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マウスピース矯正中でも外食を楽しむために!外食時の注意点を解説


マウスピースを持って笑顔を見せる女性

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

マウスピース矯正は、目立ちにくく装置の取り外しも可能なため、ライフスタイルに合わせて治療を進めやすい点が大きな魅力です。

しかし、矯正中の外食では気をつけるべきことが多くあります。友人との食事会や仕事の会食など、日常の中で外食を楽しむ機会は多く存在します。そんなときに「マウスピース矯正をしているから」と消極的でいては、せっかくの時間も心から楽しめないでしょう。

この記事では、マウスピース矯正中の外食に関して、注意点や持ち歩きたい便利アイテム、マウスピースの適切な扱い方などを解説していきます。マウスピース矯正中でも安心して外食を楽しむためのヒントを得たい方は、ぜひ参考にしてみてください。

マウスピース矯正中の外食時に注意すべきこと

マウスピース矯正中の外食時に注意すべきことを伝えるイメージ

外での食事は、誰かと過ごす楽しい時間でもあり、生活の一部でもあります。

しかし、マウスピース矯正中は自由に飲食できないため、外食時には工夫が必要でしょう。矯正装置に悪影響を与えないようにしながら外食を楽しむためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。

以下では、マウスピース矯正中の外食で気をつけるべき具体的な注意点について解説していきます。

必ずマウスピースを外してから食事をする

マウスピース矯正では、食事の際に必ず装置を外すことが基本です。装着したまま食べると、マウスピースが破損したり変形したりするおそれがあるためです。また、色の濃い食べ物や熱い料理を口にすると、劣化を早める可能性もあります。

どんなに軽食であっても、マウスピースを外すことを徹底しましょう。

食事の前後は衛生管理に注意する

マウスピースを取り外す際や装着する際には、手洗いやマウスピースの清潔さにも気を配る必要があります。特に、外出先では手指の衛生が不十分になりがちなため、ウェットティッシュや除菌スプレーなどを活用するとよいでしょう。

また、食後すぐにマウスピースを再装着する場合は、口内を清潔に保つために歯磨きやうがいを行いましょう。マウスピースの内側に食べかすや糖分が残っていると、虫歯や口臭の原因になるおそれがあります。

滞在時間を意識して装着時間を確保する

マウスピース矯正では1日20〜22時間以上の装着が推奨されています。外食によってこの時間が大幅に短くなると、矯正効果が下がることになります。

外食に出かける際は、あらかじめ食事時間を把握し、滞在時間が長引きそうな場合は余裕を持って対応できるようにしましょう。メニュー選びや注文のタイミングにも配慮し、スムーズに食事を済ませる工夫が大切です。

マウスピース矯正中の外食時にあると便利なアイテム

マウスピース矯正中の外食時にあると便利な携帯歯ブラシセット

マウスピース矯正中に外食を楽しむためには、あらかじめ必要なアイテムを準備しておくことが大切です。突然の外出や、旅行先での食事でも慌てず対応できるように、普段から持ち歩ける便利グッズを活用しましょう。

マウスピース専用ケース

取り外したマウスピースを一時的に保管するための専用ケースは、外食時には必須のアイテムです。ティッシュやナプキンに包んでテーブルに置いたりそのままカバンに入れたりすると、誤って捨てるおそれがあります。

専用ケースであれば通気性も良く、落としても破損しにくい設計になっているものが多いため、安心して持ち運べます。

携帯歯ブラシセット

食後にマウスピースを装着する前にはできるだけ歯磨きをすることが望ましいため、携帯用の歯ブラシやミニ歯磨き粉を持参すると便利です。コンパクトに折りたたんで持ち歩ける歯ブラシセットは、外食後すぐに使えるうえ、荷物にもなりにくいのが利点です。

マウスウォッシュや携帯用洗口液

どうしても歯磨きが難しい場合の代替として、マウスウォッシュを携帯しておくと安心です。口内の汚れや食べかすを簡単に洗い流せるため、ある程度、口腔内を清潔に保つことができます。

ウェットティッシュや除菌シート

外出先では手を洗える場所が限られることもあるため、ウェットティッシュや除菌シートも忘れずに持っておきたいアイテムです。マウスピースの取り外しや歯ブラシの使用前に手を拭いておくことで、衛生的にケアができます。

マウスピースを外すタイミングと保管方法

外食先でマウスピースを外す女性

マウスピース矯正中の外食では、いつ外すか、どのように保管するか悩む方が多いです。タイミングを誤ると不衛生になったり、周囲に気を遣わせたりすることもあります。また、保管方法が適切でないと、マウスピースが劣化する恐れもあるでしょう。

トラブルを避けるためにも、外すタイミングと保管のマナーについて、あらかじめ理解しておきましょう。

人目を避けて取り外す

外食時にマウスピースを外す場合は、なるべくトイレや個室など、人目のつかない場所で行うのがマナーです。食事の席で口に手を入れて外す動作は、周囲に不快感を与える可能性があるため、できるだけ控えるようにしましょう。

また、鏡がある場所で外せば、装置の落下や破損も防ぐことができます。衛生面を考慮して、手を洗ってから取り外すのが理想です。

食事前にトイレで事前に外しておく

飲食店に入る前や席に着く前に、あらかじめトイレでマウスピースを外しておくとスムーズです。メニューを選ぶ前に外しておけば、周囲を気にすることなく会話や食事を楽しめます。

専用ケースに入れて保管する

取り外したマウスピースは、専用のケースに収納するのが基本です。紙ナプキンに包んでテーブルに置いておくと、誤って捨てたり、破損の原因になったりすることがあります。

また、ケースに収納する際には、水分を軽く拭き取ってから入れると雑菌の繁殖を防ぎやすくなります。ケースはバッグの中でも取り出しやすい位置に入れておくと便利です。

予備のマウスピースやケースも用意しておく

予備のマウスピースや空の専用ケースを持ち歩くと、万が一の紛失時にも安心です。特に、旅行や長時間の外出の際には、バッグやポーチの中に予備を入れておくとトラブル回避につながります。

また、予備の専用ケースもあると衛生的に使い回すことができ、状況に応じた対応がしやすくなります。

どうしても食後に歯磨きできないときは?

食後にマウスウォッシュでケアをする女性

マウスピース矯正中は、食後に必ず歯を磨いてから再装着するのが理想ですが、外出先や忙しいシーンではどうしても歯磨きができないこともあります。

しかし、そのままマウスピースを装着すると、虫歯や口臭の原因になりかねません。そんな時でも、できる限り口腔内を清潔に保ち、矯正治療を順調に続けるための対策を知っておくと安心です。

うがいだけでもしっかりと行う

歯磨きが難しい状況では、まずはしっかりと口をゆすぐことが大切です。水だけでも構わないので、食べかすや糖分を口内から洗い流すように、複数回うがいをしましょう。食後すぐにうがいをすることで、虫歯のリスクを軽減できます。

食事内容を工夫する

どうしても歯磨きができないことが予想される場合は、食事内容を工夫するのも一つの方法です。糖分や粘着性の高い食べ物は避け、できるだけ歯に残りにくい食材を選ぶようにしましょう。

例えば、サラダやスープなど、口内に食べかすが残りにくいメニューを選ぶと、その後の処理も簡単になります。食事の内容を意識することで、トラブルのリスクも抑えられます。

携帯アイテムを活用して衛生を保つ

携帯用のデンタルフロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュは、歯磨きができないときの強い味方です。これらを活用すれば、最低限の汚れを取り除くことができ、マウスピースの再装着に対する不安も軽減されます。

外出時には、こうしたアイテムをポーチなどにまとめて持ち歩いておくと、急な予定変更にも柔軟に対応できます。

まとめ

友人と外食を楽しむマウスピース矯正中の女性

マウスピース矯正中でも、工夫次第で外食を十分に楽しむことはできます。重要なのは、矯正治療のルールを理解したうえで、衛生面や装着時間の管理を怠らないことです。外食時に注意すべきポイントや持ち物を事前に把握しておけば、急な外出でも慌てず対応できるでしょう。

マウスピースの取り扱いや歯磨きが難しい場面での対処法を知っておくことで、治療と日常生活の両立がしやすくなります。矯正中の生活に自信を持ち、食事の時間も安心して過ごせるよう、ぜひ今回紹介したポイントを実践してみてください。

マウスピース矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。

当院のホームページはこちらWeb予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。