歯を失った患者様へ
歯を失った時に歯の機能を回復する方法には、入れ歯やブリッジ、インプラント治療などがあります。それぞれの治療法の特徴をしっかりと理解し、ご自身の希望にもっとも合う治療法を選びましょう。
当院ではお電話でのご相談もお受けできますので、ご検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
こちらでは当院で扱う入れ歯の種類や特徴についてご説明します。
当院で扱う入れ歯の種類
レジン床義歯の特徴
ノンクラスプ入れ歯
ノンクラスプデンチャーとは、金属のバネを使用しない部分入れ歯です。通常の部分入れ歯と比べて、機能性や見た目の美しさに優れています。
- ◎特徴
- 1.金属のクラスプが無いため、審美性に優れています
- 2.割れにくい、変色しにくい、優れた耐久性
- 3.軽くて違和感のない、やさしい付け心地
- 4.新技術設計ノンクラスプ義歯素材「アルティメット」を使用しています
精密義歯
HILLA SYSTEM を用いた患者さん個別のオーダーメイドの入れ歯です。顔の細部を計測し、動かない噛める入れ歯を作ります。
精密で、精巧な入れ歯ですので、変色や入れ歯のにおいなどが発生しにくく、優れた耐久性があります。
入れ歯治療を受けた後の注意点
入れ歯は保険適用のもの、自費診療のものに関わらず、作製後は積極的に使って身体に慣れさせる必要があります。せっかく作製した入れ歯も積極的に使用しないと、いつまでも口に合わず、食事をうまく取ることもできません。
入れ歯を自分の身体の一部分として使いこなしていくためにも、入れ歯作製後はお口に早く馴染むように積極的に入れ歯を使っていきましょう。
医療費控除について
医療費控除は、医療費がたくさんかかった場合に税金が戻ってくる制度で、歯科治療にかかる医療費も、もちろんこの対象になります。
医療費控除は、医療費が戻ってくるのではなく、1年間に支払った医療費の自己負担額の合計が10万円を超えた場合(例外あり)に、払いすぎた所得税が還付される制度です。歯科治療には、医療費控除の対象となるものと、ならないものがあり、最終的な判断は所轄の税務署が行います。
- ・医療費控除の対象になる歯科治療費
セラミックや金などの保険外治療・インプラント治療や保険外の入れ歯・かみ合わせと治すための歯並び矯正・治療のための通院費
(交通機関を利用した場合) - ・医療費控除の対象にならない歯科治療費
一般的に支出される水準を著しく超えると認められる、特殊で高価な材料を使った治療・容貌を美しくするための歯列矯正
通院費は、治療する本人が通院のために使う交通費ですが、小さな子どもに付き添いが必要な場合は、付添人の交通費も通院費に認められます。診察券などで通院した日を確認できるようにして、金額、交通機関、理由などを記録しておきましょう。
通院費として認められるのは、電車、バスなど交通機関を利用した場合に限られ、自家用車で通院した場合のガソリン代や駐車場代は医療費控除の対象になりません。不明点や疑問点は、地域の税務署に相談すると詳しく教えてくれます。
- ・医療費控除のために必要な手続き
医療費控除を受けるためには、毎年2月16日~3月15日の確定申告期間に、以下のものをそろえて地域の税務署に行き、確定申告書を提出する必要があります。 - ・ローンやクレジットを使用する場合の医療費控除
ローンやクレジットは、患者が支払うべき治療費を信販会社が立て替えて払い、その立て替え分を患者が分割で信販会社に返済していくもので、信販会社が患者の治療費を立て替えて払った年(歯科ローン契約が成立したときや、クレジットカードを利用して支払ったとき)の医療費控除の対象になります。
※金利や手数料相当分は医療費控除の対象になりませんのでご注意ください。