直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科はらいふ歯科クリニック

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    歯並びやかみ合わせの治療を
    行なっていくことで、
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1歳から3歳までの子供が歯磨きを嫌がるのはどうして?

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。
「毎日、子供が歯磨きを嫌がって、なかなかお口を開けてくれません。他の子もこんなにぐずるんですか?」「何歳まで歯磨きを嫌がるのは続くんですか?」「歯磨きを好きにさせるには、どうしたらいいでしょう?」親御さんから、このようなご質問をいただくことがあります。実際、お子さんの歯磨き嫌いを悩んでいる親御さんは、とても多いです。今回は、お子さんが歯磨きを嫌がる理由や対策方法をご紹介します。

0歳〜3歳児が歯磨きを嫌がる理由は?

小さい子供が歯磨きを嫌がるのは、お口の中の感覚がとても敏感だからです。お口に触れられることに慣れていないので、ガーゼや歯ブラシがお口の中に入ってくると、びっくりして嫌がってしまうのです。他にも、以下のような理由で嫌がることがあります。

・歯磨きをする時の体勢が苦手
・自分でブラッシングしたいのに、歯ブラシを取られてしまうのが気に入らない
・歯ブラシの質感に違和感がある
・親御さんのブラッシングが強すぎて痛い
・遊んでいるから歯磨きで邪魔されたくない
・イヤイヤ期

お子さんの多くが歯磨きを嫌がります。親御さんは、焦ったり不安に感じたりしないで、お子さんに歯磨きにゆっくり慣れてもらうようにしましょう。磨き残しがあってはいけないという気持ちから、つい力を込めて磨いてしまいがちですが、優しく表面を撫でるようにブラッシングしましょう。また、親御さんが自分の歯を強い力で磨く癖があって、お子さんの歯も強く磨いてしまうケースがあります。お子さんは痛がらないように、優しく磨くように心がけましょう。

何歳まで歯磨きを嫌がる?

毎日歯磨きを嫌がられて、辛い気持ちになってしまう親御さんも多いかと思います。どんなに嫌がるお子さんでも、毎日歯磨きをしていれば、3歳頃には慣れて嫌がらなくなります。個人差はありますが、歯磨きを嫌がる期間に終わりはあるので、安心してください。
まずは「お子さんを歯ブラシに慣れさせる」ことがとても重要です。お子さんが持ちたがったら歯ブラシを持たせてみたり、自分から洗面台に行く習慣をつけてみたりなど、歯磨きを毎日のルーティーンとして受け入れてもらうように工夫してみましょう。

0歳〜3歳児が歯磨きを嫌がる場合の対策方法

歯磨きに慣れることから始める

先ほど、歯磨きを嫌がる理由を、お口の感覚がとても敏感で歯ブラシやガーゼの感触に慣れておらず、びっくりして嫌がってしまう、とお伝えしました。まずは、歯磨きに慣れてもらうことから始めましょう。お子さんに歯ブラシを渡して遊ばせてみたり、歯ブラシでお口周りに触れてみたりすることで、少しずつ「歯磨き」というものへの違和感をなくしていくことができます。

歯磨きの頻度を増やしてあげる

もし1日1〜2回しか歯磨きをしていないのであれば、歯磨きの回数を増やすのも効果的です。そのたびに仕上げ磨きをする必要はありません。親御さんによる仕上げ磨きは就寝前に行って、それ以外の歯磨きはお子さん自身が歯ブラシを持って磨くだけで問題ないです。お子さん自身の歯磨きだけではきれいには磨けませんが、慣れてもらうために行っている歯磨きなので、そこは気にしなくて大丈夫です。

マネをさせてみる

子供は1歳くらいから自我を芽生え始めて、親の真似をしたがります。この「真似したがり」を活用するために、親御さんがお子さんに歯磨きしているところを見せてあげましょう。お子さんが真似したがったら、歯ブラシを渡して、一緒に歯磨きをしてみてください。

また、お子さんに親御さんが日常的に歯磨きを見せることは、習慣化に繋がります。親御さんがしていないことはお子さんもしないので、朝、夜、食後など歯磨きのタイミングで、親御さんも一緒に歯磨きを行って習慣化しましょう。

ごっこ遊びをしたり大げさに褒めたりして盛り上げる

ごっこ遊びでは、お子さんの好きなぬいぐるみに仕上げ磨きをして見せたり、お子さんに親御さんの歯磨きをしてもらったりするのが効果的です。

他にも、お子さんが好きな遊びをしながら歯を磨くことで、歯磨きは楽しいものだと覚えてもらえれば、スムーズに歯磨きをすることができます。また、お子さんがぐずらずに歯磨きできたら、オーバーリアクションで褒めてあげると、お子さんが歯磨きを好きになって歯磨きがしやすくなります。

手鏡を使ってみる

何をされているか分からないから怖い、という理由で嫌がるお子さんも多いです。手鏡を使って、お子さんにお口の中を見せながら歯磨きしてみましょう。「虫歯の菌を追い出してるよ」「とってもきれいになったね」と話しかけてあげてください。

好きなキャラクターや色の歯ブラシを使う

お子さんが好きなキャラクターや色の歯ブラシや歯磨き用のコップを使うのも、効果的です。歯磨きの時間が楽しみになって、自分から進んで歯磨きをしてくれるようになるかもしれません。

味や匂いのある歯磨き粉を使う

大人用の歯磨きの味が苦くて、歯磨きが苦手な場合があります。子供用のストロベリー、グレープ、アップルなどフルーツ系の味がついた歯磨き粉を使いましょう。また、泡立ちが少ないジェルタイプの歯磨き粉がおすすめです。

歯磨き後はしっかりと褒めてあげる

歯磨きが終わったら、たっぷり褒めてあげましょう。歯磨きがお子さんの中で良いものになって、嫌がらなくなります。

1ヶ月に1度の定期検診をおすすめいたします

親御さんが一生懸命仕上げ磨きをしようとしても、お子さんが嫌がってしっかり磨けない日もあるかと思います。また、しっかり磨いたつもりでも、前歯の裏側や奥歯に磨き残しがあったり、見えにくいところがむし歯になっていたりすることがあります。子供のむし歯は進行がとても早く、気付いたときには悪化していることもよくあります。1ヶ月に1度、歯科医院で定期検診を受けましょう。定期検診では、親御さんに仕上げ磨きや生活習慣のアドバイスも行っています。行きつけの歯科医院を作っておけば、お子さんのお口の中の変化に歯科医師がすぐに気づいて対処することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。お子さんが歯磨きを嫌がるのは限られた時期だけなので、親御さんが焦らないようにしましょう。お子さんの気持ちを上手く盛り上げて、歯磨き=楽しい時間だと思ってもらえれば、歯磨きを嫌がらなくなります。

お子さんのお口の中のお困りごとがある方は、ぜひ小児歯科がある当院までご相談ください。子供が大好きなスタッフがお待ちしています。

子どもの歯科検診の適切な頻度は?いつから行くべき?費用や流れを解説

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

子どもの歯科検診は行く必要があるのか、行くとしたらいつなのかという疑問を持たれる方も少なくありません。「子どもの歯はいずれ大人の歯に生え変わるから過度に気にしなくても良いのでは?」と考える方もいます。

しかし、子どものうちから歯科検診を受けて、歯の健康をキープすることが非常に重要です。

本記事では、子どもの歯科検診の重要性や行う内容、費用について詳しく解説します。

子どもの歯科検診の重要性

歯科検診を受けている子ども

子どものうちから歯科検診を受けることが非常に重要です。現在日本では、1歳半と3歳の幼児、そして高校3年生までの全学年の子どもにおいて歯科検診を義務としています。

そのため、地域の市区町村でも1歳半と3歳においては、ほかの検診とともに無料で実施しているケースがほとんどです。

乳歯は抜けるから良いと思われている方もいるかもしれませんが、乳歯だからこそ歯科検診を受けることが重要であると言われています。その理由は次の通りです。

虫歯を早期発見できる

乳歯はやわらかいため、大人の歯よりも虫歯になりやすいといわれています。また、乳歯の初期虫歯は白っぽいことが多く、痛みも起こりにくいことから、進行していても気づきにくいです。5~6か月程度で神経まで達するケースもあるでしょう。

特に乳児が生えそろう3歳くらいになると生活スタイルが多様化し、食事の回数や量が増えるため虫歯になるリスクが高まります。

低年齢のうちに虫歯になると、食べ物が噛みにくくなり、消化不良を引き起こす可能性があります。また、歯並びにも影響を及ぼす可能性があるため、子どものうちから歯科検診を受けて虫歯を早期発見・早期治療することが重要なのです。

歯並びや噛み合わせの状態を確認できる

歯科検診は虫歯の有無だけでなく歯並びや噛み合わせの状態を知るためにも重要です。

低年齢のうちは指しゃぶりや舌の癖によって歯並びが乱れやすいですが、歯科検診で歯並びや噛み合わせの状態を確認できれば、早期に改善できる可能性があります。また、適切なタイミングで歯科矯正を開始できるでしょう。

歯医者への恐怖心を減らすことができる

歯医者を嫌うこどもは多いでしょう。特に初めての歯科診療が虫歯の治療で、痛かったり恐かったりすると歯医者が嫌いになる可能性があります。

歯科検診では痛い処置はしないため、歯医者に対しての恐怖心や苦手意識を払拭できます。虫歯になった場合でも、小さいうちに歯医者に慣れていれば、躊躇なく歯科医師に口の中を見せられるようになり、歯科診療がスムーズに行えるでしょう。

歯医者に慣れるという観点からも、子どものうちから定期的に歯科検診を受けておくことが重要なのです。

子どもの歯科検診ではなにをする?

歯科検診でフッ素塗布をしている子ども

子どもの歯科検診では基本的に、歯や歯茎の状態、歯並び、噛み合わせ、口腔粘膜の異常をチェックします。すべて異常がなければ終了です。また、乳歯が抜けない、歯磨きを嫌うなどの相談にも応じてくれます。

歯科医院によっては以下の処置を行う場合もあります。

フッ素塗布

虫歯予防のためにフッ素を塗布します。フッ素には、歯質を強化し、虫歯の原因菌の活動を抑制する効果があります。歯科検診で行うフッ素塗布は歯面塗布といって歯ブラシや綿棒にのせて歯に直接塗布します。フッ素の効果は3か月程度なので定期的な塗布が必要です。

痛みがないため、子どもでも受けやすい処置といえます。うがいも必要ありません。

シーラント

シーラントとは、虫歯になりやすい奥歯の溝をプラスチックレジンで埋める方法です。虫歯になりやすい歯の溝に行うことで食べかすなどが溜まりにくくなり、虫歯の予防につながります。

シーラントはプラスチックレジンなので強い力が加わると欠けたり取れたりする可能性があります。そのため、定期的に歯科医院を受診して確認してもらう必要があるでしょう。

歯のクリーニング

歯科検診では歯のクリーニングも行います。歯科医院でクリーニングを受けることで、ふだんの歯磨きでは落とせない汚れも除去できます。また、磨き残しの有無についてもわかるため、今後の子どもの仕上げ磨きの参考になるでしょう。

子どもの歯科検診はいつから行くべき?

歯科検診を受ける年齢の子供

子どもの歯科検診に通い始める年齢には決まりはありませんが、歯が生え始めたら歯科検診を受けて良いとされています。そのため、歯が生え始めていれば0歳児でも歯科検診を受けられます。

多くの方が1歳半頃に市区町村で行われる歯科検診をきっかけに歯科通いをスタートする傾向にあるようです。特に、1歳半~2歳半の1年間は虫歯菌への初感染が認められる時期です。

また、人によってはある程度歯が生えてきており歯並びもチェックできるようになる年齢と言われています。このことから、1歳半くらいから子どもの歯科検診をスタートするのが望ましいでしょう。

しかし、子育てが忙しく1歳半で子どもを歯科検診に連れていくことが難しいという方もいるかもしれません。3歳までに歯科検診に通い始めれば、虫歯がない状態で育つ可能性が高いとされているため、遅くとも3歳までに子どもの歯科検診をスタートすることが理想です。

子どもの歯科検診の適切な頻度は?

子どもの歯科検診の適切な頻度イメージ

子どもの歯科検診を受ける適切な頻度は、3~4カ月に1回程度です。子どもの歯は変化が著しく、虫歯になると進行しやすいです。また、3〜4ヶ月程度経過すると、バイオフィルムや歯石が形成されはじめます。フッ素塗布の効果も3~4か月程度といわれています。

そのため、3~4か月に1回の頻度で歯科検診を受けることでお口の健康状態をキープできるのです。

ただし、その子のお口の状態や歯科医院の考え方によって適切な頻度は異なります。検診を受ける頻度については、かかりつけの歯科医院で確認しましょう。

子どもの歯科検診の費用

子どもの歯科検診の費用イメージ

子どもの歯科検診の費用は自治体によって異なるため一概には言えません。地域の医療費助成制度を利用することで、自己負担なしで受けられるところもあります。また、乳児医療証を活用すれば、歯科検診の自己負担はありません。

ただし、歯科検診の自己負担がないところでもシーラントやフッ素塗布をすることで追加の費用がかかるケースもあります。詳しい費用については、歯科医院で確認してください。

子どもの歯科検診の流れ

歯科検診を受けている子ども

子どもの歯科検診ではまず口の中を見て、虫歯の有無や噛み合わせなどをチェックします。このときに付き添いの保護者の方に普段の食生活や歯磨きの仕方、歯について気になることなどを確認します。

虫歯が見つかった場合、その場で治療は行わず、後日改めて治療するケースが多いです。口の中をチェックしたら、クリーニングを行い、歯に付着している汚れを綺麗にします。さらに必要に応じてフッ素塗布やシーラントの処置をして終了です。

子どもを歯科検診に連れていくときの注意点

子どもを歯科検診に連れていくときの注意点イメージ

子どもを歯科検診に連れていく際にはいくつか注意すべきことがあります。子どもを歯科医院に連れて行く際の参考にしてみてください。

歯医者に行く前には飲食をしない

歯医者に行く前、歯を磨けばよいと飲食をしてから行く方もいますが、子どもの場合は歯医者に行く前の飲食は控えましょう。

子どもは口の中に器具を入れられることに慣れていません。歯科検診で器具を口の中に入れることで嘔吐をするリスクがあります。歯科検診は上を向いたまま行うので、嘔吐物がのどに詰まって窒息するリスクもあります。歯科検診が終わってから飲食をしましょう。

機嫌が良いときに検診を受ける

特に低年齢の子どもは慣れていない環境や慣れていない器具を使った検査で泣いてしまうことがあるでしょう。機嫌が良い時間帯を選ぶことで、リラックスして歯科検診を受けられる場合があります。

そのため、低年齢の子どもの場合は、午前中や午睡のあとなど、機嫌の良いタイミングを選んで検診を受けましょう。

歯医者は怖いところと教えない

歯医者に対する予備知識がない子どもに、歯医者は怖いところであるという認識をもたせないようにしましょう。歯医者は歯の健康を守るところであるということを子どもが理解できれば、歯医者に通うのを嫌がらなくなるかもしれません。

まとめ

歯科検診を受け健康な口元を維持できている子ども

歯科検診は大人になるまで行かなくても良いと思っている方もいるかもしれません。

しかし、子どものうちから歯科検診を定期的に受けておくことで虫歯のリスクを低減したり、歯並びを早期に整えられたりします。そのため、1歳半には歯科検診を受けておくことが望ましいです。遅くても3歳から定期的に歯科検診を受けるようにしましょう。

歯科検診で行う内容や費用は歯科医院や自治体によって異なります。必ず自身の受診する歯科医院で確認してください。

子どもが小さいから泣いて迷惑をかけてしまうのではないかと心配な方は小児歯科を受診すると安心です。幼少期から歯科検診を受けて歯の健康を守りましょう。

子どもの歯科検診を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。

当院のホームページはこちらWeb予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

子供・赤ちゃんはいつから歯科医院に連れて行けばいい?

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

子供や赤ちゃんをいつから歯科医院へ連れて行っていいか迷っている親御さんも多いのではないでしょうか。子供の歯は大人の歯よりも虫歯が進行しやすいので、早めに歯科院へ連れていくことをおすすめします。今回は、いつから歯科医院に通うべきかと、子供を通わせる歯科医院の選び方についても併せて解説します。

歯科医院はいつから通えばいい?

子供の歯は生後6ヶ月頃から生え始めます。そのタイミングで歯科医院へ連れていくのがおすすめです。生え始める時期は個人差があるので、お子さんのお口の中の状態に合わせて、歯科医院へ連れていく時期を検討してみてください。

歯が生え始める生後6ヶ月頃に連れて行きましょう

生後6ヶ月頃に乳中切歯という下前歯が生えてきたら、歯科医院へ連れて行きましょう。すぐに虫歯になることは考えにくいですが、以下の理由から検診してもらうことをおすすめします。

・正しい歯磨きができているかの確認する

・虫歯になりにくい離乳食などのアドバイスをもらう

・子供に歯科医院に慣れてもらう

お子さんの仕上げ磨きはご自身の歯を磨くのとは勝手が違うので、上手にできていない親御さんも多くいらっしゃいます。歯科医院で正しい仕上げ磨きの方法を教われば、お子さんの歯を虫歯から守ることができます。小児歯科であれば、離乳食などのアドバイスを受けることも可能です。食事の仕方やタイミングによって虫歯を予防できるので、知っておくと役立ちます。また、虫歯になってから歯科医院を訪れると、歯科医院=痛いことをするところ、とお子さんが認識してしまいます。検診で赤ちゃんの頃から定期的に通っておけば、自然と歯科医院の雰囲気やお口の中を見られることに慣れてくれます。

1歳を過ぎるとすでに虫歯がある子供もいます

1歳を過ぎた時点で、すでに虫歯になっているお子さんもいます。初期の虫歯の場合は、虫歯が大きくならないように、虫歯の進行抑制を行っていきます。しかし、虫歯が深くまで進行してしまっていた場合、早い年齢から治療が必要となって、歯科医院=痛いことをするところ、という認識になってしまいます。虫歯を早期に発見するためにも、歯が生え始める生後6ヶ月頃から歯科医院へ通いましょう。

1歳~2歳は予防的な治療を行い、3歳頃から簡単な治療を開始します

小さいお子さんの場合、虫歯ができても積極的な治療を行うことは難しいです。特に1~2歳頃は、フッ素塗布や歯磨き指導など予防的な治療を主に行います。乳歯が生え始めた頃から歯科医院に通っているお子さんは、3歳頃から慣れてきます。そのくらいからコミュニケーションも取れるようになるので、簡単な虫歯治療を開始するようになります。

初めての歯科医院、どうすればいい?

初めて歯科医院へお子さんを連れていく時、どうすればいいのか分からずためらっている親御さんも多いのではないでしょうか。

どのくらいの時間かかる?

赤ちゃんの歯科検診では、基本的には治療は行わず、お口の中の状態を確認して今後のスケジュールを決めていきます。大抵は30分〜1時間程度で完了しますが、お子さんの状態や院内の混み具合などで時間は変わってくるので、後ろの予定は余裕を持って入れることをおすすめします。

おすすめの受診時間

赤ちゃんが不機嫌だったり泣いたりしがちな時間帯は避けて、いつも比較的ご機嫌が良い時間帯に合わせて、予約を取りましょう。赤ちゃんの生活リズムをよくご存じな親御さんが、時間帯を選んで予約することをおすすめします。また、ミルクを飲んだり離乳食を食べたりした後は、嘔吐することもあるので、なるべく食前の時間に予約しましょう。

赤ちゃんが泣いた時はどうすればいい?

「赤ちゃんが泣いたら、しっかり診てもらえないかもしれない」「赤ちゃんが泣いたら、歯科医院に迷惑をかけてしまう」など不安に感じる親御さんもいらっしゃるかと思います。

赤ちゃんが泣くことは当たり前なので、歯科医院では考慮して検診を行います。また、小児歯科があれば、赤ちゃんの対応にも慣れています。検診や簡単なケアであれば、短時間で終わるので安心して受診してください。

初めての歯科医院を選ぶ3つのポイントとは?

小児歯科があるクリニックを選ぶ

歯医者の機材や匂いに違和感を感じて、泣いてしまう子供や暴れてしまう子供も少なくありません。小児歯科であれば、スタッフがそのような時の対処に慣れているので、任せてしまえば大丈夫です。

説明が丁寧で分かりやすいか

初めての歯科医院だからこそ、詳しく説明を聞きたい方も多いと思います。小児歯科は歯磨き指導や離乳食へのアドバイスなど、細かいアドバイスがあるかどうかが重要なポイントです。乳歯は永久歯よりも虫歯になりやすいため、きめ細やかなサポートが受けられる歯科医院を選びましょう。

院内の雰囲気やスタッフ対応も大切

病院独特の緊張感がある雰囲気が苦手なお子さんが多いです。お子さんにに楽しく歯医者へ通ってもらうためにも、内装が明るくお子様向けのおもちゃなどが置いてあり、スタッフが元気でにこやかな雰囲気の歯科医院を選ぶと良いでしょう。

まとめ

歯が生え始める生後6ヶ月頃から歯科医院に通うのがおすすめです。赤ちゃんの頃から検診を受けていれば、歯科医院=痛いところという認識を持たずにお子様が育つことができます。

お子さんのお口の中のお困りごとがある方は、ぜひ小児歯科がある当院までご相談ください。子供が大好きなスタッフがお待ちしています。

9月の休診日のお知らせ

先日の台風の被害は大丈夫だったでしょうか? らいふ歯科クリニックです。

9月の休診日のお知らせをします。

明日、9/4(水)は歯科用CTの入れ替えのため、休診となっております。

9/14(土)は、研修会参加のため、休診となっております。

9/21(土)は、16:00まで受け付けております。

お間違えの無いように、よろしく願いいたします。

子供のポカン口を治すにはどうしたらいい?

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。テレビを見ている時やゲームをしている時など、お子さんのお口がポカンとあいていませんか。今回は、子供のお口が開きっぱなしになってしまう「ポカン口」について、詳しく解説していきます。

ポカン口とは?

ポカン口は、小さい頃は愛らしいですが、年齢が上がるとだらしない印象を持たれてしまいます。また、見た目だけでなく、歯並びへも良くない影響を及ぼします。舌癖や口呼吸が原因であることが多く、具体的な改善が必要です。

ポカン口を起こす舌癖の原因は?

離乳食の食べさせ方が良くなかったので、唇が上手く使えない

離乳食を食べさせる時に、食べ物の乗ったスプーンを唇で挟さんで食べる練習ができていないと、舌を前に出す癖がついてしまう可能性があります。離乳食は、唇を使ってパクッと食べたり、しっかりと噛んで飲み込んだりすることが大事です。

指しゃぶりがやめられない

指しゃぶりが自然にやめられない場合、4歳になる前にはやめさせましょう。前歯が傾き、その隙間が気になって舌で触る癖がつく可能性があります。

乳歯の前歯が早く抜けてしまった

重度の虫歯などで乳歯の前歯が早くに抜けてしまった場合、永久歯が生えてくるまでの期間が通常より長くなります。その間に抜けた箇所が気になって、舌で触る癖がつく可能性があります。

慢性的な鼻づまり

アレルギー性鼻炎などで鼻づまりが慢性化していると、口呼吸になってしまいます。口から空気を吸いやすいように、舌の位置が後ろへ下がってしまう可能性があります。

ポカン口の原因と治し方

お口周りの筋力不足

お口周りの筋肉がしっかり発達していないと、常に口を閉じていられず、ポカン口になってしまいます。そして、ポカン口であるために筋肉の発達が遅れてしまい、さらにポカン口が悪化する悪循環に陥ってしまう可能性があります。

・改善方法
マウスピース型の矯正装置「マイオブレース」を使って、口周りの筋肉を鍛えましょう。「口腔筋機能療法」とういトレーニングも併せて行うことで、より高い効果が期待できます。

歯並びが悪い・口が閉じにくい

出っ歯、受け口、開咬など、すでに歯並びがよくない場合、口が閉じづらくなることがあります。

・改善方法
矯正装置を使った矯正治療が必要です。お子さんの場合は、急速拡大装置、拡大床、マイオブレース、ワイヤー矯正などが有効です。どれが効果的かは、実際に歯科医師がお口の状態を見て判断します。

舌が短い

舌の裏側の根元から伸びる筋を舌小帯と呼びます。この舌小帯が先天的に短い場合、舌の動きが悪くなって、筋肉を十分に発達させることが難しいことがあります。

・改善方法
舌小帯を切除する治療を行えば、舌を自由に動かせるようになることがあります。その後、舌を含めた口周りの筋肉を鍛えれば、ポカン口の改善ができるでしょう。

アレルギーなど慢性的な鼻炎

アレルギー性鼻炎などで慢性的に鼻が詰まっている場合、口呼吸をするようになって、舌の位置が後へと下がってしまいます。そのために、口周りの筋肉が鍛えられず、ポカン口が起こりやすくなります。

・改善方法
鼻詰まりを耳鼻咽喉科で治療しましょう。その後、口周りの筋肉を鍛えれば、鼻呼吸への移行が可能です。

口呼吸の癖がついている

鼻、口周りの筋肉に問題がないのに、口呼吸が癖になってしまっていることがあります。

・改善方法
ドラッグストアなどで購入できる鼻呼吸テープを使用するなど、鼻呼吸への移行を行いましょう。鼻呼吸テープは、寝ている間お口に貼って鼻呼吸を促すためのテープです。

ポカン口を予防するトレーニング

ご自宅で行える、口周りの筋肉のトレーニングです。マウスピース型の矯正装置「マイオブレース」を使用も併用すると、より高い効果が期待できます。

あいうべ体操

「あー」「いー」「うー」「べー」のお口の形をつくって、お口周りの筋肉を鍛えます。10回で1セット、1日3セット行いましょう。お子さんが遊び感覚で取り組める方法です。

ガムトレーニング

ガムを口の中で丸めたり伸ばしたりします。お子さんが、楽しみながら行えるトレーニングです。虫歯予防のため、キシリトール入りのガムを使いましょう。

風船トレーニング

風船を膨らませて、お口周りの筋肉を鍛えるトレーニングです。こちらも、楽しみながら行えるトレーニングです。

ベロ回し

舌を前に突き出して、唇の輪郭に沿ってグルグル回します。特に舌の筋肉を鍛えることができます。

まとめ

ポカン口をそのままにしておくと、お子さんの第一印象や歯並びに悪影響を与える可能性があります。マイオブレースを行ったり、耳鼻科で治療したり、お子さんと一緒にトレーニングに取り組んだりして、口呼吸から鼻呼吸へ移行させましょう。

当院でも、マイオブレースを取り扱っています。お子さんのお口の中のお困りごとがある方は、ぜひ小児歯科がある当院までご相談ください。子供が大好きなスタッフがお待ちしています。

ガムピーリングのメリット・デメリットは?効果や値段も解説!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

歯茎の黒ずみが気になる方は多いのではないでしょうか。笑った時に歯茎が見えるタイプの口元の場合は、特に気になるかもしれません。コンプレックスに感じている方もいるでしょう。

歯茎の黒ずみは、ガムピーリングで改善できることがあります。

今回は、ガムピーリングのメリット・デメリットや効果、費用についても詳しく解説していきます。

歯茎の黒ずみの原因

歯茎が黒ずむ原因である喫煙をしている人

歯茎の黒ずみには、いくつかの原因が考えられます。黒ずみの原因によって対処法が異なり、ガムピーリングによる治療が可能なものとそうでないものがあるので注意が必要です。

メラニン色素の沈着

メラニン色素は、皮膚や髪など、私たちの身体に色をもたらしている色素です。例えばシミは、皮膚にメラニン色素が沈着したものです。メラニン色素に害はありませんが、歯茎に沈着することで黒ずみ見た目に影響を及ぼします。

メラニン色素が増える原因としては、次のものがあげられます。

  • 加齢
  • 紫外線
  • 口呼吸
  • ストレス
  • ホルモンバランスの乱れ

喫煙による着色

タバコに含まれるタールやニコチンが、直接歯茎に付着して黒ずみを引き起こします。付着したタールやニコチンから歯茎を守るためにメラニン色素が生成されるので、黒ずみが悪化しやすいです。

喫煙者だけでなく、受動喫煙でも歯茎の黒ずみが起こることがわかっています。

飲食物による着色

お茶やコーヒー、ワイン、カレーなど、着色しやすい成分が含まれる飲食物も、歯茎の黒ずみの原因になります。飲食物の色素は、歯茎だけでなく歯も着色することがわかっています。

遺伝的要因

特に着色が起こる原因がなくても、遺伝的要因により、歯茎が黒ずんでいる方がいます。皮膚の色が人それぞれ異なるのと同様の理由です。

メタルタトゥー

金属の被せ物や詰め物、差し歯の土台が入っていると、経年劣化により金属が溶け出して歯茎に沈着を起こし、黒ずみになることがあります。歯科金属による歯茎の黒ずみを、メタルタトゥーと呼びます。

歯茎に金属イオンの色が入ってしまうので、金属の被せ物などを取り除いたとしても黒ずみは消えません。歯茎の黒ずみを避けたい場合には、メタルタトゥーが発生する前に金属を取り除く必要があります。

現在は差し歯の土台に金属が使われることが少なくなっていますが、過去の治療で使用した差し歯が原因になっている可能性もあります。

重度の歯周病

歯周病が重度になると、歯茎が黒ずんで見えることがあります。これは、色素沈着とは全く別のものです。歯茎に膿が溜まり、うっ血して黒ずんで見えるのです。

放置すると歯が抜けおち、さらには周囲の他の歯にも歯周病が波及することがあります。歯を失う原因になるので、治療する必要があります。

ガムピーリングとは

ガムピーリングによって健康的な歯茎の色になった人

ガムピーリングとは、色素沈着を起こして黒ずんだ歯茎を、本来のピンク色に戻す治療法です。歯茎に専用の薬剤を塗布することで、歯茎の表面を一層剥がしてきれいな歯茎に生まれ変わらせます。薬剤にはフェノールが使われることが多いです。

特に、次のような方におすすめです。

  • 喫煙が原因で歯茎が黒くなっている方
  • ガミースマイルで笑うと歯茎が見えやすい方
  • 口呼吸が習慣で歯茎が黒ずんでいる方
  • 生まれつき歯茎の黒ずみがある方

ガムピーリングの施術方法

まず、歯科医師が口腔内のチェックを行い、ガムピーリングで改善できる歯茎の黒ずみかどうか判断します。ガムピーリングの適応と判断されたら、歯茎の色素沈着部位に専用の薬剤を塗布していきます。決められた時間が経過したら、薬剤を取り除きます。

薬剤を塗布している間は歯茎がピリピリとしますが、除去すると消えます。強い痛みが出ることはないので、局所麻酔をする必要はないことが多いです。

ガムピーリングを行った歯茎は一時的に白っぽい色になりますが、徐々に綺麗なピンク色になっていきます。

ガムピーリング後の注意点

ガムピーリング後に歯茎を傷めたりすることのないよう、次の点に注意をして過ごしましょう。

刺激物を控える

ガムピーリング後は歯茎が敏感になっています。辛いものや酸っぱいものなど、刺激の強いものは控えるようにしましょう。喫煙も1週間は控えるのが望ましいです。

お口の中を清潔に保つ

丁寧な歯磨きやうがいで、お口の中を清潔に保つようにしましょう。薬剤を塗布した患部に、ブラシを強く当てないように注意してください。

歯磨きで出血する場合は優しく磨く

歯と歯茎の境目まで施術をした場合には、歯磨き時に出血したり、痛みを感じたりすることがあります。柔らかめの歯ブラシで優しく磨くようにしましょう。

ガムピーリングのメリット

ガムピーリングのメリットイメージ

ガムピーリングのメリットを紹介していきます。

即効性がある

ガムピーリングにはフェノールという薬剤が用いられることが多いです。フェノールは即効性があり、一度の施術で黒ずみが改善することもあります。

痛みを感じにくい

ガムピーリング治療は、ほとんど痛みがありません。「少し歯茎がピリピリした」と感じる方が多いです。希望に応じて表面麻酔薬を塗布することがありますが、局所麻酔薬を使う人はほとんどいません。

治療後は数日間しみることがありますが、痛み止めを飲むほどではないでしょう。

安全性が高い

ガムピーリングにフェノールという薬剤が使われてから、約70年が経過します。実績が多く手順も確立されているので、安心して施術を受けることができるでしょう。

術後の回復が早い

ガムピーリングは、古い上皮が新しい上皮に置き換わるターンオーバーを利用して、歯茎の黒ずみを改善する施術方法です。回復が早く、1週間程度で綺麗なピンク色の歯茎になります。

ガムピーリングのデメリット

ガムピーリングのデメリットイメージ

どのような治療にもデメリットがあります。メリットとデメリット、両方を考慮した上で治療を選択するようにしましょう。

施術後に歯茎がチクチクすることがある

ガムピーリングは痛みが少ない施術ですが、施術後数日間、歯茎がチクチクしたり、違和感を覚えたりすることがあります。基本的には自然に治癒するので、それほど心配する必要はありません。

しかし、不快感がゼロではないことを知っておきましょう。

アレルギーがある場合には適応できない

ガムピーリングに使用するフェノールやアルコールにアレルギーがある方は、施術を受けることができません。

歯肉退縮のリスクがある

対象とする歯茎の部位が薄い場合には、歯肉退縮の原因となることがあります。ガムピーリングを受ける前に、口内や歯茎の状態をしっかり確認する必要があります。

メタルタトゥーには適していない

金属の被せ物や詰め物、差し歯の土台を入れたことによって生じる、歯茎の変色(メタルタトゥー)には適していません。ガムピーリングを行っても改善されないことがほとんどです。

ガムピーリングの効果

ガムピーリングの効果イメージ

ガムピーリングは、1回の施術でもある程度歯茎の黒ずみを改善できることが多いです。歯茎の黒ずみが軽度の場合は1回、歯茎の黒ずみが濃い場合でも3回程度で改善されるでしょう。

黒ずみの程度が非常に濃く、範囲も広い場合には5回以上の施術が必要になることもあります。程度により個人差があることを知っておきましょう。

まずは1回施術を受けてみて、満足できるレベルにまで色が改善しない場合には、2回3回と受けていくのが良いでしょう。1週間以上の間隔をあければ、もう一度施術を受けることができます。

ガムピーリングの値段

ガムピーリングの値段イメージ

ガムピーリングの値段は歯科医院によって異なりますが、1回あたり5,000円〜1万5,000円程度であることが多いです。部分的にガムピーリングを行う場合は5,000円程度、上下の歯肉に行う場合は1万円〜1万5,000円程度でしょう。

1回で効果が出ることが多いですが、色の改善の程度には個人差があります。人によっては複数回の施術が必要で、複数回行う場合には回数分の費用がかかります。

セット料金を設けている場合や、2回目以降が安くなるプランを用意している場合もあるので、確認してみると良いでしょう。

ガムピーリングは保険適用となる?

ガムピーリングは保険適用となるか考えている男性

ガムピーリングは、保険適用にはなりません。見た目の改善を目的とした治療の1つなためです。

保険が適用されるのは病気の治療に限られるので、ガムピーリングは自費治療になります。

まとめ

ガムピーリングによって綺麗な歯茎の女性

ガムピーリングは、歯茎にフェノールという薬剤を塗布して、歯茎の黒ずみを改善させる治療法です。即効性があり、程度によりますが1回の施術でも歯茎の色を改善させることが可能です。

痛みもほとんどないため、安心して施術を受けることができます。

笑った時などに歯茎が見えやすいタイプの方は、歯茎に黒ずみがあると気になることが多いでしょう。黒ずみを改善できるガムピーリングを検討してみてはいかがでしょうか。

ガムピーリングを検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。

当院のホームページはこちらWeb予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

子どもの虫歯予防の方法とは?虫歯になりやすい理由と原因も解説

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

子どもは大人に比べて虫歯になりやすいです。乳歯の構造が柔らかく、食生活や歯磨き習慣の影響を受けやすいためです。また、子どもは甘いお菓子やジュースを好む傾向があり、未熟な歯磨き習慣などが原因となり虫歯リスクが高まります。

今回は、子どもが虫歯になりやすい理由と原因を解説し、効果的な予防方法を紹介します。

虫歯の原因

虫歯の子供

虫歯は複数の要素が絡み合って発症します。以下に、主な原因について解説します。

糖分の摂取

糖分は虫歯菌の大好物であり、虫歯の発生に直接関与します。糖分を含む食品や飲み物を摂取すると、口腔内の細菌が糖を分解して酸を生成します。生成された酸が歯のエナメル質を溶かし始め、虫歯の発症を促進します。

特に、砂糖が多く含まれるキャンディーやジュース、炭酸飲料を頻繁に摂取すると、虫歯のリスクが高まります。

口腔内細菌

口腔内には数百種類の細菌が存在しています。その中でも、ミュータンス菌などの特定の細菌が虫歯の主な原因となります。

ミュータンス菌は、口腔内に残った糖を利用して酸を生成します。酸が歯のエナメル質を溶かして虫歯を引き起こしますが、細菌はプラークと呼ばれる歯の表面に付着するバイオフィルムの中で増殖し、酸を作り続けます。

唾液の分泌量低下

唾液には、口の中を洗い流して酸を中和する働きがあります。また、歯を修復するためのカルシウムやリンを供給する役割も担っています。

唾液の分泌量が減少すると、作用が十分に働かなくなるので虫歯のリスクが高まります。唾液の分泌を促すために、水分をしっかり摂ることも心がけましょう。

不適切な口腔ケア

歯磨きが不十分であると、口腔内にプラークがたまり虫歯が進行しやすくなります。プラークは、食べかすと細菌が結びついて形成されて歯の表面に付着します。

歯磨きが適切に行われないと、プラークが蓄積し酸の生産が続きます。特に、歯と歯の間や奥歯の溝はプラークがたまりやすい部分なので注意が必要です。

子どもは虫歯になりやすい?

子どもは虫歯になりやすいか考えている親子

子どもは大人に比べて虫歯になりやすいと言われています。主に、乳歯の構造、食習慣、そして口腔ケアの習慣に関連しています。

子どもの乳歯はエナメル質や象牙質が薄く柔らかいため、虫歯の原因となる酸に対して弱いという特徴があります。エナメル質が弱いと虫歯が進行する速度が速く、早期に適切な対処をしないと大きなダメージを受ける可能性があります。

子どもが虫歯になりやすい原因

ドーナツを食べている子供

以下に、子どもが虫歯になりやすい原因について詳しく解説します。

乳歯の特性

子どもの歯である乳歯は、大人の歯(永久歯)に比べてエナメル質や象牙質が薄く、柔らかいです。このため、酸による侵食が進みやすく、虫歯が急速に進行する傾向があるのです。

また、一度虫歯になると短期間で深刻な状態に進むことがあります。

甘いものを好む傾向にある

子どもは甘いものを好む傾向があります。キャンディー、チョコレート、ジュースなどの糖分を多く含む食品を頻繁に摂取すると、口腔内に糖が残りやすくなります。

糖分が口腔内にとどまると虫歯菌が糖を分解して酸を生成するため、エナメル質が溶かされて虫歯になるのです。特に、幼児は1日3食では十分な量を食べられないことが多く、間食を必要とします。

頻繁に間食を取ることで、口の中が酸性状態になる時間が長くなり虫歯のリスクが高まります。

歯磨きの習慣が未熟

小さな子どもは自分で歯を磨くのが難しく、効果的に磨けないことがあります。歯磨きが不十分だと、プラークがたまり虫歯が発生しやすくなります。

特に、歯と歯の間や奥歯の溝は磨き残しが起こりやすい部分です。保護者の方が仕上げ磨きを行い、丁寧にケアすることが必要です。

また、歯磨きの際にフッ素配合の歯磨き粉を使用すると、虫歯予防効果がさらに高まります。

唾液の分泌量が少ない

唾液には、口腔内を中和し酸を洗い流す働きがあります。また、歯を再石灰化する作用もあるため、虫歯の進行を抑える役割を果たしています。

しかし、子どもは唾液の分泌量が大人に比べて少ないことがあり、口腔内の自浄作用が十分に働かない可能性があります。唾液の分泌が少ないと、酸が長時間歯に影響を与え、虫歯のリスクが高まります。

不揃いな歯並び

乳歯から永久歯への生え替わりの時期は、歯茎が腫れたり歯並びが一時的に不安定になったりすることがあります。この時期は特に口腔内のケアが難しく、虫歯になりやすい状態が続きます。

保護者の影響

保護者の口内に存在する虫歯菌が子どもに伝染することも、子どもが虫歯になりやすい原因の一つです。コミュニケーションやスキンシップを取ることで虫歯菌が移行することが分かっており、離乳食が始まる前の乳児の口内にも保護者の持つ口内細菌がいるケースがあります。

子どもの虫歯を予防するには

歯磨きをしている子供

子どもの歯は大人に比べて虫歯になりやすく進行しやすいため、予防することが重要です。以下に、子どもの虫歯を予防するための効果的な方法を紹介します。

正しい歯磨き習慣の確立

毎日の歯磨きは虫歯予防の基本です。子どもは自分で歯をきれいに磨くのが難しいため、保護者の方が仕上げ磨きを手伝うことが大切です。

1日に2回、朝と寝る前の歯磨きを習慣化しましょう。特に寝る前の歯磨きは重要で、夜間に口腔内の虫歯菌が増殖するのを防ぎます。

歯磨きの際は、フッ素配合の歯磨き粉を使用しましょう。フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯の発生を抑える効果があります。

歯磨き粉の量は、2歳未満では米粒大、3歳以上は小豆大程度を目安にしましょう。

バランスの取れた食生活を送る

食生活の見直しも、虫歯予防に欠かせません。糖分の多いお菓子やジュースの摂取を控えることが重要です。特に、間食の回数を減らし、糖分が口の中に長時間残らないように気を付けましょう。

代わりに、野菜や果物、乳製品などの健康的な食品をバランスよく摂取するように心がけてください。栄養バランスを整えながら、虫歯のリスクを軽減することが可能です。

食事の後には歯磨きをする習慣をつけることで、口腔内を清潔に保つことができます。

定期的に歯科検診を受ける

定期的に歯科検診を受けることで、虫歯の早期発見と予防が可能になります。歯科医院でのプロフェッショナルケアでは、家庭では気づけない虫歯の兆候を見つけ、適切な処置を行うことができます。

また、フッ素塗布やシーラント(歯の溝を埋める処置)などの予防処置も受ければ、虫歯の発生を効果的に防ぐことができます。これらの処置は、特に歯の奥にある臼歯(奥歯)など、虫歯になりやすい箇所に有効です。

歯磨きの重要性や仕方を伝える

子どもはまだ自分で健康を管理することが難しいため、保護者のサポートが欠かせません。保護者が子どもの歯磨きを手伝い、正しい歯磨きの方法を教えてあげましょう。子どもが正しい習慣を身につけるためには、保護者が協力する必要があります。

また、歯磨きや食生活の重要性を子どもに教え、虫歯を予防することの大切さを伝えましょう。子ども自身が健康に関心を持ち、自発的に予防行動を取るようになります。

糖分の多い飲み物を控える

ジュースや炭酸飲料は糖分が多く、頻繁に摂取すると虫歯のリスクを高めます。日常の水分補給では、水や無糖のお茶を飲むようにしましょう。

特に、寝る前や夜中に甘い飲み物を与えるのは控え、虫歯のリスクを減らすことが大切です。

まとめ

笑顔の子供

子どもは大人よりも虫歯になりやすく、早期からの予防が重要です。乳歯はエナメル質が薄く酸に弱いため、虫歯が進行しやすいです。さらに、子どもは甘いものを好むため、糖分の多いお菓子やジュースの摂取が多いと虫歯のリスクが高まります。

しかし、子どもは歯磨きの技術が未熟であるため、保護者のサポートが必要です。虫歯予防には、フッ素入りの歯磨き粉を使った丁寧な歯磨きが基本であり、加えて、バランスの良い食生活を心がけ、糖分を控えることが大切です。

また、定期的に歯科検診を受けることで、虫歯の早期発見と予防処置が可能です。フッ素塗布やシーラントの活用も効果的なので、歯科医師と相談しながら口腔ケアを実施していきましょう。

お子さまの虫歯予防にご興味がある方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。

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口ゴボはインビザラインで治せる?治療期間や費用も解説!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

口ゴボはインビザラインで治療できるのか気になってはいませんか。口ゴボは審美性が劣るだけでなく、発音や口内環境にも影響を与えることがあります。インビザラインで審美性を保ちながら口ゴボが治療できるなら検討したいと考える方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、口ゴボの原因や治療法、治療期間、費用について詳しく解説します。口ゴボに悩んでいる方や、目立たない矯正方法を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

口ゴボとは?

口ゴボイメージ

口ゴボは、横から顔を見たときに口元が前方に突出した状態を指します。鼻先とあご先を直線で結んだ際に、口元が直線上にあるのが理想的な横顔とされていますが、口ゴボは口元がラインより前にある状態です。

口ゴボはEラインが崩れてしまうため横顔にコンプレックスを抱く方も少なくありません。また、口ゴボの方は人中と呼ばれる鼻下から唇までの間が膨らんで距離が長くなっているケースが多いため、間延びしたような顔立ちになり、審美性に大きな影響を与える可能性があります。

口ゴボの原因

口ゴボの原因イメージ

口ゴボの場合、審美性はもちろん、機能面でも影響を与える場合が多いです。口ゴボになる原因はさまざまあります。口ゴボになる主な原因には、以下の4つが挙げられます。

  • 遺伝
  • 悪習癖
  • 歯並びが悪い
  • アデノイド肥大

それぞれ詳しく解説します。

遺伝

口ゴボの原因のひとつとして遺伝があげられます。顔や体質と同じように骨格や顎の大きさ、歯の形などは遺伝することがあります。骨格や歯の特徴が遺伝するため、両親や祖父母に口ゴボの方がいる場合はリスクが高いといえるでしょう。

悪習癖

子供の頃からの悪習癖も口ゴボの大きな原因となります。特に注意すべき癖は、以下のとおりです。

指しゃぶり

3歳前後までの指しゃぶりは成長の過程で問題ありませんが、長期間にわたる指しゃぶりは歯並びや顎の発育に悪影響を与えます。指しゃぶりは、指を上の前歯の裏側に押し付けるため、上の前歯が前方に押し出され上顎が過成長するリスクがあります。

また、下の前歯は表側から押されるため後退することがあり、結果として口ゴボになるリスクが高まるのです。5歳を過ぎてからも指しゃぶりが続くようであれば、歯並びに悪影響を与える可能性が高くなるので対策する必要があるでしょう。

舌癖

舌は安静時、上の前歯の裏側から少し後方に下がった部分にあるスポットと呼ばれる位置にあります。

しかし、舌がスポットではない位置にあると歯並びに影響を与える可能性があります。舌が正しい位置にない方は、嚥下する際に歯を舌で押し出すため前歯が前方に傾きやすいです。

1回にかかる力は弱いですが、嚥下は1日600回ほどおこなわれています。弱い力が継続的にかかるため、結果として口ゴボになるリスクが高くなるといえるでしょう。

口呼吸

口呼吸は、口元の筋肉や顎の発育に影響を与えるといわれています。常に口を開けている状態になるため上顎が前方に成長しやすくなり、口ゴボを引き起こすことがあります。また、口呼吸の方は舌が低い位置にある場合が多く、舌癖がある可能性が高いです。

口呼吸によって口内が乾燥すると、歯周病や虫歯のリスクも高まるでしょう。

歯並びが悪い

歯並びが悪い方も口ゴボの原因となります。特に、出っ歯は上の前歯が前方に突出しているため、口元も前方に突き出ている状態になりやすいでしょう。

歯並びが悪く歯が重なり合って生えている場合も、特定の歯が歯列のアーチから外れることで口ゴボになる可能性があります。また、下の顎が成長していない方も、相対的に上の顎が前方に突出して口ゴボのように見える場合があります。

アデノイド肥大

アデノイド肥大は鼻と喉の奥にあるアデノイドと呼ばれるリンパ組織が肥大して起こる疾患です。アデノイドが肥大するため鼻呼吸が難しく、口呼吸になりやすいといわれています。

日常的に口呼吸になる可能性が高いため、口周りの筋肉や舌、顎の骨の成長に悪影響を及ぼすケースが多く、口ゴボになることがあるのです。

口ゴボはインビザラインで治せる?

口ゴボはインビザラインで治せるか考えている人

口ゴボはインビザラインで治すことが可能です。

ただし、インビザラインですべての口ゴボが治せるわけではありません。インビザラインで治療できる口ゴボは、骨格的な問題がなく歯の傾きが原因で起こるケースに限られます。

歯の傾きが軽度の口ゴボは、歯の生える位置や角度が原因で唇が前に出ている場合が多いでしょう。歯の移動が少なく済む場合もあり、治療期間も短いケースが一般的です。

また、中等度の口ゴボは歯の傾きが大きいため治療期間は長くなりますが、インビザラインで治療することが可能です。

一方、骨格的な問題がある場合は、インビザラインだけでは十分な効果を得られないことがあるでしょう。顎の骨の成長が原因で起こる口ゴボは、骨格から整える外科的矯正治療が必要になるケースも少なくありません。

骨格に問題がある口ゴボの場合は、インビザラインの適応となるのか診断してもらいましょう。

インビザラインで口ゴボを治す場合にかかる期間

インビザラインで口ゴボを治す場合にかかる期間イメージ

インビザラインで口ゴボを治療する場合にかかる期間は3か月〜3年が目安といわれています。治療期間に差がみられるのは、矯正する範囲や抜歯の有無によって大きく異なるためです。

歯の傾きが原因の軽度の口ゴボの場合は、部分矯正で治療できる場合があります。前歯のみの部分矯正で改善できる場合、治療期間は3か月〜1年半ほどで済むケースが多いです。

一方、抜歯をともなう場合は歯を大きく移動させる必要があるため2〜3年ほどかかるケースも少なくありません。外科的処置とインビザラインを掛け合わせる必要がある症例では3年以上かかることもあります。

インビザラインは、治療完了までの期間や歯の動きを確認することが可能です。自分の歯並びでは、どのくらいの期間がかかるのかカウンセリングの際に確認しておくといいでしょう。

インビザラインで口ゴボを治す場合にかかる費用

インビザラインで口ゴボを治す場合にかかる費用イメージ

インビザラインで口ゴボを治す場合にかかる費用の目安は、部分矯正で30万〜60万円程度、全体矯正で80万〜100万円程度です。なお、外科的手術が必要な症例では、インビザラインの治療費とは別に費用がかかるでしょう。

インビザラインをはじめ、矯正治療は保険が適用されないため歯科医院によって費用が異なります。検査代や調整費、保定装置代などが費用に含まれているのか、別途必要なのかも確認する必要があるでしょう。

料金形態については、のちのトラブルを回避するためにも治療前に確認してください。

インビザラインで治療が難しい場合は

マウスピース

口ゴボはインビザラインで治療できますが、すべての症例に対応できるわけではありません。インビザラインは審美性を保ちながら治療ができる反面、重度の口ゴボや骨格的な問題がある場合はインビザラインだけでは十分な効果が得られないことがあります。

以下に、インビザラインでの治療が難しいと診断された場合の対処法について解説します。

ワイヤー矯正を検討する

インビザラインでは難しい症例でもワイヤー矯正であれば適応になるケースがあります。ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通して歯並びを整える治療法です。

ワイヤー矯正の場合、口を開けたときに矯正器具が見えることがあります。見た目が気になる場合は、セラミック製のブラケットを選択したり、歯の裏側に装置を装着する裏側矯正を検討したりすると良いでしょう。

外科的治療を検討する

骨格的な問題があるとインビザラインやワイヤー矯正だけでは治療が難しいケースも少なくありません。

口ゴボの原因が顎の骨格にある症例では、抜歯してスペースを確保し歯を大きく移動させる抜歯矯正が検討されます。抜歯したあとは、インビザラインまたはワイヤー矯正で治療することが可能です。

ただし、抜歯だけでは口ゴボの改善が難しいと診断された場合は外科的手術を検討する必要があります。顎の骨を適切な位置に移動させて口ゴボを改善するため重度の口ゴボにも有効な手段です。

まとめ

上を向いてる若い女性

口ゴボは、インビザラインで治療することが可能です。

ただし、インビザラインで対応できる口ゴボは軽度〜中度の症例に限られます。治療期間は3か月〜3年ほどで費用は30万〜100万円ほどが目安といわれています。

インビザラインは自己管理が必要不可欠なので、装着時間やマウスピースの交換時期など歯科医師の指示に従って治療を進めるようにしましょう。ご自身の口ゴボがインビザラインの適応か気になる方は、歯科医院を受診して相談してください。

インビザラインを検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。

当院のホームページはこちらWeb予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

インビザライン矯正中の外食で気を付けることを解説!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

インビザラインとは、透明なマウスピースを毎日装着して歯並びを整える矯正方法です。マウスピースを自由に取り外すことができて目立ちにくいことから、多くの人に選ばれています。

しかし、インビザライン矯正中は、外食や飲み物を飲む際に気を付けなければならないポイントがいくつかあります。

そこで今回は、インビザライン矯正中の外食で気を付けることや外食でマウスピースを外すタイミング、外食時に歯磨きができないときの対処法などについて詳しく解説します。

インビザライン矯正中の外食で気を付けること

インビザライン矯正中の外食で気を付けることイメージ

「インビザライン矯正中に外食をするときはどうしたらいいの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。ここでは、インビザライン矯正中の外食で気を付けるべき3つのポイントについて確認しましょう。

食事の前にはマウスピースを外す

ワイヤー矯正などでは矯正器具を装着したまま食事をすることから「マウスピースをつけたまま食事をしてもよいのでは?」と考えている方もいるかもしれません。

しかし、インビザライン矯正中は、外食に限らず、食事の際には必ずマウスピースを外す必要があります。もしもマウスピースを外さずに食事をすると、以下のような問題が生じる恐れがあります。

マウスピースが破損・変形する

インビザラインのマウスピースは薄くやわらかい素材でできています。

万が一、装着したまま食べ物を噛むとマウスピースが変形・破損する恐れがあるのです。特に、硬い食べ物を噛む際には強い負荷がかかるため、その衝撃によってマウスピースにヒビが入ったり割れたりすることも考えられるでしょう。

マウスピースが変形・破損した場合、当然ながら歯に適切な力をかけられなくなります。治療が計画通りに進まなくなることやマウスピースの作り直しが必要になるケースもあるため注意が必要です。

虫歯や歯周病のリスクが高まる

マウスピースを装着したまま食事をすると、マウスピースと歯の間に食べカスが入り込み、虫歯や歯周病のリスクが高まります。通常、人の口の中は唾液の自浄作用によって食べカスが洗い流され、細菌が繁殖しにくい状態に保たれています。

しかし、マウスピースを装着した状態では、このような作用が働きにくくなります。つまり、インビザライン矯正中は普段よりも虫歯や歯周病になるリスクが高いのです。

マウスピースを装着したまま食事をして、食べカスがマウスピースの内側に付着した状態が長時間続くと、細菌が繁殖しやすくなるでしょう。

マウスピースに着色汚れが付着する

マウスピースを装着したまま食事をすると、着色汚れが付着する可能性があります。例えば、コーヒーや紅茶、カレー、ケチャップなど、色素の濃い飲食物は特に注意が必要です。装着したまま食事をすると、マウスピースが黄ばんだり濁ったような色になったりすることがあります。

インビザラインのメリットは装置が目立ちにくいことでもありますので、うっかり装着したまま飲食をしないように気を付けましょう。

取り外したマウスピースはケースに保管する

外食の際には、取り外したマウスピースを専用のケースに保管することが大切です。なかには、ティッシュに包んだり、そのままテーブルの上に置いたりする方もいるかもしれませんが、紛失や破損を招く恐れがあるため気をつけなければなりません。

また、口の中に装着していたものを人目につく場所に置いておくことは、食事のマナーの観点からみてもあまりよいこととはいえないでしょう。外で飲食する際にマウスピースを外したときには、必ずケースに入れる習慣をつけておくと安心です。

食後は早めにマウスピースを装着する

インビザラインのマウスピースは食事や歯磨きの際に自由に取り外すことができますが、1日に20時間~22時間は装着する必要があります。つまり、食事や口腔ケアが終了したら、すみやかにマウスピースを装着しなければならないということです。

インビザライン矯正を始めて間もない頃は、食後に装着するのを忘れて長時間過ごしたり、そのまま寝てしまったりすることもあるかもしれません。

装着時間が不足すると、治療計画通りに歯が動かなくなる可能性があるため、スマートフォンのリマインダー機能を活用したり家族に声をかけてもらったりしながら装着時間を守ることを心がけましょう。

外食のときにマウスピースを外すタイミング

外食のときにマウスピースを外すタイミングイメージ

外食のとき、どのようなタイミングでマウスピースを外したらよいか迷う方もいるかもしれません。できるだけ早い段階で外したくなる方もいるかもしれませんが、装着時間の観点からいえば、あまり早いタイミングで外さないほうがよいでしょう。

具体的には、注文を済ませてから食事をする直前にマウスピースを取り外すのがベストです。マウスピースの着脱に慣れている方や食事の相手が家族や友達の場合には、食事がテーブルに運ばれてからナプキンやハンカチなどで口元を隠してサッと外してもよいでしょう。

一方、ビジネスでの会食などであれば、料理が届く前に席を外して化粧室でマウスピースを外すとよいでしょう。

マウスピースを装着したまま飲食できるものはある?

6本の水が入ったペットボトル

インビザライン矯正を始めて間もない頃はうっかりマウスピースをつけたまま飲食をすることがあるかもしれませんが、基本的にマウスピースをつけたまま飲食はできません。

例えば、噛む必要がない飴などであっても、マウスピースと歯の間に糖分が入り込んで虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、甘い飲み物も虫歯や歯周病の原因になりますし、お茶やコーヒーなどは着色汚れの原因になります。

間食や食べ歩きの際も、必ずマウスピースを外し、再装着する前に歯磨きをすることが大切です。

なお、水であれば、マウスピースを装着したまま飲んでも構いませんが、熱すぎるお湯はマウスピースの変形を招く恐れがあります。白湯を飲む場合には、冷ましてから飲むようにしてください。

外食時に歯磨きができないときの対処法

マウスウォッシュで口を注ぐ女性

食後は歯磨きをしてからマウスピースを装着する必要がありますが「外食時に毎回歯磨きをするのは難しい」という方も多いのではないでしょうか。どうしても歯磨きをするのが難しい場合には、以下のように対応するとよいでしょう。

マウスウォッシュで口をゆすぐ

マウスウォッシュは外出先でも手軽に使いやすい便利な口腔ケアアイテムです。歯磨きをするのが難しいときには、マウスピースを装着する前にマウスウォッシュでしっかりと口をゆすぎましょう。

マウスウォッシュで口をゆすぐことで、口腔内の食べカスを洗い流し、口の中の菌の繁殖を抑えられます。マウスウォッシュは持ち運びしやすいミニサイズが販売されているので、荷物にならずにカバンに常備しやすいでしょう。

歯磨きシートで歯の表面の汚れを拭き取る

外出先で歯磨きができないときの選択肢として、歯磨きシートを使用する方法もあります。

歯磨きシートとは、その名の通り、歯の汚れを拭き取れるシートのことです。四角いシートタイプや指サックにように指に装着できるタイプなどがあるので、使いやすいものを選んでみてください。

歯磨きシートは水なしで使用でき、上顎や舌、頬の内側なども拭き取ることができます。洗浄成分はもちろん、保湿成分が含まれているものやキシリトール配合のものなどもあります。

個包装で持ち運べるものやコンパクトなウェットティッシュくらいの大きさのものがあり、ポーチの中にも収まりやすいのが特徴です。

デンタルフロスや歯間ブラシを使う

ここまで、マウスウォッシュや歯磨きシートをご紹介しましたが、歯と歯の間に挟まった食べカスは、それらでは取り除くことができません。

食べカスが挟まった状態でマウスピースを装着すると虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、デンタルフロスや歯間ブラシを併用するとよいでしょう。

デンタルフロスとは歯と歯の間に付着した汚れを取り除く糸状のもので、持ち手がついたホルダータイプや糸のみのロールタイプがあります。

一方、歯間ブラシは持ち手のある細いブラシで、歯と歯の根元のすき間に付着した汚れを落とすアイテムです。なかでも外出先で使用するのであれば、前歯にも奥歯にも使いやすいY字型やロールタイプのデンタルフロス、L字型の歯間ブラシを使用するとよいでしょう。

まとめ

カフェでランチをしている女性

マウスピースを自由に着脱できるインビザライン矯正では、外食の際に必ずマウスピースを外す必要があります。また、食事をしたあとには必ず口腔ケアを行い、清潔な状態で再装着することも大切です。

このような適切なケアを怠ると、虫歯や歯周病によって治療を中断しなければならないケースも考えられます。計画どおりに矯正治療を進めるためにも、正しい方法でマウスピースを装着することを心がけましょう。

インビザラインを検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。

当院のホームページはこちらWeb予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

生え変わり期の歯みがきで気をつけるポイントとは?

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

子供の歯は、一般的には5~6歳頃から少しずつ乳歯が抜け始め、永久歯に生え変わります。生え変わっている時期の乳歯はグラグラ揺れるので、お子さんはお口の中に違和感を感じ、親御さんは仕上げ磨きに苦戦します。お子さんも親御さんもストレスを溜めない状態で、生え変わり時期の虫歯をしっかりと防げるとよいですね。そこで今回は、乳歯から永久歯に生え変わる時期の歯磨きで気をつけるポイントを、具体的に解説していきます。

乳歯から永久歯に生え変わる時期の歯磨きで気をつけるポイント

その1  乳歯が生えかわる時期には個人差がある

一般的には、2歳半~3歳頃に乳歯が全て生え揃います。そして、5歳半~6歳頃に永久歯への生え変わりが始まり、12歳頃に全ての乳歯が永久歯に生え変わります。

ただし、永久歯への生え変わるタイミングは個人差が大きく、男子より女子の方が早い傾向にあります。8歳頃まで一本も乳歯が抜けないお子さんもいるので、過度に心配しなくても大丈夫です。もしどうしても心配な場合は、5歳を過ぎてから小児歯科で相談してみましょう。お口の中のレントゲン写真を撮って、歯茎に埋まっている永久歯の状態を目で見て確認することができます。

永久歯は、お子さんの健康を一生支えていく大切な歯です。むし歯などで抜歯をしたら、義歯にするしかありません。お子さんが高齢者になった時まで自分の歯で噛んで食事ができるようにするためには、永久歯が生えてきた時のケアがとても大切です。乳歯の時よりも、さらにしっかりと歯みがきを行う必要があります。

その2 歯ブラシが届きにくい第一大臼歯に気をつける

下の真ん中の前歯が、一番最初に生え変わるケースが多いです。その後は、下の前歯4本と上の前歯4本が5歳半〜8歳頃までに生え変わるのが一般的です。同じタイミングで、一番奥の乳歯の後ろから第一大臼歯(だいいちだいきゅうし)という永久歯が生えてきます。第一大臼歯は6歳頃に生えてくるため、別名「6歳臼歯」とも呼ばれています。第一大臼歯は永久歯の中で最も大きく噛む力も強く、歯並びや咬み合わせの基本となる重要な歯です。一番奥の歯は、歯ブラシが届きにくく磨き残しが多くなってしまいがちです。親御さんが仕上げ磨きの時に歯の裏側までしっかりと磨いてあげましょう。

さらに、9歳頃に前歯と奥歯の間にある犬歯などの歯が徐々に生え変わっていき、12~14歳頃までに、第二大臼歯(12歳臼歯)を含む上下28本の永久歯が生え揃います。それ以降、人によっては成人してだいぶ経ってから第三大臼歯(親知らず)が生えてきます。

その3  生えたばかりの永久歯は、むし歯になりやすい

乳歯は永久歯よりも柔らかくて汚れがつきやすくなっています。そして、生えてから2~3年までの永久歯も、歯質が未成熟でむし歯にとてもなりやすいです。この期間の永久歯を幼若永久歯と呼びます。生えてから数年経つと、だ液中のカルシウムなどミネラルが徐々に歯に入り込んで、通常の硬さと強さを備えた永久歯になります。

幼若永久歯と呼ばれる時期は、その後一生使い続ける永久歯をむし歯から守るために非常に大事な時期です。小児歯科には「フッ素塗布」「シーラント」という乳歯や幼若永久歯を虫歯になりにくくする治療メニューがあります。フッ素塗布は、歯にフッ素を塗って歯の再石灰化を促進することで虫歯を防止することができます。また、シーラントは奥歯や前歯の溝を樹脂で埋めて平らにすることで奥歯の磨き残しを防ぎます。ご家庭の歯みがきだけでなく、フッ素塗布やシーラントも活用して、お子さんの歯を虫歯から守りましょう。

その4 永久歯が裏や横から生えてきたり、歯ぐきが腫れたら小児歯科へ

乳歯がグラグラしている状態が長引いても、自然に抜けるので待っていれば大丈夫です。グラグラしている状態が長引くと、乳歯の色がピンクがかったり黒ずんだりしてくる場合がありますが、生え変わりに時間がかかっているだけで、特に心配しなくても大丈夫です。

ただし、乳歯が抜けていない状態で永久歯が裏や横から生えてきてしまったり、歯と歯茎の隙間に細菌が入って歯肉が腫れてしまった場合は、乳歯を出来るだけ早く抜く必要があります。お子さんのお口の中にそういう状態の乳歯があれば、すぐに小児歯科を受診しましょう。

また、待っていれば自然に抜ける乳歯であっても、歯がグラグラしていることが気になってお子さんが学校の授業などに集中できなかったり、食事をする時に痛がったりする時は、小児歯科で乳歯を抜いてもらうのも一つの手です。

その5 生え変わり期の歯みがきは、とくに念入りに

生え変わる時期は、歯が抜けている箇所があったり、生えかけていたりする歯があったりと、歯並びがとても複雑になります。歯ブラシで届きにくい箇所も増えて、食べカスや歯垢も残りやすいです。そのため、永久歯が生え揃った段階で、既に永久歯がむし歯になってしまっているケースも少なくありません。仕上げ磨きを小学校に上がると同時に卒業してしまうご家庭も多いですが、永久歯が生えそろう12歳頃まで仕上げ磨きや歯みがき後のチェックは続けることをおすすめします。

仕上げ磨きをするときに歯がグラグラしているのが気になる場合は、歯ブラシを持つのと反対側の手の指をグラグラする歯に軽く添えて支えてあげましょう。仕上げ磨きで特に気にかけて欲しいのが、一番奥の乳歯の後ろに生えてくる第一大臼歯(6歳臼歯)です。生え始めは他の歯より背が低くて歯ブラシが届きにくいため、食べかすや歯垢が溜まりやすくなっています。親御さんの膝にお子さんの頭をのせて、奥までしっかり磨いてあげましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。乳歯から永久歯に生え変わる時期は、お口の中の環境が大きく変化します。親御さんがしっかりと気を配ってあげましょう。当院では歯みがき指導を行っています。お子さんも親御さんも楽しみながら正しい歯磨きを学ぶことができます。気になる方は、当院までご連絡ください。

らいふ歯科クリニックでは小児歯科はもちろん、小児矯正も専門で行なっております。専門の医師と子ども好きなスタッフが、お子様の歯の健康をサポートします。お子様の矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

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