直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科はらいふ歯科クリニック

  • 福岡県 直方市 らいふ歯科クリニック

    「0歳からのむし歯予防」
    を掲げて
    低年齢からの生涯にわたる
    健康を目指しています

  • 福岡県 直方市 らいふ歯科クリニック

    お子様の矯正はもちろん、
    大人の矯正も得意です。
    誰にも気づかれない
    目立たない矯正

    に力を入れています

  • 福岡県 直方市 らいふ歯科クリニック

    むし歯治療・歯周病治療だけでなく、
    歯並びやかみ合わせの治療を
    行なっていくことで、
    健康で笑顔あふれる
    人生 []

    得られるように頑張っております

インビザライン矯正中に違和感が?原因と対処法を解説!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

インビザライン矯正では、マウスピースの装着時に違和感を覚える方が少なくありません。多くの場合、時間の経過とともに違和感は軽減していきますが、マウスピースの変形や破損が原因で痛みなどを感じることもあります。

今回は、インビザライン矯正中に違和感が生じる原因や対処法について詳しく解説します。

インビザライン矯正中に違和感が生じる原因

インビザライン矯正中に違和感が生じたひと

インビザライン矯正中には、違和感や圧迫感、不快感などを覚えることがあります。では、何が原因でインビザライン矯正中に違和感が生じるのでしょうか。

ここでは、インビザライン治療で違和感が生じる原因について解説します。

マウスピースの装着に慣れていないため

インビザライン矯正をはじめて間もない時期には、装着による違和感を覚えやすいです。手軽に取り外しできるマウスピースとはいえ、口の中に異物を装着するため不快感や圧迫感を覚える方は少なくありません。

特に、装着に慣れるまでの期間は、普段とは異なる口の中の感覚に戸惑ってしまう方が多いでしょう。時間の経過とともに気にならなくなることがほとんどです。

マウスピースを正しく装着できていない

違和感が生じる原因として、マウスピースを正しく装着できていないことも考えられます。例えば、マウスピースが浮いていたりズレていたりすると、歯ぐきに当たって痛みを感じることがあります。

このようなケースでは、違和感を覚えるだけでなく矯正の効果を十分に発揮できません。計画通りに治療が進まなくなることも考えられるでしょう。

マウスピースが変形・破損している

マウスピース自体が変形・破損していることも、違和感が生じる原因として挙げられます。例えば、マウスピースの片方だけを無理やり引っ張り上げるような外し方をしたり、マウスピースを歯で強く噛むように装着したりしていると、変形・破損につながります。

インビザライン矯正に使用するマウスピースは、患者さまひとりひとりの歯列に合わせてつくられています。一部が変形・破損しただけでも装着できなくなったり歯が移動できなくなったりすることがあります。

マウスピースの装着時間を守っていない

インビザライン矯正では、マウスピースを1日22時間装着し続ける必要があります。マウスピースの装着時間が短い場合や丸一日つけ忘れるようなことが頻繁に起こったりした場合、治療計画通りの位置に歯が動かなくなり違和感を生じます。

また、装着時間が短いことにより、一度動いた歯が後戻りすることも考えられるでしょう。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりによりマウスピースに強い負荷がかかると、変形・破損して装着時に痛みや違和感を覚えるかもしれません。また、マウスピースを装着した状態で長時間歯ぎしりや食いしばりをした場合、奥歯に強い力がかかり、奥歯が下方向に押される可能性もあります。

このようなケースでは、治療計画通りの位置に歯が動かず、マウスピースの装着時の違和感が強くなるでしょう。

インビザライン矯正中に違和感が生じやすいタイミング

インビザライン矯正中に違和感が生じやすいタイミングはいつなのか

インビザライン治療中に違和感が生じやすいタイミングはいくつかあります。ここでは、4つのタイミングについて解説します。

インビザライン治療をはじめて間もないとき

先にも述べましたが、インビザライン矯正をはじめて間もない時期は違和感を生じることが多いです。異物感や締め付け感から吐き気を催す方もいますが、装着しているうちに気にならなくなるでしょう。

患者さまによっては、違和感が強くマウスピースを装着し続けるのが難しいケースもあります。

マウスピースを交換したとき

インビザライン矯正では、1〜2週間ごとにマウスピースを交換しながら歯列を少しずつ動かしていきます。そのため、マウスピースを交換したタイミングで違和感を覚える方が多いです。

このような場合も、装着しているうちに歯列が移動して違和感は落ち着いていきます。

マウスピースの装着を怠ったとき

マウスピースの装着は、一日忘れた程度では大きな影響はありません。

しかし、数日~1週間単位で装着を怠ったり高い頻度で装着し忘れたりした場合には、マウスピースの装着時に違和感を覚えることがあります。マウスピースを装着できる場合はそのまま様子をみることが多いですが、違和感や痛みなどが生じている場合は歯科へ相談しましょう。

マウスピースが変形・破損したとき

マウスピースが変形・破損した場合、部分的に痛みが出たり圧迫感を覚えたりすることが考えられます。

また、インビザライン矯正では、効果的に歯を動かすためにアタッチメントを歯に装着することがあります。アタッチメントが変形・破損した場合も、違和感を覚えるでしょう。

インビザライン矯正中の違和感はいつまで続く?

インビザライン矯正中の違和感が続き期間イメージ

インビザライン矯正をはじめて間もない時期やマウスピースの交換時に覚える違和感は、1週間もすれば感じなくなることがほとんどです。

ただし、1週間をすぎても違和感が続く場合やマウスピースのフチが歯ぐきに当たって痛む場合は、詳しい原因を明らかにする必要があるでしょう。我慢せずに歯科医院へ相談しましょう。

インビザライン矯正中に違和感が生じた場合の対処法

インビザライン矯正をする女性

マウスピースの装着時に違和感が気になったとき、どのように対処すればよいか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。ここからは、4つの対処法をご紹介します。

マウスピースを正しい方法で着脱する

マウスピースを正しく装着することにより、違和感を改善できることがあります。マウスピースは、奥歯から手前に向かって左右対称になるように少しずつ装着しましょう。

装具を押し込むときは、歯ではなく指で押すようにしてください。チューイーを使用することで歯にしっかりと密着させることができます。

取り外しの際も、奥歯から前歯に向かって左右順番に少しずつ外していきましょう。正しい着脱方法を守ることは、違和感の改善だけでなく、マウスピースの変形や破損を防ぐことにもつながります。

マウスピースの装着時間を守る

インビザライン中に違和感を覚えた方で装着時間を守れていない場合は、まず装着時間を守ることを心がけましょう。基本的には1日22時間以上、最低でも20時間以上装着する必要があります。

丸一日つけ忘れた場合には、その日数分マウスピースの装着日数を追加したほうがよいでしょう。装着し忘れてしまった場合には必ずメモしておき、必要な時間装着するようにしてください。

マウスピースの変形や破損がないかチェックする

マウスピースを毎日着脱していると、知らず知らずのうちに変形したり破損したりすることも考えられます。装着時には、必ず変形・破損がないかをチェックする習慣をつけるとよいでしょう。

なお、変形や破損に気付いた場合には、マウスピースの装着を中止して早めに歯科医院へ相談するようにしてください。

歯科医院へ相談する

思い当たる原因などがないにもかかわらず違和感が続く場合は、無理をせずに歯科医院へ相談しましょう。マウスピースの一部が歯茎に当たって痛みを感じているケースでは、マウスピースを削ったりカットしたりして違和感を改善できることもあります。

患者さま自身でマウスピースに手を加えることはせず、必ず歯科医院へ相談してください。

まとめ

インビザライン矯正のマウスピース

インビザライン矯正をはじめて間もない頃には、マウスピースの装着時に違和感を感じる方が少なくありません。多くの場合は1週間程度で慣れていきますが、痛みや不快感が強い場合には医師に相談してください。

違和感を軽減して快適にマウスピースを装着し続けるためには、正しい着脱方法や装着時間を守ることが大切です。

インビザライン矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザラインのアタッチメントについて Q &Aで詳しく解説

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

当院では、透明で目立ちにくいマウスピースを装着する「インビザライン・ファースト」という小児向けマウスピース型矯正システムを採用しています。7歳から10歳くらいが対象年齢です。

インビザラインは、歯並びの状況によって「アタッチメント」と呼ばれる小さい出っ張りを歯の表面に取り付けます。アタッチメントには、①マウスピースと歯を密着させる②歯を動かすための力を歯の根元まで伝える、という大切な役割があります。マウスピースとは異なり、自分で着脱はできません。
今回は、インビザラインのアタッチメントについて、Q&A形式で詳しく解説していきます。

Qアタッチメントは目立つの?

Aアタッチメントは天然の歯と似た色の素材を使っているので、とても目立ちにくいです。インビザラインのアタッチメントには何種類かの色があり、患者様の歯の色に近い色を選ぶことができます。

Qアタッチメントを着けたままで飲食はできる?

Aアタッチメントは自分で着脱できないため、着けたままで飲食ができます。マウスピースと異なり、ワインやコーヒーなど色の濃い飲み物を飲んでもほぼ着色しません。お餅やキャラメルなど歯にくっつく食べ物、おせんべいなど硬い食べ物は、出来るだけ避けてください。アタッチメントに用途外の力がかかって、外れてしまうリスクがあります。

Qアタッチメントは外れないの?

Aアタッチメントは、専用の接着剤で歯の表面にくっつけているので簡単には外れないようになっています。稀に、マウスピースの着脱時にアタッチメントが引っかかって外れてしまうことがあります。正しい手順と異なる着脱をした場合に外れやすいので、気をつけましょう。アタッチメントが外れてしまった場合は、歯科医院へなるべく早く連絡しましょう。歯の移動に影響がある箇所の場合は付け直す必要があります。すでに役割を終えたアタッチメントであれば、取れたままでも問題ないです。

Qアタッチメントを飲み込んでしまったけど大丈夫?

Aアタッチメントが外れて、万が一飲み込んでしまっても、体外に排出されるので心配しなくて大丈夫です。外れてしまったことについては、歯科医院へなるべく早く連絡しましょう。

Qアタッチメントをつけたら痛みがある場合はどうしたらいい?

Aアタッチメントをつけると、つけていない時よりマウスピースが密着するので、違和感や痛みを感じる場合があります。大抵の方は、翌日か翌々日には慣れて平気になります。それ以上痛みや違和感が続く場合は、歯科医院へ相談しましょう。

Qアタッチメントがついているとマウスピースの着脱の操作はむずかしい?

Aアタッチメントがない時と比較すると、歯に突起物がついている分、マウスピースの取り外しが難しくなります。無理矢理外すとマウスピースが割れてしまう可能性があるので、片方の奥歯の側から優しく広げて取り外してください。付ける時は、前歯の側から両手を使ってゆっくりとはめましょう。

Qアタッチメントがついている時の歯の磨き方は?

Aアタッチメントの周りは、食べカスや歯垢が溜まりやすく、さらに歯ブラシの毛先をしっかり当てることが難しいです。慣れるまでは鏡で歯ブラシがしっかり当たっているか確認しながら、丁寧に磨きましょう。

ブラッシング方法

歯の表面とアタッチメントの境目に歯ブラシの毛先を斜め45度に当てて、小刻みに優しくブラッシングしてください。ゴシゴシ強く擦ると、アタッチメントが外れるリスクがあります。また、アタッチメントのところだけ集中的に磨くのではなく、お口の中全体をバランスよく丁寧に磨きましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。アタッチメントは、インビザラインがしっかりと効果を発揮するために必要なものです。小さなお子様がインビザラインでアタッチメントを取り付けた際は、親御様が仕上げ磨きの時に磨き残しがないか気をつけてあげてください。

お子様の矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。お子様大好きなスタッフが、笑顔でお迎えします。歯医者さんが苦手な子も、当院へは楽しんで通ってくれています。

インビザラインのマウスピースが割れたときはどうする?注意点も解説

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

インビザラインが割れた場合、どう対処すればいいのでしょうか。矯正治療に影響があるのか不安に感じている方もいるでしょう。

本記事では、インビザラインが割れる原因や対処法、割れた際にかかる費用などについて解説していきます。

インビザラインのマウスピースが割れる原因

食いしばりがある人

インビザラインで使用するマウスピースは、厚みが0.5mmしかありません。違和感を覚えにくい点がメリットですが、衝撃が加わると割れてしまうリスクがあります。

インビザラインが割れる原因として挙げられるのが、以下の4点です。

歯ぎしり・食いしばりの癖がある

歯ぎしり・食いしばりの際にかかる力は100キロ以上といわれています。歯ぎしり・食いしばりをしていると、過度な力がマウスピースにかかるため割れるリスクが高くなるでしょう。

とくに、就寝時の歯ぎしりや食いしばりは無意識におこなわれるため、予防することが難しいです。歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は、インビザラインの治療開始前に歯科医師に相談しましょう。

マウスピースをつけたまま食事をする

インビザラインは、食事の際に取り外す必要があります。マウスピースの取り外しを面倒に感じ、装着したまま食事をとった経験のある方もいるでしょう。

しかし、マウスピースをつけたまま食事するとマウスピースに過度な力が加わります。噛んだ衝撃でマウスピースが割れてしまうリスクがあるため、食事の際はかならず外しましょう。

マウスピースを装着したまま飲食すると、マウスピースと歯の間に食べカスが残りやすいため虫歯や歯周病の原因にもなります。

保管場所が適切でない

飲食時やブラッシングの際は、インビザラインを外して保管する必要があります。机や洗面台に置いたままにしていたり、ティッシュやペーパーナプキンに包んで置いていたりする方もいるのではないでしょうか。

しかし、インビザラインをそのまま置いていると誤って落としてしまったり上から物を置いてしまったり、割れる可能性があります。ティッシュに包んでポケットやカバンに入れて保管することも、マウスピースが割れる原因になりかねません。

インビザラインは薄いため、保管する際には専用のケースに入れる習慣をつけましょう。

誤った方法で着脱している

無理に着脱していると、マウスピースに過度な力がかかり割れる可能性があります。

マウスピースを噛んで装着する方もいますが、割れる原因になりかねません。装着の際は、指の腹で押したりチューイーを使用したりして歯とマウスピースを密着させましょう。

また、マウスピースを外す際も片側から一気に外すと割れる可能性があります。両側の奥歯から前歯に向かってゆっくりと外すようにしましょう。

着脱に不安がある方は、事前に歯科医院で確認してもらうとよいでしょう。

インビザラインのマウスピースが割れたときの注意点

インビザラインのマウスピースが割れたときの注意点イメージ

マウスピースが割れたときに誤った行動をとってしまうと、矯正治療に悪影響を与える可能性があります。以下に、インビザラインのマウスピースが割れたときの注意点をご紹介します。

何も装着しない期間を作らない

1日20時間以上マウスピースを装着することで歯に十分な矯正力が加わります。十分な装着時間が確保できてないないと歯が計画どおり動きません。

インビザラインが割れたからと装着しないで過ごしていると、治療期間が伸びてしまう可能性が高くなります。

また、矯正期間中は歯とあごの骨が定着していないので歯が動きやすい状態です。マウスピースを装着せずに過ごしていると後戻りするリスクも高いでしょう。

装着していない期間をつくらないために、マウスピースが割れたら早めに歯科医院に連絡することが大切です。

割れたマウスピースを装着しない

マウスピースが割れた場合、装着できるからと割れた状態で使用しないようにしましょう。割れた状態でマウスピースを使用し続けると、歯に適切な力がかからない可能性があります。

治療計画から歯の動きがズレてしまったり、治療期間が長引いたりする原因になりかねません。

ご自身で修理しない

インビザラインが割れてしまったからと、ご自身で修理して使用することはやめましょう。マウスピース矯正は、マウスピースを使用して歯に小さな力を加えて移動させます。

ご自身で修理すると誤った矯正力が歯にかかり、治療に悪影響を及ぼす可能性があるでしょう。マウスピースは繊細なので、かならず歯科医師に修理してもらってください。

インビザラインのマウスピースが割れたときはどうする?

歯医者へ相談

インビザラインが割れた場合の対処法は、以下のとおりです。

歯科医師の指示を仰ぐ

インビザラインが割れた場合、速やかに歯科医院に連絡して指示を仰ぎましょう。たとえ装着できたとしても、治療に悪影響が出る恐れがあります。

損傷の状態によっては、誤った方向に矯正力が働いて治療計画が乱れるリスクがあります。自己判断でマウスピースを使用した結果、治療期間が長引くケースも少なくありません。

マウスピースが割れたら、かならず歯科医院に連絡しましょう。

1つ前のマウスピースを使用する

「マウスピースが2つに割れてしまった」など大きく損傷した場合、マウスピースの作り直しが必要です。マウスピースを再作成する場合、手元に届くまでに数週間はかかります。その期間、マウスピースを装着せずに過ごしていると歯が後戻りするリスクが高いでしょう。

治療計画から外れないように、後戻りを防ぐことがポイントです。マウスピースが届くまでの期間は1つ前のマウスピースを装着して、後戻りを防ぐよう指示されるケースが多いです。そのため、1つ前のマウスピースは必ず保管しておきましょう。

次のマウスピースを使用する

マウスピースの交換時期が近い場合は、次のマウスピースを装着することもあります。

再作成には時間がかかり、矯正期間が長引いたり追加で費用がかかったりします。そのため、交換する直前で割れてしまった場合は次のマウスピースを使用するように指示されるケースが多いでしょう。

ただし、自己判断でマウスピースを交換するとトラブルの原因になりかねないので、かならず歯科医院を受診して確認してもらいましょう。

インビザラインのマウスピースを作り直す場合の費用

インビザラインのマウスピースを作り直す場合の費用イメージ

マウスピースが割れた場合の修理費用は、数千円〜1万円ほどが相場です。再作成する場合は1万円以上必要になるでしょう。

歯列矯正は自由診療になるため、歯科医院によって費用に差があります。カウンセリングの際に、割れたときの対応なども確認しておきましょう。

インビザラインのマウスピースを割らないためには

インビザラインのマウスピースを割らないためのポイント

インビザラインを割らないためには、どのような点に気をつければいいのか解説します。

外した際はケースに入れて保管する

インビザラインのマウスピースは薄く、衝撃に弱いため取り扱いには注意が必要です。テーブルや洗面台に置いたままにしたり、ティッシュに包んでポケットやカバンに入れたままにしたりすると割れるリスクがあります。

食事やブラッシングなど、マウスピースを外すときは必ずケースに入れて保管しましょう。ケースに入れることを面倒に感じる方もいるかと思いまが、割れるリスクを回避するためには重要です。

丁寧に着脱をおこなう

マウスピースを着脱する際には、丁寧に取り扱うようにしましょう。インビザラインのマウスピースは薄いため、無理に着脱しようとすると変形・破損の原因になります。

歯で噛んで装着したり力任せに引っ張って外したりすることは避けましょう。装着の際は、前歯から奥歯に向かって合わせていきます。外す際は、両奥歯のマウスピースを浮かせてからゆっくり外しましょう。

慣れない間は時間がかかりますが、マウスピースに負担をかけないためには適切な方法で着脱する必要があります。

食事のときは必ず外す

インビザラインを装着したまま食事を摂ると、噛む力でマウスピースが割れてしまう可能性があります。食事の際にかかる力は、奥歯で50〜60キロほどです。マウスピースは薄く繊細なため、大きな力や衝撃が加わると割れてしまいます。

歯ぎしり・食いしばりに対策を講じる

歯ぎしり・食いしばりがある方はマウスピースが割れるリスクが高いです。歯ぎしりや食いしばりは、就寝時など無意識でおこなっている場合もあります。

何度も破損を繰り返している場合は、夜間の歯ぎしりを防止するマウスピースの作成も視野に入れる必要があるでしょう。

日中の歯ぎしり・食いしばりは、本人の意識次第で改善できるかもしれません。日頃から食いしばりをしていないか意識して過ごすようにしましょう。

歯ぎしりや食いしばりの自覚症状がある方は、治療開始前に歯科医師に相談してください。

まとめ

マウスピースを付ける女性

インビザラインで使用するマウスピースは、違和感がないように薄く作られています。そのため、衝撃を受けると割れる可能性があります。

マウスピースが割れてしまったら、速やかに歯科医院に連絡して指示を仰ぎましょう。使用するのを中断したり、割れたマウスピースを無理に装着したりすると治療計画が乱れることがあるので注意してください。

インビザライン矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザラインのマウスピースがはまらない時はどうすればいいの?

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

当院では、透明で目立ちにくいマウスピースを装着する「インビザライン・ファースト」という小児向けマウスピース型矯正システムを採用しています。7歳から9歳くらいが対象年齢です。

インビザラインは少しずつ形が違うマウスピースを何十枚も付け替えて、歯を理想の位置に動かします。もしマウスピースが、はまらなくなってしまったら、どうすればいいのでしょうか。今回は、マウスピースがはまらない時の原因と対処法、浮きの許容範囲などを詳しく解説していきます。

マウスピースがはまらない原因は?

最初から完全にフィットするように作られていない

インビザラインのマウスピースは、そもそも乱れた歯並びを理想の位置へ動かすために装着するものです。歯を動かす前提で作成されているので、あえて歯にぴったり合っていない部分があります。そのため、チューイを用いて正しく装着しないと浮いてしまいます。

チューイを使わずにマウスピースをつけている

インビザラインのマウスピースをぴったり装着するには、チューイという円筒形でシリコン素材の補助器具を使うことが重要です。指だけで装着すると、マウスピースが歯列の奥までグッと入り込まず、浮いてしまうリスクがあります。

実際の歯の移動と計画段階の歯の移動がズレている

インビザラインは、マウスピースを毎日20時間以上装着しないと、最初の計画通りに歯が動きません。実際の歯の移動と計画段階の歯の移動がズレている場合、新しいマウスピースに交換しても、結局また浮いてしまいます。どうしても装着できない日などがある場合はご相談ください。

正しい番号のマウスピースをつけていない

インビザラインのマウスピースには、それぞれ順番に番号が記載されています。その順番と異なるマウスピースを使用すると、浮いてしまうリスクがあります。

マウスピースの形状に問題がある

マウスピースに初期不良があったり、雑に扱って変形させてしまったりすると、マウスピースが浮いてしまうリスクがあります。マウスピースはとても薄くて柔らかい素材のため変形しやすいです。まとめて渡されたマウスピースは冷暗所に保管して、必ずケースに入れて持ち運びましょう。

部分によって浮く原因は違う?

前歯部分が浮くケース

アタッチメントを付けることで改善できる可能性が高いです。前歯の部分が実際に浮いているのか、浮いているような違和感があるのかによって対応が異なります。歯科医院に相談してみましょう。

奥歯部分が浮くケース

マウスピースや治療経過に不具合が起きている可能性があります。一旦使用を中断して、歯科医院に相談しましょう。

1本の歯だけ浮くケース

対象の歯とマウスピースの該当部分に不具合が起きている可能性があります。前から2本目3本目あたりの歯に起こることが多いです。

マウスピースの浮きの許容範囲は?

治療開始からあまり時間が経過していない場合

2mm前後なら許容範囲なので、装着を継続して大丈夫です。矯正後の歯並びも考えてマウスピースは設計されているので、治療開始時の歯並びではしっかりフィットしないこともよくあります。日々チューイを使って正しく装着していれば、ぴったりとはまるようになります。

治療がほとんど終わっている場合

ほとんどの歯が綺麗に並んでいる状態でマウスピースが浮く場合は、2mm未満でも不具合がある可能性があります。まずは歯科医院に連絡してみましょう。

マウスピースがはまらなくなった時の対処法は?

マウスピースを規定の時間通りに装着しましょう

インビザラインの装着時間は20時間以上です。それ以下だと最初に計画した通りに歯が動かず、マウスピースがはまらなくなるリスクがあります。一日に何度も間食して取り外す回数や時間が多くなっている場合は、食事やおやつの時間を固定して、それぞれ30分以内に食べ終えるようにしましょう。

マウスピースの交換スパンを守りましょう

稀に、早く矯正を完了させたくて、マウスピースの交換スパンを自分の判断で短くしてしまう患者様がいらっしゃいます。インビザライン矯正は、一日一日の積み重ねが理想の歯並びを作ります。早く終えたい気持ちはわかりますが、歯科医師に指定された交換スパンを守りましょう。

チューイの使用を習慣化しましょう

マウスピースを指だけで装着すると、マウスピースが奥まで入り込まずに浮いてしまいます。毎日欠かさずチューイを使ってください。少々手間かもしれませんが、美しい歯並びを手に入れるために頑張りましょう。チューイを使用すると、治療期間が短縮できることがあります。

前後のマウスピースを装着しましょう

歯科医院に連絡して、ひとつ前のマウスピースの装着期間を延長するのか、もしくは次のマウスピースを前倒しで使用するのか、指示を仰ぎましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。インビザラインのマウスピースがはまらない場合は、歯科医院に相談して原因にあった正しい対処方法を行いましょう。
お子様の矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

子供の仕上げ磨きは何歳まですればいい?仕上げ磨きのメリットやポイント、正しい磨き方も解説

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

小学校に上がる頃になると、着替えや学校の準備など、お子さんが自分で出来ることがグンと増えますよね。そのタイミングで仕上げ磨きを卒業するお子さんが多いようです。実際のところ、仕上げ磨きは何歳までするのがよいのでしょうか?また、お子さん自身が自分で磨きたいと言い出した段階で、任せてよいのでしょうか。仕上げ磨きのメリットやポイント、正しい磨き方なども詳しく解説していきます。

仕上げ磨きは0歳から10歳くらいまでがおすすめ

歯科医師としては、生後6ヶ月前後で乳歯が生えてきた時から、永久歯が全て生え揃いはじめる10歳くらいまで仕上げ磨きをすることをおすすめします。

10歳は少し過保護だと感じるかもしれませんが、小さい乳歯と大きな永久歯が混在している時期は隣り合う歯に大きな段差が生じています。そのため、とても歯磨きが難しい時期なのです。

小さい頃の仕上げ磨きは歯みがきを習慣づけるために、小学校に上がってからの仕上げ磨きは磨き残しやお口の中のチェックをするために行いましょう。親子のスキンシップの時間と考えてもよいかもしれません。

小学校に入学する頃、身の回りの多くのことを自分で出来るようになります。そのタイミングで、「歯磨きも自分で」となるご家庭も多いです。また、6歳になると自立心が芽生えて、親御さんの仕上げ磨きを嫌がるお子さんもいます。成長や向上心に繋がるのではないか、と任せてしまいがちですが、歯科医師としてはおすすめできません。

なぜなら、小学校に上がったばかりのお子さんが、磨き残しをしないでブラッシングするのはとても難しいからです。強すぎる力でガシガシ磨いてしまったり、同じところばかり何度も磨いてことしまったりしがちです。親御さんが近くで見守って、歯ブラシを持つときの力加減のアドバイスをしたり、仕上げ磨きで磨き残していたところをを教えてあげたりしましょう。親御さんの膝に寝て仕上げ磨きをするのを嫌がったタイミングで立った状態での仕上げ磨きに移行すると、素直にやらせてくれることも多いです。

仕上げ磨きのメリットは?

  • 子供に正しいブラッシング方法を教えられる
  • 子供の技術では落としきれない食べカスや歯垢を落とせる
  • 虫歯ができやすい乳歯や生えたての永久歯をむし歯から守れる
  • むし歯や口内トラブルを本人が痛みや違和感を訴える前に発見できる
  • 食後に歯みがきをする習慣を身につけることができる

このようなメリットを得るためには、正しいやり方で仕上げ磨きをすることが大切です。当院ではお子さんや親御さんにブラッシング指導を行っています。仕上げ磨きの方法も、丁寧にお伝えしています。気になる方は、ぜひお問い合わせください。

年齢別、仕上げ磨きのポイントは?

0~2歳くらいまで

柔らかいや歯ブラシなどを口の中に入れて動かすことに慣れてもらいましょう。

3~5歳くらいまで

歯磨きを毎食後行うことが大切だと知ってもらいましょう。子供には磨きにくい奥歯が生えてくるので、仕上げ磨きの時に丁寧にブラッシングしてあげましょう。

6~9歳くらいまで

乳歯の奥歯の後ろに、さらに6歳臼歯が生えてきます。6歳臼歯は特にむし歯になりやすい歯と言われています。仕上げ磨きの時に丁寧にブラッシングしてあげましょう。

9~12歳くらいまで

お子さん自身で歯磨きをして、親御さんは奥歯など磨き残しが多いところを中心にお口の中をチェックしましょう。磨き残しがあったら、ブラッシングをしてあげましょう。

お子さんが嫌がらなければ、お口の中のチェックは中学生になってからも続けてください。大人でも、磨き残してしまうことはありますよね。毎日でなくていいので、歯の裏側や奥歯など、磨き残しが多いところを確認してあげましょう。

仕上げ磨きの正しいやり方は?

仕上げ磨きの歯ブラシの持ち方は?

仕上げ磨きをする時は、ペンと同じように歯ブラシを持ってください。軽い力で小刻みに磨けます。

仕上げ磨きの歯ブラシの当て方や磨き方は?

歯ブラシの毛先を歯に垂直にあててください。特に、歯と歯茎の境目は要注意です。歯ブラシを動かすときは、横に小刻みに動かすのを基本の動作にしてください。

仕上げ磨きで注意が必要なポイントは?

上の前歯の表側

歯ぐきと唇の内側をつなぐ筋のようなものが中心部分にあるので、歯ブラシがぶつからないように、指で防いで磨きましょう。

上下の前歯の裏側

前歯の裏側だけは、縦に小刻みに動かして磨きましょう。

奥歯

歯ブラシが届きにくく、大人でも磨き残しが多いところです。歯の面を意識して、表面、裏面、噛む面、それぞれを丁寧に磨きましょう。お子さんの頬を人差し指で少しだけ外側に引っ張り、口の中のスペースを広くすると磨きやすいです。歯ブラシで口の中を突かないように気をつけましょう。お子さんは痛い思いをすると、仕上げ磨きに苦手意識を持ってしまいます。

まとめ

お子さんが自分で磨きたいと言い出したら、磨き残した箇所が赤くなる染め出しを使って、磨き残しがどのぐらいあるかを確認してみましょう。仕上げ磨きの目的は、磨き残しを防ぐことです。染め出しの合格ラインを決めて、そこをクリアしたら仕上げ磨きを卒業してもよいでしょう。ただし、卒業後しばらくは、お子さんに完全に任せてしまわず、時々親御さんがお口の中をチェックしてあげましょう。

虫歯になる前に、歯磨き指導や定期検診で歯医者さんに慣れておくことをおすすめしています。当院では子供が大好きなスタッフが、笑顔でお迎えします。お子さんの歯のことでお悩みがありましたら、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザライン矯正中にマウスピースを1日つけ忘れたらどうなる?

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

インビザライン矯正は、目立ちにくい透明なマウスピースを用いた歯列矯正方法で、多くの人に選ばれています。透明なマウスピースを使うので、他人に気づかれずに治療を進めることが可能です。社会人や対外的な活動が多い人にとって、非常に大きなメリットです。

しかし、その便利さゆえに、つけ忘れや装着時間の不足が発生することもあります。「1日マウスピースをつけ忘れたらどうなるの?」と疑問に感じる方も多いでしょう。

この記事では、インビザラインのマウスピースを1日つけ忘れた場合の影響について詳しく解説します。

インビザライン矯正中にマウスピースを1日つけ忘れたらどうなる?

インビザライン矯正中にマウスピースを1日つけ忘れた人

インビザライン矯正は、患者さまのライフスタイルに柔軟に対応できる点が魅力ですが、マウスピースの装着時間が治療の成功に直結します。治療計画は、1日に20〜22時間の装着を前提に立てられており、この時間を確保することで歯が計画通りに動きます。

1日マウスピースの装着を忘れてしまった場合、不安に感じるでしょう。

1日装着を忘れただけなら、直接的に治療に大きな支障をきたすことは少ないといえます。インビザライン矯正は少しずつ歯を動かす治療方法で、1日程度のつけ忘れでは全体の治療計画に大きな影響が出ることは稀です。

ただし、1日のつけ忘れが頻繁に発生する、または数日間連続してマウスピースの装着を忘れるという行動が続く場合、治療の進行に影響が出る可能性が高まります。装着時間の不足は歯の移動速度の低下を招き、治療期間の延長につながるでしょう。

インビザライン矯正は、正しくマウスピースを管理できれば非常に効果的な歯列矯正方法です。1日つけ忘れただけなら過度の心配は不要ですが、矯正治療を成功させるためには、患者さま自身の責任感と継続的な努力が必要です。

マウスピースのつけ忘れが起こりやすい場面とは?

歯ブラシと歯磨き粉

インビザライン矯正は、便利さと効果の高さから多くの人に選ばれていますが、取り外し可能なマウスピースの特性上つけ忘れが発生しやすい瞬間があります。日常生活の様々な場面でつけ忘れが発生するので、食事や歯磨きの後、外出時、睡眠前などは特に注意しましょう。

インビザライン矯正が成功するかどうかは、マウスピースをどれだけ装着できるかに左右されるので、マウスピースの装着を忘れないよう心がけることが重要です。ここでは、インビザラインのマウスピースをつけ忘れやすいシチュエーションについて解説します。

食事や歯磨きの後

インビザラインのマウスピースは、食事の際には外す必要があります。食後、忙しくてすぐに歯磨きができない場合や、リラックスしてマウスピースの装着を忘れることがあります。

また、外出先やオフィスなどで歯磨きをした後に、そのままマウスピースを装着せずに活動を再開してしまうケースもあります。

外出時

レストランでの食事やカフェでの休憩など、外出時はマウスピースを外す機会が多くなります。特に、友人や同僚との食事では、会話を楽しんでいるうちにマウスピースの装着を忘れることもあるでしょう。

外出先ではマウスピースの存在を忘れやすく、つけ忘れのリスクが高まります。

睡眠前

就寝中もマウスピースを装着しなければなりませんが、特に疲れている日や遅くまで活動していた日は、就寝前の歯磨きの後にマウスピースをつけ忘れるかもしれません。ベッドに入った後に「マウスピースを装着するのを忘れていた」と気づくことがあります。

スポーツなど活動中

アクティブな運動をする際にマウスピースを外すと、活動後の疲労感やその他の気分転換でマウスピースをつけ忘れることがあります。特に、水泳や球技など、長時間にわたるスポーツ活動の後はこの傾向が強くなります。

マウスピースを1日つけ忘れたときの対処法

歯科医療で使用するマウスピースの説明をする歯科医

インビザラインのマウスピースを1日つけ忘れた場合、治療に影響があるのではないかと不安に思うかもしれません。基本的には1日装着を忘れただけで大きな問題に発展することはありませんが、適切に対処することで治療の遅れを最小限に抑えられるでしょう。

重要なのは、つけ忘れた後にいかに早く正しい行動を取るかどうかです。また、今後のつけ忘れを防ぐために工夫しましょう。

ここでは、マウスピースを1日つけ忘れた際の対処法について解説します。

速やかに装着を再開する

最初に行うべきなのは、つけ忘れに気づいたらすぐにマウスピースの装着を再開することです。可能な限り早くマウスピースを口に戻しましょう。

早くつけなければと焦るかもしれませんが、歯磨きとマウスピースの洗浄は行ってから再装着してください。

装着時間の延長を検討する

1日つけ忘れた場合、その分の装着時間を補うために翌日以降の装着時間を延長することを検討しましょう。

ただし、この方法は個人の状態や治療計画によって適切かどうかが異なるため、歯科医師に相談してみてください。短期間のつけ忘れであれば、大幅な装着時間の延長は必要ないことが多いです。

歯科医師に相談する

つけ忘れたことで不安を感じる場合や、マウスピースのフィット感に変化を感じる場合は、速やかに歯科医師に相談しましょう。マウスピースの状態を確認し、必要に応じて調整やアドバイスをしてくれます。

治療計画に大きな影響がないかを確認し、安心して治療を続けられるようにサポートを受けることも大切です。

マウスピースのつけ忘れを防止する方法

マウスピースのつけ忘れを防止するためにリマインダーを設定

インビザライン矯正を成功させる上で、マウスピースの適切な装着は非常に重要です。マウスピースをつけ忘れた場合に対処することも大切ですが、最も優先すべきなのはつけ忘れを防止することでしょう。

ここでは、マウスピースのつけ忘れを防止するための具体的な方法をご紹介します。

リマインダーを活用する

スマートフォンなどのリマインダー機能を活用しましょう。食後や就寝前など、マウスピースを装着すべきタイミングに合わせてアラームやリマインダーを設定することで、つけ忘れを防止できます。

マウスピースのケースを携帯する

外出先でもマウスピースを安全に保管できるように、専用ケースを常に携帯しましょう。食事の際などにマウスピースを外した後も、すぐにケースに収納できます。

紛失や破損を防ぎ、装着を忘れるリスクを減らせるでしょう。

マウスピースの装着をルーティン化する

日常生活の中で、マウスピース装着を一定のルーティンに組み込みましょう。例えば、歯磨きとマウスピースの洗浄・装着をセットにする、ベッドに入る前にマウスピースを装着できているか確認するなど、生活に組み込むとつけ忘れにくくなります。

矯正治療アプリを活用する

インビザライン治療に特化したスマートフォンアプリを活用しても良いでしょう。これらのアプリは、装着時間の管理機能やリマインダー機能があるものが多いです。

治療の進行状況を可視化できるものもあるので、モチベーションの維持にもつながるでしょう。

家族や友人に協力してもらう

身近な人々に矯正治療中であることを共有し、サポートを求めるのも一つの方法です。家族や友人に声をかけてもらい、つけ忘れを防止できるように努めましょう。

目につく場所にメモを貼る

自宅や職場の目に付きやすい場所に、マウスピースの装着を思い出せるメモを貼るのも効果的です。視覚的に情報を得ることができれば、日常の忙しさの中でもマウスピースのつけ忘れを防止できるかもしれません。

日記やアプリを利用して管理する

マウスピースの装着状況を記録することで、つけ忘れを防ぐことが可能です。手帳や日記に装着時間を記録する、インビザライン治療専用のアプリを利用して装着状況を管理するなど、自身に合った方法で管理しましょう。

装着時間を守れていたつもりでも実は足りていなかったなど、治療に関する重要な情報を得られる可能性もあります。

まとめ

インビザライン矯正をする女性

インビザライン矯正中にマウスピースを1日つけ忘れた場合でも、適切に対応すれば治療に大きな影響を与えることはほとんどありません。重要なのは、つけ忘れに気づいた際に速やかに装着を再開し、必要に応じて歯科医師に相談することです。

インビザライン矯正治療を成功させるためには、患者さま自身の意識と努力が不可欠です。毎日マウスピースの装着時間を確保するのは大変かもしれませんが、理想の歯並びを手に入れるために頑張りましょう。

インビザライン矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザラインのマウスピースの洗浄方法と外した時の保管方法を詳しく解説!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

当院では、透明で目立ちにくいマウスピースを装着する「インビザライン・ファースト」という小児向けマウスピース型矯正システムを採用しています。混合歯列前期(上の前歯が生え始める時期)から使用が可能です。6歳で奥歯が生えていて前歯が2/3生えている場合、約1年半の治療期間を目安に、定期的にマウスピースを交換しながら歯列を矯正していきます。7歳から10歳くらいが対象年齢です。

インビザラインのマウスピースは、毎日のお手入れをさぼってしまうと細菌が溜まってしまいます。マウスピースはお口に入れるものなので、清潔な状態を保ちましょう。今回は、意外と知られていないマウスピースの洗浄方法と、外したマウスピースを紛失したり捨てられたりしない保管方法を解説します

インビザラインをこまめに洗浄しないといけないのはどうして?

その1. 透明性を保つため

インビザラインのマウスピースは透明で目立ちにくいので、お子様がお友達に気づかれることなく矯正治療を行えます。しかし、その透明性を保つためには、常に清潔な状態を保っていることが必要です。

その2. 口臭や歯周病のリスクを避けるため

インビザラインでは、マウスピースが歯にしっかりと密着することで力が加わり、歯を動かします。しかし、密着することで、食べ物のカスや細菌が付着しやすくなるのも事実です。マウスピースをしっかり洗浄していないと、口臭や歯周病のリスクが高まります。

その3.マウスピースの寿命を縮めないため

インビザラインでは、マウスピースを毎日20時間以上装着します。しっかり洗浄せずに長い時間つけていると、黄ばんだり嫌な臭いがしたりすることがあります。

マウスピースの正しい洗浄方法

マウスピースは毎日1回必ず洗浄することが大切です。可能であれば、マウスピースを外すたびに水洗いしましょう。歯磨きと同じタイミングでマウスピースを洗浄するように決めておけば、忘れません。洗浄剤を使用するのは、週に1~2回で十分です。

その1. 汚れをしっかり取り除きましょう

マウスピースを外したら、水かぬるま湯を流しながら、優しく指で擦ってください。出先では、これだけで十分です。表面の汚れや食べカスを取り除くことができます。
お家で内側の細かい部分を洗う時には、歯ブラシで丁寧にブラッシングしてください。歯ブラシは必ず毛先が柔らかいものを使用しましょう。

その2. 専用の洗浄剤を使いましょう

洗浄剤を使用すると、水洗いだけでは落ちない汚れや臭いを落とすことができます。必ず矯正用リテーナー・マウスピースに対応しているものを使いましょう。それ以外の洗浄剤を使うと、マウスピースが変色や変形する場合があります。

その3 丁寧にすすぎましょう

洗浄剤や汚れを完全に洗い流すためには、丁寧にすすぎましょう。水かぬるま湯を流しながら、丁寧にすすぎます。洗浄剤のすすぎ残しがあると、お口の中に入ってしまうので要注意です。

その4. 乾燥させる

マウスピースを完全に乾燥させます。湿り気が残っていると、雑菌やカビが繁殖するリスクが高まります。ケースの中にティッシュを敷いてからマウスピースを置いて蓋を開けたまま乾燥させるのが、手間がかからずおすすめです。

マウスピースを洗浄する時のN G行為

その1. 熱湯の使用

熱湯を使うと、マウスピースの形状を変形させてしまいます。必ず、水かぬるま湯を使用しましょう。

その2. 硬めの歯ブラシでゴシゴシする

硬めの歯ブラシは、マウスピースの表面を傷つけてしまいます。また、ゴシゴシ強くブラッシングすると、マウスピースは歪んだり破損したりしてしまいます。柔らかい歯ブラシで表面全体を優しくブラッシングしましょう。

その3. 入れ歯用の洗浄剤に浸す

一見良さそうな感じがしますが、入れ歯用の洗浄剤をに浸すと、マウスピースが変形や劣化してしまいます。

その4. 歯磨き粉は使わない

こちらも一見良さそうな感じがしますが、N Gです。歯磨き粉に含まれる研磨剤がマウスピースの表面に細かい傷をつけてしまい、細菌が溜まりやすくなります。

外したマウスピースの管理方法

マウスピースをうっかり紛失しないように、外した時はしっかりと管理しましょう。

ケースに入れて保管する

ありがちなのが、マウスピースを外した後、ケースに入れずにティッシュで包んで、間違って捨ててしまうケースです。少しの間だけ外す時も、面倒くさがらずにケースに入れて保管しましょう。

ケースは決めた場所に置く

ケースの置き忘れや紛失を防ぐために、ケースを置く場所を固定しましょう。持ち歩く時も、バックのどの位置に入れるか決めておけば、どこかに忘れた時もすぐに気づけます。

ケースを置いている場所を家族と共有する

ご家族にも、ケースや未使用のマウスピースをどこに保管しているか、共有しておきましょう。大掃除などの機会に、誤って捨てられてしまうことを防げます。また、小さなお子さんの手が届かない、ペットがいたずらできない場所に置いてください。

1段階前のマウスピースは捨てずに保存する

万が一、マウスピースを紛失してしまった時に一時的に利用するために、使用後のマウスピースも、手元に保管しておきましょう。

まとめ

インビザライン矯正

インビザラインマウスピースの洗浄は、お口の中を衛生的に保つために欠かせません。インビザライン矯正は毎日の積み重ねが大きな影響を与えるので、毎日丁寧に洗浄するようにしましょう。

お子様の矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザラインですきっ歯は矯正できる?メリットや治療期間も解説!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

「インビザラインですきっ歯は矯正できるの?」「すきっ歯は矯正したほうがいいのかな?」と悩んでいる患者さまもいるでしょう。

今回は、インビザラインでのすきっ歯の歯列矯正について詳しく解説します。インビザラインですきっ歯を矯正する場合のメリット・デメリットも伝えますので、ぜひご覧ください。

すきっ歯とは?

すきっ歯

すきっ歯とは、歯と歯の間にすき間がある歯列のことです。歯科用語では空隙歯列(くうげきしれつ)と言います。

すきっ歯の主な原因は、以下のとおりです。

  • 遺伝
  • 歯と顎のバランスが悪い
  • 生まれつき歯の本数が少ない(先天欠如歯がある)
  • 生まれつき歯が小さい(矮小歯がある)
  • 歯並びに影響を与える悪習慣がある
  • 虫歯や歯周病で奥歯を失った

歯並びが遺伝することはありませんが、歯や顎のサイズは遺伝します。歯が小さく顎が大きい場合、スペースが余るのですきっ歯になりやすいでしょう。

生まれつき歯の本数が少なかったり矮小歯がある場合も、顎の大きさは変わらないのですきっ歯になることがあります。

また、指しゃぶりなどの癖が原因で歯並びが乱れるケースも多いです。歯に継続的に力が加わることで、少しずつ移動するためです。

奥歯を失った場合、歯が後方に移動することがあります。この場合も、すきっ歯になる可能性が高いでしょう。

すきっ歯は矯正したほうがいい?

インビザラインですきっ歯は矯正できるが疑問の女性

子どもの場合は問題ないことが多いですが、すきっ歯は基本的には自然に治っていくものではありません。そのため、すきっ歯が気になったら歯列矯正をしたほうがいいでしょう。

すきっ歯を矯正したほうがいい理由は、以下のとおりです。

審美性が悪い

すきっ歯だと、見た目が気になって自然な笑顔になれなかったり、口もとを隠すクセがついたりすることがあります。人前にでるのを避けるなど、社会性に問題が出る可能性があります。

胃腸に負担がかかりやすい

すきっ歯を放置すると胃腸に負担がかかりやすくなります。すきっ歯は噛み合わせが良くないので、食べ物を小さくなるまで咀嚼するのが難しいからです。

大きな塊のまま飲み込むと、胃腸に負担がかかるでしょう。胃腸に負担をかけると胃痛や下痢を引き起こしやすくなります。胃痛や下痢で食べ物の栄養を充分に吸収できず、免疫力が下がる可能性もあるでしょう。

虫歯や歯周病になりやすい

すきっ歯は、歯と歯のスキマにプラーク(歯垢)が溜まりやすく、口内が不衛生になりやすいです。デンタルフロスや歯間ブラシの使用を徹底しなければならないでしょう。

セルフケアがしっかりとおこなわれていないと、プラークが残り虫歯や歯周病のリスクが高くなります。口内に残ったプラークは放置すると歯石になり、患者さまご自身では取れなくなるので、丁寧にケアする必要があります。

口臭がでやすい

すきっ歯の部分に食べかすが残った状態が続くと、虫歯や歯周病になりやすいだけではなく口臭の元となるガスが発生します。口臭はご自身では気付けないことも多く、知らない間に対人関係に影響を及ぼすかもしれません。

発音がしにくい

前歯にすきっ歯があると、空気がスキマから抜けていくため発音しにくいでしょう。特にサ行とタ行が発音しにくいです。

発音が上手くできないと他人とコミュニケーションをとるときに聞き取ってもらえずに、自信がなくなる可能性があります。

インビザラインですきっ歯は矯正できる?

インビザラインですきっ歯は矯正できるのかの回答

結論から申し上げますと、インビザラインですきっ歯の矯正はできます。

ただし、すべてのすきっ歯をインビザラインで治療できるわけではありません。歯と歯のスキマが大きい場合などは、インビザラインだけでの治療が難しいケースもあるのです。

詳しくは担当の歯科医師へ相談してください。

インビザラインですきっ歯を矯正するメリット

インビザラインですきっ歯を矯正するメリットイメージ

インビザラインですきっ歯を矯正するメリットは、以下のとおりです。

目立たず歯列矯正できる

インビザラインですきっ歯を矯正すると、矯正していることを周囲の人に気づかれくいでしょう。インビザラインの矯正器具であるマウスピースは透明で目立ちにくいからです。

矯正中の審美面が気になる方は、ワイヤー矯正よりも適しているかもしれません。

マウスピースを取り外せる

インビザラインのマウスピースは患者さまご自身で取り外し可能です。そのため、歯列矯正をはじめる前と同じように食事を楽しめます。ブラッシングのときにも外せるので、口内の隅々まで口腔ケアができるでしょう。

痛みを感じにくい

インビザラインのマウスピースには出っ張りがないため、ワイヤー矯正と比較すると痛みを感じにくいでしょう。痛みに弱い患者さまには大きなメリットといえます。

違和感が少ない

インビザラインのマウスピースは、表面がツルツルしていて違和感が少ないです。マウスピースをつけ始めたばかりのときには違和感はありますが、慣れると快適に過ごせるでしょう。

インビザラインですきっ歯を矯正するデメリット

インビザラインですきっ歯を矯正するデメリットイメージ

インビザラインですきっ歯を矯正するデメリットは、以下のとおりです。

マウスピースの自己管理が必要不可欠

インビザラインですきっ歯の治療をするには、患者さまご自身でマウスピースの管理をしっかりおこなう必要があります。具体的には1日20~22時間の装着時間を守ること、歯科医師の指示どおりにマウスピースを次のステップのものへ交換することが挙げられます。

マウスピースの自己管理ができないと歯が思い通りに動かず、治療計画どおりに進まないので注意してください。

歯列の状態によってはインビザラインでの治療が難しい

歯列の状態によっては、インビザラインだけではすきっ歯を改善できない可能性もあります。大きく歯を移動させないといけない場合などが挙げられるでしょう。

ただし、インビザラインとワイヤー矯正の両方を使えば対応可能なケースもありますので、歯科医師とよく相談してください。

インビザラインですきっ歯を矯正する場合にかかる期間

インビザラインですきっ歯を矯正する場合にかかる期間イメージ

インビザラインですきっ歯を矯正する場合にかかる期間は、症状によって様々です。すきっ歯だけを部分矯正するケースでは、3か月から1年ほどの治療期間が必要です。歯列全体をインビザラインで矯正するケースでは、2年から2年半ほど必要でしょう。

ただし、歯が生えている骨(歯槽骨)が硬く、歯が移動しにくい方などは治療期間が長くなる可能性があります。必ずこの期間内に治療が終わるとは限りません。また、マウスピースの装着時間が足りないと、治療期間が長くなる可能性が高くなります。

インビザラインですきっ歯を矯正する場合にかかる費用

インビザラインですきっ歯を矯正する場合にかかる費用イメージ

インビザラインですきっ歯を治療する場合にかかる費用の目安は、部分矯正は30万~60万円、全体矯正は70万~120万円です。

ただし、インビザラインを含め、歯列矯正は自費診療なので、歯科医院によって治療費は大きく異なります。詳しくは歯科医院に問い合わせてみてください。

まとめ

インビザライン矯正

インビザラインですきっ歯の矯正はできます。

ただし、歯列の状態によってはインビザラインのみでは難しいケースもありますので、歯科医師とよく相談しましょう。インビザラインですきっ歯を矯正すれば、目立たず痛みを抑えながら治療できます。

マウスピースの自己管理が必要不可欠といったデメリットもありますので、ご自身のライフスタイルや性格を考えて治療方法を検討しましょう。

また、他の歯列矯正と同じようにインビザラインも保険適用されません。そのため、全額自己負担しなければなりません。自費診療は歯科医院によって費用が大きく異なるので、治療を開始する前に確認しておきましょう。

インビザライン矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザライン矯正の期間が延びるのはどんな時か、詳しく解説!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

当院では、透明で目立ちにくいマウスピースを装着する「インビザライン・ファースト」という小児向けマウスピース型矯正システムを採用しています。マウスピースは食事や歯磨きの時は外して使用するため、お口の中を衛生的に保ちやすく大変人気がある矯正方法です。

今回は、インビザライン矯正の期間が延びてしまうのはどんな時かを詳しく解説します。

インビザライン矯正の期間が延びる理由5つ

インビザライン矯正は、早いケースは4ヶ月、難しいケースは2~3年ほどの期間が必要と言われています。歯の移動距離によって期間の長さが左右されることが多いです。その他にも、部分矯正なのか全体矯正なのか、病例や年齢などによっても期間の長さが異なります。

理由その1 虫歯・歯周病などのトラブルが起きた

虫歯や歯周病になったり、詰め物や被せ物が取れたりした場合、トラブルが解消するまでインビザライン矯正はストップしてしまいます。また、虫歯治療で歯を削ったりして形が変わってしまった場合は、マウスピースが合わなくなるので再作製が必要です。矯正をストップした分、治療期間も延びてしまいます。

理由その2 毎日の装着時間が20時間より短い

食事の時にマウスピースを外して、そのまま付け忘れてしまうこともあるかもしれません。たまたま一日忘れてしまった程度では、影響はありません。しかし、頻繁に短い時間しか装着していない場合は、予定通りに歯が動かず、治療期間が延びてしまう可能性があります。

理由その3 指示されたタイミングでマウスピースを交換していない

インビザライン矯正は、患者様にあらかじめマウスピースを何十枚か渡して、患者様自身で新しいマウスピースに交換します。歯科医師に支持されたタイミングでマウスピースの交換をしないと、予定通りに歯が動かず、治療期間が延びてしまう可能性があります。

理由その4 抜歯矯正を行った

抜歯をして空いたスペースに歯を並べるため、歯の移動距離が長くなります。それに伴って、治療期間も長くなりがちです。

理由その5 治療計画の見直しがあった

治療前のシミュレーションと実際の歯の動きが、大きく異なる場合があります。その場合は、治療計画を見直す必要があります。人によっては、2〜5回程度の見直しが必要になる場合もあります。きれいな歯並びを手に入れるために必要な工程なので、ある程度期間が延びる可能性があることは視野に入れておきましょう。

計画通りにインビザライ矯正を完了するためにやるべきことは?

装着時間や交換時期を守る

マウスピースは、食事と歯磨きをする時以外は装着するようにしましょう。また、歯科医師の指示通りのタイミングでマウスピースを交換する必要があります。つい忘れがちな方は、インビザラインのマウスピースの装着時間や交換時期を管理するアプリがあるので、スマートフォンに入れて活用しましょう。

正しい歯磨きを行う

治療中は、虫歯や歯周病にならないように、正しい歯磨きを毎日行う必要があります。当院では、患者様に正しい歯磨きを実践していただくために、ブラッシング指導を行っています。

マウスピースをつけたまま飲食しない

マウスピースを装着したまま飲食をしたり、食後に歯磨きをしないでマウスピースを装着したりしないようにしましょう。虫歯・歯周病になる可能性が高まります。

マウスピースの紛失・破損に気をつける

マウスピースを外す時は、必ずケースに入れて決まった場所に保管しましょう。誤って捨てられないようにご家族とも置き場所を共有しておきましょう。また、噛んで装着したり、前歯側を引っ張って外すとマウスピースの破損の原因になります。インビザラインのマウスピースはとても薄く、適切ではない場所に力がかかると割れやすいです。着脱は決められた方法で行ってください。マウスピースの再作製には1〜2週間ほどかかり、その間は矯正をストップすることになります。

指示された通院期間を守る

インビザライン矯正は、次回の通院時の歯の動きを予測して治療を行います。指示されたタイミングで通院しないと、手持ちのマウスピースを使い切ってしまったり、トラブルの対応が遅れてしまう可能性があります。

チューイーを使う

チューイーとは、シリコン製でロール状になっている棒です。マウスピースを装着する際にチューイーを噛むと、マウスピースがしっかりと歯にフィットします。特に新しいマウスピースに交換した時は、マウスピースが浮きがちです。マウスピースを効果的に使用するために、チューイーを使いましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。インビザライン矯正の期間を延ばさないためには、歯科医院で指示されたことを守って、セルフケアを怠らないことが大切です。チューイーを使うことも効果的です。

お子様の矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザラインのゴムかけとは?期間ややり方、注意点を解説!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

インビザラインを成功させるためにゴムかけは不可欠といえます。

しかし、インビザラインのゴムかけのやり方がわからないという方もいるかもしれません。

本記事ではインビザラインのゴムかけのやり方を解説します。また、インビザラインのゴムかけをするうえで注意すべき点についてもご紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。

インビザラインのゴムかけとは?

インビザラインのゴムかけのイメージ

インビザラインのゴムかけについて、インビザライン治療をするまで知らなかったという方もいるかもしれません。インビザライン治療ではすべての方が必ずゴムかけを行うわけではなく、歯科医師が治療をするうえで必要と判断した方のみが行います。

インビザラインのゴムかけに使うゴムは、エラスティックと呼ばれる医療用ゴムです。輪の大きさはさまざまな種類があり、かけたい矯正力によって使い分けます。矯正力は、ゴムの輪が小さいほど大きくなります。

インビザラインのゴムかけをする理由

インビザラインのゴムかけをする理由は2つあります。

1つ目は歯の移動を助けるためです。マウスピースのみで歯を移動するよりも、早く歯を移動させることが可能です。

2つ目は噛み合わせを整えるためです。上下の歯にゴムをかけて引っ張り合うことで、かみ合わせやずれを整える効果が期待できます。

そのため、治療のスタート時からゴムかけを行うのではなく、噛み合わせを調整する時期から始める傾向にあります。

インビザラインのゴムかけを行う期間

インビザラインのゴムかけを行う期間イメージ

インビザラインのゴムかけの期間は人によって異なるため、一概に決まっていません。1か月程度で終わる方もいれば、半年以上ゴムかけが続くケースもあります。

歯並びが整った状態でインビザラインをスタートした方は早めにゴムかけがはじまりますが、出っ歯や乱ぐい歯の方は、歯並びをきれいに整えてからスタートします。ゴムかけが始まるのは遅い傾向にあります。

また、ゴムかけはインビザラインのマウスピースを装着している間行わなければなりません。1日に20時間以上はゴムをかける必要があります。

インビザラインのゴムかけの種類とやり方

インビザラインのゴムかけのやり方を説明する女性

インビザラインのゴムのかけ方には種類があり、歯並びによってゴムのかけ方が異なることが特徴です。ここでは、インビザラインのゴムかけの方法をくわしく解説します。

インビザラインのゴムかけの方法

インビザラインのマウスピースにゴムをかける方法はおもに2つあります。

1つはマウスピースにゴムをかける方法です。プレシジョンカットという切り込みをマウスピースにいれて、その切込みにゴムを引っかけます。

もう1つは、歯に直接ゴムをかける方法です。ボタンと呼ばれる樹脂や金属の突起を歯に接着し、そこにゴムをかけて矯正力を加えます。

インビザラインのゴムかけの種類とやり方

インビザラインのゴムかけには、おもに4つの種類があります。種類によってそれぞれ特徴があり、歯並びや噛み合わせによって選択します。

また、種類によってゴムかけのやり方が変わることが特徴です。インビザラインのゴムかけの種類とやり方は、次の通りです。

垂直ゴム

ゴムを垂直に引っ掛けるゴムかけです。縦にひっぱりあうようにゴムをかけることで、上下の歯が噛み合う方向に歯を動かす力が働きやすくなります。

奥歯を噛み合わせたときに、上下の前歯に隙間ができる開咬に行う方法です。前歯は比較的かんたんにゴムがかけられますが、奥歯はむずかしいため最初は鏡を見ながらゴムかけをするとよいでしょう。

交叉ゴム

上下の歯の表と裏を交差させるようにゴムをかける方法です。交叉咬合や鋏状咬合など、歯を噛み合わせたときに下の歯が外側に、上の歯が内側にずれてしまうときにこの方法でゴムをかけます。

マウスピースにゴムをかける場合には、マウスピースを装着する前に先にゴムをかけておくとスムーズでしょう。歯にゴムをつける場合には、先に内側にゴムをかけ、そのあとに外側にゴムをかけるとうまくゴムをかけられます。

Ⅱ級ゴム

Ⅱ級ゴムは、上の犬歯と下の第一大臼歯にゴムをかける方法です。まず下の奥歯にゴムをかけて、そのあと前にひっぱりながら上の歯にゴムをかけるとかけやすいでしょう。

上顎前突、いわゆる出っ歯を改善させるときに行うゴムかけです。この方法でゴムをかけると、上の前歯を後方に、下の奥歯を前方に動かす力が働くため、出っ歯を徐々に改善させる効果が期待できます。

Ⅲ級ゴム

Ⅲ級ゴムとは、上の第一大臼歯と下の犬歯にゴムをかける方法です。Ⅱ級ゴムとは逆の位置にゴムをかけます。

上の奥歯にゴムを先にかけたら、前側に引っ張りながら下の歯にゴムをかけるとうまくかけられるでしょう。難易度が高いので、最初は鏡を見ながら取り組むとよいでしょう。

Ⅲ級ゴムは下顎前突、いわゆる受け口の治療に用いられる方法です。Ⅲ級ゴムの方法でゴムかけをすることで、下の歯が後方へと引っ張られていきます。マウスピースのみではかけられない力をかけてくれるので、下顎前突の早期改善へと働きかけてくれるでしょう。

インビザラインのゴムかけの注意点

インビザラインのゴムかけの注意点イメージ

インビザラインのゴムかけはむずかしいと感じるかもしれませんが、徐々に慣れて時間をかけずに行えるようになります。インビザラインのゴムかけをするうえでは、いくつか注意点があります。

特に、慣れてくると注意点を忘れてしまうこともあるかもしれません。インビザラインのゴムかけの注意点をしっかりと理解しておくことで、ゴムかけの効果をさらに高められるでしょう。

以下の注意点を抑えておきましょう。

正しい方法でゴムをかける

ゴムをかけるときは、正しい方法で行いましょう。ゴムは指でかけるよりも、エラスティックホルダーという先端にフックがついたプラスチック製の器具を使ったほうが、正しくかけられます。

正しくゴムをかけられないと、計画通りに矯正治療が進みません。正しい方法でゴムをかけるのがむずかしいというときには、歯科医師に相談してゴムのかけ方を指導してもらいましょう。

ゴムかけの時間を守る

ゴムかけはマウスピースを装着している間、必ずつけなければなりません。そのため、マウスピースを装着している時間はゴムをかけましょう。

おおむね1日20時間以上はゴムかけをする必要があります。

ゴムは毎日交換する

ゴムは衛生上のことも考えて毎日交換しましょう。とくに、長期間同じゴムを使用し続ければゴムが切れる可能性が高まります。

睡眠中は確実にマウスピースを装着し続けることができるので、夜にゴムを交換するとよいでしょう。また、矯正力が偏らないように、片方のゴムが切れた場合はもう片方のゴムもあわせて交換してください。

予備のゴムを持ち歩く

医療用ゴムとはいえ、装着を続ければゴムが劣化して切れる可能性があります。とくに、ゴムを装着したまま飲食をすると、ゴムが切れやすくなるといわれています。

たとえば、外出先でゴムが切れて予備が無かった場合、ゴムを装着しない時間が長くなり、計画通りの矯正が進まなくなるかもしれません。そのため、予備のゴムは必ず持ち歩きましょう。

また、常に正しい位置にゴムを装着できるように、ゴムを装着するときに使用するエラスティックホルダーも一緒に持ち歩くとよいでしょう。

まとめ

洗面所に置いているインビザラインのマウスピース

インビザライン矯正において、マウスピースのみではかけられない力をかけてくれるのがゴムかけです。

ゴムかけを指導される時期は人によって異なりますが、いずれにしても医師が最適と考えたタイミングで指示されます。医師からの指示を守ってゴムかけを行いましょう。

はじめはうまくいかないかもしれませんが、慣れてくると時間をかけずにつけられるようになります。ゴムかけ中に痛みなどのトラブルがあった、ゴムかけの方法が分からなくなったという場合には、自己判断でゴムをかけ続けず必ず医師へ相談しましょう。

正しい方法でゴムをかけることで、インビザライン矯正の効果を高められます。治療計画通りに歯並びを改善させられるでしょう。

インビザライン矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

電話
矯正専用フリーダイヤル
予約