定申告書を提出する必要があります。

ローンやクレジットを使用する場合の医療費控除

ローンやクレジットは、患者が支払うべき治療費を信販会社が立て替えて払い、その立て替え分を患者が分割で信販会社に返済していくもので、信販会社が患者の治療費を立て替えて払った年(歯科ローン契約が成立したときや、クレジットカードを利用して支払ったとき)の医療費控除の対象になります。
※金利や手数料相当分は医療費控除の対象になりませんのでご注意ください。

高額療養費と医療費控除

「高額療養費」は、医療費が著しく高額になった場合に、所得に応じて設定される自己負担限度額を超えた医療費を、健康保険から支給してもらえるしくみです。
これを受けるためには保険治療であることが条件で、歯科の自由診療は対象になりません。
ですから、矯正治療についていえば、自由診療なら医療費控除の対象、保険治療なら高額療養費の対象であることが検討できます。

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