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インビザライン矯正前や矯正中に虫歯になったらどうしたらいい?


インビザライン矯正中の虫歯について考える人

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

「インビザライン矯正前に虫歯になったけど、このままインビザライン矯正をはじめられる?」「インビザライン矯正中に虫歯になったらどうしたらいい?」など、お悩みの方もいるでしょう。

今回は、インビザライン矯正前や矯正中の虫歯について解説します。ぜひご覧ください。

インビザラインとは?

インビザライン治療をする人

インビザラインは、アメリカに本社のあるアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正のブランドです。日々研究をおこなって、より良いマウスピースになるように改良を続けています。

インビザラインは、1997年に開発されました。アメリカでは1999年から治療が始まっており、ヨーロッパでは2001年頃に普及しました。日本では、2006年頃に治療が始まっています。

インビザラインは世界100か国で1400万人以上の方が受けている治療です。治療を受けた方のデータをもとに、研究を続けていることが特徴です。

インビザラインは、どこの歯科医院でも治療を受けられるわけではありません。なぜなら、ワイヤー矯正とは違った知識や経験が必要になるからです。

インビザライン矯正前に虫歯になったら

虫歯

インビザライン矯正前に虫歯になった場合、虫歯の治療を先におこないます。虫歯は放置しても自然に治るものではないため、インビザライン矯正を先にやり始めると虫歯が悪化する可能性があるからです。早期発見・早期治療できれば、歯の寿命を延ばすことにも繋がります。

虫歯治療を優先しておこなうと、歯を削る量が大きくならずに済むでしょう。

早期に治療を開始できれば、削った場所にコンポジットレジンを詰めて固めるだけで治療が完了します。基本的には、1回の通院で終了するでしょう。

また、歯の形やサイズが大きく変わることはありません。マウスピースの作成が終わっていても、そのまま使用できる可能性が高いです。

虫歯治療を後回しにしたら

虫歯治療を後回しにして、インビザライン矯正を始めると、ほぼ確実に悪化します。唾液には自浄作用や殺菌作用がありますが、マウスピースと歯が密着しているとそれらの作用を十分に受けられません。

虫歯や歯周病になりやすく、進行が早くなる可能性があるでしょう。

インビザライン矯正を優先して虫歯が悪化すれば、最終的には神経を取ることになるでしょう。神経を取った歯はもろくなり、寿命が短くなるのです。

また、虫歯が大きくなってから治療すると、歯を大きく削らなければなりません。1日では治療が完了しない可能性もあります。

歯を大きく削った場合、マウスピースが合わなくなるかもしれません。

インビザライン矯正中は虫歯になりやすい?

インビザライン矯正中は虫歯になりやすいか考える人

インビザライン矯正中は、虫歯になりやすいです。上述しましたが、唾液の作用を受けられなくなるためです。

そのため、マウスピースや口腔ケアを怠らないようにしましょう。

インビザライン矯正中に虫歯になりやすいところ

インビザライン矯正中に虫歯になりやすい箇所は、歯が重なっているところや、親知らずの裏側、歯と歯のスキマです。

インビザライン矯正では歯を全体的にマウスピースで覆うため、汚れたマウスピースを装着すると虫歯になりやすいでしょう。口臭の原因にもなります。

インビザライン矯正中に虫歯になったらどうしたらいい?

虫歯治療

インビザライン矯正中に虫歯にならないように注意していても、虫歯ができることがあります。インビザライン矯正中に虫歯になったときの対処法は、以下のとおりです。

併行して治療を進める

インビザライン矯正中に虫歯になった場合、矯正治療を続けながら虫歯の治療を行える場合があります。例えば、小さな虫歯であれば矯正治療を中断せずに処置できるでしょう。

小さな虫歯で削る量が少なく、大きく歯の形が変わらない場合は、インビザライン矯正を続けながら治療可能です。

インビザラインのマウスピースを取り外して治療し、治療が完了したら装着します。

応急処置を行って矯正後に治療する

インビザライン矯正の進行度によっては、応急処置を行って矯正後に虫歯治療をするケースもあるでしょう。もうすぐ矯正治療が終わるタイミングで選択されることがあります。

ただし、治療を行わないからといって、放置しても問題ないというわけではありません。矯正治療が終わって虫歯治療できる状態になったら、迅速に治療する必要があります。

矯正を中断して虫歯を治療する

虫歯の状態が深刻な場合、インビザライン矯正を一時的に中断して虫歯の治療に専念します。上述しましたが、虫歯を放置しても治ることはないので、悪化を防ぎ改善することを最優先に考えなければなりません。

矯正治療を中断すると最終的な歯並びの仕上がりに影響を及ぼす可能性はありますが、虫歯で歯を失っては意味がないでしょう。ご自身の歯を健康な状態で残すために、虫歯治療を優先します。

虫歯治療後、歯の形状が変わっておりマウスピースが合わない場合は、マウスピースの再作成を行います。

インビザライン矯正中の虫歯を予防するためには

歯磨きする女性

インビザライン矯正中に虫歯になると治療計画どおりに歯を移動させるのが難しくなります。虫歯を予防する方法は、以下のとおりです。

丁寧にブラッシングをおこなう

丁寧なブラッシングで口内を清潔に保ちましょう。ブラッシングの仕方に自信のない患者さまは、歯科医院でブラッシング指導を受けると良いでしょう。

フッ素が配合された歯みがき粉を使う

虫歯予防で有名なフッ素には、歯を強くする働きがあります。そのため、インビザライン矯正中はフッ素入りの歯みがき粉を使用するとよいでしょう。

高濃度フッ素入り歯みがき粉は、歯科医院で購入できます。近年ではドラッグストアでも販売されていますので、ぜひ探してみてください。

デンタルフロスや歯間ブラシを使う

歯みがきだけでは、細かいスキマの汚れを落とすのは難しいです。ブラッシングにプラスして、デンタルフロスや歯間ブラシを併用しましょう。

デンタルフロスは初心者向けのホルダータイプと、経済的なロールタイプがあります。患者さまに合ったものを使用してください。

歯間ブラシを使うときは、サイズがいくつかあるため適切なものを選びましょう。ご自身に合ったものを使用すると汚れを落としやすく、歯ぐきへの負担が小さいです。

歯間ブラシのサイズをご自身で選ぶことが難しければ、歯科医院で相談してください。

アタッチメント周辺を丁寧にブラッシングする

アタッチメントは、インビザライン矯正中に歯の表面に付ける突起のことです。アタッチメントの周辺は汚れが溜まりやすいので、つけている場合は丁寧に磨きましょう。

歯並びが悪いところや親知らずに汚れを残さない

歯並びが悪く、歯と歯が重なっているところや親知らずの裏側は、特に汚れが残りやすいです。ブラッシングしにくい場所でもあるので、タフトブラシを使うと清潔に保ちやすいでしょう。

まとめ

インビザライン矯正をする女性

インビザライン矯正前に虫歯をみつけたら、矯正治療開始前に治しましょう。インビザライン矯正だけではなく、歯列矯正は長期にわたっておこないます。

虫歯を放置してインビザライン矯正を始めると、虫歯が悪化するでしょう。神経を取らなければならなくなるケースもあります。

インビザライン矯正中に虫歯になった場合の対応は、患者様の状態によって異なります。虫歯が軽度な場合は、矯正と併行して虫歯治療を行うでしょう。

虫歯が進行している場合は、矯正を中断しなければならないかもしれません。そのため、虫歯は予防することが重要です。 インビザライン矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。