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インビザラインのアタッチメントについて Q &Aで詳しく解説


こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

当院では、透明で目立ちにくいマウスピースを装着する「インビザライン・ファースト」という小児向けマウスピース型矯正システムを採用しています。7歳から10歳くらいが対象年齢です。

インビザラインは、歯並びの状況によって「アタッチメント」と呼ばれる小さい出っ張りを歯の表面に取り付けます。アタッチメントには、①マウスピースと歯を密着させる②歯を動かすための力を歯の根元まで伝える、という大切な役割があります。マウスピースとは異なり、自分で着脱はできません。
今回は、インビザラインのアタッチメントについて、Q&A形式で詳しく解説していきます。

Qアタッチメントは目立つの?

Aアタッチメントは天然の歯と似た色の素材を使っているので、とても目立ちにくいです。インビザラインのアタッチメントには何種類かの色があり、患者様の歯の色に近い色を選ぶことができます。

Qアタッチメントを着けたままで飲食はできる?

Aアタッチメントは自分で着脱できないため、着けたままで飲食ができます。マウスピースと異なり、ワインやコーヒーなど色の濃い飲み物を飲んでもほぼ着色しません。お餅やキャラメルなど歯にくっつく食べ物、おせんべいなど硬い食べ物は、出来るだけ避けてください。アタッチメントに用途外の力がかかって、外れてしまうリスクがあります。

Qアタッチメントは外れないの?

Aアタッチメントは、専用の接着剤で歯の表面にくっつけているので簡単には外れないようになっています。稀に、マウスピースの着脱時にアタッチメントが引っかかって外れてしまうことがあります。正しい手順と異なる着脱をした場合に外れやすいので、気をつけましょう。アタッチメントが外れてしまった場合は、歯科医院へなるべく早く連絡しましょう。歯の移動に影響がある箇所の場合は付け直す必要があります。すでに役割を終えたアタッチメントであれば、取れたままでも問題ないです。

Qアタッチメントを飲み込んでしまったけど大丈夫?

Aアタッチメントが外れて、万が一飲み込んでしまっても、体外に排出されるので心配しなくて大丈夫です。外れてしまったことについては、歯科医院へなるべく早く連絡しましょう。

Qアタッチメントをつけたら痛みがある場合はどうしたらいい?

Aアタッチメントをつけると、つけていない時よりマウスピースが密着するので、違和感や痛みを感じる場合があります。大抵の方は、翌日か翌々日には慣れて平気になります。それ以上痛みや違和感が続く場合は、歯科医院へ相談しましょう。

Qアタッチメントがついているとマウスピースの着脱の操作はむずかしい?

Aアタッチメントがない時と比較すると、歯に突起物がついている分、マウスピースの取り外しが難しくなります。無理矢理外すとマウスピースが割れてしまう可能性があるので、片方の奥歯の側から優しく広げて取り外してください。付ける時は、前歯の側から両手を使ってゆっくりとはめましょう。

Qアタッチメントがついている時の歯の磨き方は?

Aアタッチメントの周りは、食べカスや歯垢が溜まりやすく、さらに歯ブラシの毛先をしっかり当てることが難しいです。慣れるまでは鏡で歯ブラシがしっかり当たっているか確認しながら、丁寧に磨きましょう。

ブラッシング方法

歯の表面とアタッチメントの境目に歯ブラシの毛先を斜め45度に当てて、小刻みに優しくブラッシングしてください。ゴシゴシ強く擦ると、アタッチメントが外れるリスクがあります。また、アタッチメントのところだけ集中的に磨くのではなく、お口の中全体をバランスよく丁寧に磨きましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アタッチメントは、インビザラインがしっかりと効果を発揮するために必要なものです。小さなお子様がインビザラインでアタッチメントを取り付けた際は、親御様が仕上げ磨きの時に磨き残しがないか気をつけてあげてください。

お子様の矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。お子様大好きなスタッフが、笑顔でお迎えします。歯医者さんが苦手な子も、当院へは楽しんで通ってくれています。