先日の台風の被害は大丈夫だったでしょうか? らいふ歯科クリニックです。
9月の休診日のお知らせをします。
明日、9/4(水)は歯科用CTの入れ替えのため、休診となっております。
9/14(土)は、研修会参加のため、休診となっております。
9/21(土)は、16:00まで受け付けております。
お間違えの無いように、よろしく願いいたします。

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こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。テレビを見ている時やゲームをしている時など、お子さんのお口がポカンとあいていませんか。今回は、子供のお口が開きっぱなしになってしまう「ポカン口」について、詳しく解説していきます。
ポカン口は、小さい頃は愛らしいですが、年齢が上がるとだらしない印象を持たれてしまいます。また、見た目だけでなく、歯並びへも良くない影響を及ぼします。舌癖や口呼吸が原因であることが多く、具体的な改善が必要です。

離乳食を食べさせる時に、食べ物の乗ったスプーンを唇で挟さんで食べる練習ができていないと、舌を前に出す癖がついてしまう可能性があります。離乳食は、唇を使ってパクッと食べたり、しっかりと噛んで飲み込んだりすることが大事です。
指しゃぶりが自然にやめられない場合、4歳になる前にはやめさせましょう。前歯が傾き、その隙間が気になって舌で触る癖がつく可能性があります。
重度の虫歯などで乳歯の前歯が早くに抜けてしまった場合、永久歯が生えてくるまでの期間が通常より長くなります。その間に抜けた箇所が気になって、舌で触る癖がつく可能性があります。
アレルギー性鼻炎などで鼻づまりが慢性化していると、口呼吸になってしまいます。口から空気を吸いやすいように、舌の位置が後ろへ下がってしまう可能性があります。

お口周りの筋肉がしっかり発達していないと、常に口を閉じていられず、ポカン口になってしまいます。そして、ポカン口であるために筋肉の発達が遅れてしまい、さらにポカン口が悪化する悪循環に陥ってしまう可能性があります。
・改善方法
マウスピース型の矯正装置「マイオブレース」を使って、口周りの筋肉を鍛えましょう。「口腔筋機能療法」とういトレーニングも併せて行うことで、より高い効果が期待できます。
出っ歯、受け口、開咬など、すでに歯並びがよくない場合、口が閉じづらくなることがあります。
・改善方法
矯正装置を使った矯正治療が必要です。お子さんの場合は、急速拡大装置、拡大床、マイオブレース、ワイヤー矯正などが有効です。どれが効果的かは、実際に歯科医師がお口の状態を見て判断します。
舌の裏側の根元から伸びる筋を舌小帯と呼びます。この舌小帯が先天的に短い場合、舌の動きが悪くなって、筋肉を十分に発達させることが難しいことがあります。
・改善方法
舌小帯を切除する治療を行えば、舌を自由に動かせるようになることがあります。その後、舌を含めた口周りの筋肉を鍛えれば、ポカン口の改善ができるでしょう。
アレルギー性鼻炎などで慢性的に鼻が詰まっている場合、口呼吸をするようになって、舌の位置が後へと下がってしまいます。そのために、口周りの筋肉が鍛えられず、ポカン口が起こりやすくなります。
・改善方法
鼻詰まりを耳鼻咽喉科で治療しましょう。その後、口周りの筋肉を鍛えれば、鼻呼吸への移行が可能です。
鼻、口周りの筋肉に問題がないのに、口呼吸が癖になってしまっていることがあります。
・改善方法
ドラッグストアなどで購入できる鼻呼吸テープを使用するなど、鼻呼吸への移行を行いましょう。鼻呼吸テープは、寝ている間お口に貼って鼻呼吸を促すためのテープです。
ご自宅で行える、口周りの筋肉のトレーニングです。マウスピース型の矯正装置「マイオブレース」を使用も併用すると、より高い効果が期待できます。
「あー」「いー」「うー」「べー」のお口の形をつくって、お口周りの筋肉を鍛えます。10回で1セット、1日3セット行いましょう。お子さんが遊び感覚で取り組める方法です。
ガムを口の中で丸めたり伸ばしたりします。お子さんが、楽しみながら行えるトレーニングです。虫歯予防のため、キシリトール入りのガムを使いましょう。
風船を膨らませて、お口周りの筋肉を鍛えるトレーニングです。こちらも、楽しみながら行えるトレーニングです。
舌を前に突き出して、唇の輪郭に沿ってグルグル回します。特に舌の筋肉を鍛えることができます。

ポカン口をそのままにしておくと、お子さんの第一印象や歯並びに悪影響を与える可能性があります。マイオブレースを行ったり、耳鼻科で治療したり、お子さんと一緒にトレーニングに取り組んだりして、口呼吸から鼻呼吸へ移行させましょう。
当院でも、マイオブレースを取り扱っています。お子さんのお口の中のお困りごとがある方は、ぜひ小児歯科がある当院までご相談ください。子供が大好きなスタッフがお待ちしています。
こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。
歯茎の黒ずみが気になる方は多いのではないでしょうか。笑った時に歯茎が見えるタイプの口元の場合は、特に気になるかもしれません。コンプレックスに感じている方もいるでしょう。
歯茎の黒ずみは、ガムピーリングで改善できることがあります。
今回は、ガムピーリングのメリット・デメリットや効果、費用についても詳しく解説していきます。

歯茎の黒ずみには、いくつかの原因が考えられます。黒ずみの原因によって対処法が異なり、ガムピーリングによる治療が可能なものとそうでないものがあるので注意が必要です。
メラニン色素は、皮膚や髪など、私たちの身体に色をもたらしている色素です。例えばシミは、皮膚にメラニン色素が沈着したものです。メラニン色素に害はありませんが、歯茎に沈着することで黒ずみ見た目に影響を及ぼします。
メラニン色素が増える原因としては、次のものがあげられます。
タバコに含まれるタールやニコチンが、直接歯茎に付着して黒ずみを引き起こします。付着したタールやニコチンから歯茎を守るためにメラニン色素が生成されるので、黒ずみが悪化しやすいです。
喫煙者だけでなく、受動喫煙でも歯茎の黒ずみが起こることがわかっています。
お茶やコーヒー、ワイン、カレーなど、着色しやすい成分が含まれる飲食物も、歯茎の黒ずみの原因になります。飲食物の色素は、歯茎だけでなく歯も着色することがわかっています。
特に着色が起こる原因がなくても、遺伝的要因により、歯茎が黒ずんでいる方がいます。皮膚の色が人それぞれ異なるのと同様の理由です。
金属の被せ物や詰め物、差し歯の土台が入っていると、経年劣化により金属が溶け出して歯茎に沈着を起こし、黒ずみになることがあります。歯科金属による歯茎の黒ずみを、メタルタトゥーと呼びます。
歯茎に金属イオンの色が入ってしまうので、金属の被せ物などを取り除いたとしても黒ずみは消えません。歯茎の黒ずみを避けたい場合には、メタルタトゥーが発生する前に金属を取り除く必要があります。
現在は差し歯の土台に金属が使われることが少なくなっていますが、過去の治療で使用した差し歯が原因になっている可能性もあります。
歯周病が重度になると、歯茎が黒ずんで見えることがあります。これは、色素沈着とは全く別のものです。歯茎に膿が溜まり、うっ血して黒ずんで見えるのです。
放置すると歯が抜けおち、さらには周囲の他の歯にも歯周病が波及することがあります。歯を失う原因になるので、治療する必要があります。

ガムピーリングとは、色素沈着を起こして黒ずんだ歯茎を、本来のピンク色に戻す治療法です。歯茎に専用の薬剤を塗布することで、歯茎の表面を一層剥がしてきれいな歯茎に生まれ変わらせます。薬剤にはフェノールが使われることが多いです。
特に、次のような方におすすめです。
まず、歯科医師が口腔内のチェックを行い、ガムピーリングで改善できる歯茎の黒ずみかどうか判断します。ガムピーリングの適応と判断されたら、歯茎の色素沈着部位に専用の薬剤を塗布していきます。決められた時間が経過したら、薬剤を取り除きます。
薬剤を塗布している間は歯茎がピリピリとしますが、除去すると消えます。強い痛みが出ることはないので、局所麻酔をする必要はないことが多いです。
ガムピーリングを行った歯茎は一時的に白っぽい色になりますが、徐々に綺麗なピンク色になっていきます。
ガムピーリング後に歯茎を傷めたりすることのないよう、次の点に注意をして過ごしましょう。
ガムピーリング後は歯茎が敏感になっています。辛いものや酸っぱいものなど、刺激の強いものは控えるようにしましょう。喫煙も1週間は控えるのが望ましいです。
丁寧な歯磨きやうがいで、お口の中を清潔に保つようにしましょう。薬剤を塗布した患部に、ブラシを強く当てないように注意してください。
歯と歯茎の境目まで施術をした場合には、歯磨き時に出血したり、痛みを感じたりすることがあります。柔らかめの歯ブラシで優しく磨くようにしましょう。

ガムピーリングのメリットを紹介していきます。
ガムピーリングにはフェノールという薬剤が用いられることが多いです。フェノールは即効性があり、一度の施術で黒ずみが改善することもあります。
ガムピーリング治療は、ほとんど痛みがありません。「少し歯茎がピリピリした」と感じる方が多いです。希望に応じて表面麻酔薬を塗布することがありますが、局所麻酔薬を使う人はほとんどいません。
治療後は数日間しみることがありますが、痛み止めを飲むほどではないでしょう。
ガムピーリングにフェノールという薬剤が使われてから、約70年が経過します。実績が多く手順も確立されているので、安心して施術を受けることができるでしょう。
ガムピーリングは、古い上皮が新しい上皮に置き換わるターンオーバーを利用して、歯茎の黒ずみを改善する施術方法です。回復が早く、1週間程度で綺麗なピンク色の歯茎になります。

どのような治療にもデメリットがあります。メリットとデメリット、両方を考慮した上で治療を選択するようにしましょう。
ガムピーリングは痛みが少ない施術ですが、施術後数日間、歯茎がチクチクしたり、違和感を覚えたりすることがあります。基本的には自然に治癒するので、それほど心配する必要はありません。
しかし、不快感がゼロではないことを知っておきましょう。
ガムピーリングに使用するフェノールやアルコールにアレルギーがある方は、施術を受けることができません。
対象とする歯茎の部位が薄い場合には、歯肉退縮の原因となることがあります。ガムピーリングを受ける前に、口内や歯茎の状態をしっかり確認する必要があります。
金属の被せ物や詰め物、差し歯の土台を入れたことによって生じる、歯茎の変色(メタルタトゥー)には適していません。ガムピーリングを行っても改善されないことがほとんどです。

ガムピーリングは、1回の施術でもある程度歯茎の黒ずみを改善できることが多いです。歯茎の黒ずみが軽度の場合は1回、歯茎の黒ずみが濃い場合でも3回程度で改善されるでしょう。
黒ずみの程度が非常に濃く、範囲も広い場合には5回以上の施術が必要になることもあります。程度により個人差があることを知っておきましょう。
まずは1回施術を受けてみて、満足できるレベルにまで色が改善しない場合には、2回3回と受けていくのが良いでしょう。1週間以上の間隔をあければ、もう一度施術を受けることができます。

ガムピーリングの値段は歯科医院によって異なりますが、1回あたり5,000円〜1万5,000円程度であることが多いです。部分的にガムピーリングを行う場合は5,000円程度、上下の歯肉に行う場合は1万円〜1万5,000円程度でしょう。
1回で効果が出ることが多いですが、色の改善の程度には個人差があります。人によっては複数回の施術が必要で、複数回行う場合には回数分の費用がかかります。
セット料金を設けている場合や、2回目以降が安くなるプランを用意している場合もあるので、確認してみると良いでしょう。

ガムピーリングは、保険適用にはなりません。見た目の改善を目的とした治療の1つなためです。
保険が適用されるのは病気の治療に限られるので、ガムピーリングは自費治療になります。

ガムピーリングは、歯茎にフェノールという薬剤を塗布して、歯茎の黒ずみを改善させる治療法です。即効性があり、程度によりますが1回の施術でも歯茎の色を改善させることが可能です。
痛みもほとんどないため、安心して施術を受けることができます。
笑った時などに歯茎が見えやすいタイプの方は、歯茎に黒ずみがあると気になることが多いでしょう。黒ずみを改善できるガムピーリングを検討してみてはいかがでしょうか。
ガムピーリングを検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。
こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。
子どもは大人に比べて虫歯になりやすいです。乳歯の構造が柔らかく、食生活や歯磨き習慣の影響を受けやすいためです。また、子どもは甘いお菓子やジュースを好む傾向があり、未熟な歯磨き習慣などが原因となり虫歯リスクが高まります。
今回は、子どもが虫歯になりやすい理由と原因を解説し、効果的な予防方法を紹介します。

虫歯は複数の要素が絡み合って発症します。以下に、主な原因について解説します。
糖分は虫歯菌の大好物であり、虫歯の発生に直接関与します。糖分を含む食品や飲み物を摂取すると、口腔内の細菌が糖を分解して酸を生成します。生成された酸が歯のエナメル質を溶かし始め、虫歯の発症を促進します。
特に、砂糖が多く含まれるキャンディーやジュース、炭酸飲料を頻繁に摂取すると、虫歯のリスクが高まります。
口腔内には数百種類の細菌が存在しています。その中でも、ミュータンス菌などの特定の細菌が虫歯の主な原因となります。
ミュータンス菌は、口腔内に残った糖を利用して酸を生成します。酸が歯のエナメル質を溶かして虫歯を引き起こしますが、細菌はプラークと呼ばれる歯の表面に付着するバイオフィルムの中で増殖し、酸を作り続けます。
唾液には、口の中を洗い流して酸を中和する働きがあります。また、歯を修復するためのカルシウムやリンを供給する役割も担っています。
唾液の分泌量が減少すると、作用が十分に働かなくなるので虫歯のリスクが高まります。唾液の分泌を促すために、水分をしっかり摂ることも心がけましょう。
歯磨きが不十分であると、口腔内にプラークがたまり虫歯が進行しやすくなります。プラークは、食べかすと細菌が結びついて形成されて歯の表面に付着します。
歯磨きが適切に行われないと、プラークが蓄積し酸の生産が続きます。特に、歯と歯の間や奥歯の溝はプラークがたまりやすい部分なので注意が必要です。

子どもは大人に比べて虫歯になりやすいと言われています。主に、乳歯の構造、食習慣、そして口腔ケアの習慣に関連しています。
子どもの乳歯はエナメル質や象牙質が薄く柔らかいため、虫歯の原因となる酸に対して弱いという特徴があります。エナメル質が弱いと虫歯が進行する速度が速く、早期に適切な対処をしないと大きなダメージを受ける可能性があります。

以下に、子どもが虫歯になりやすい原因について詳しく解説します。
子どもの歯である乳歯は、大人の歯(永久歯)に比べてエナメル質や象牙質が薄く、柔らかいです。このため、酸による侵食が進みやすく、虫歯が急速に進行する傾向があるのです。
また、一度虫歯になると短期間で深刻な状態に進むことがあります。
子どもは甘いものを好む傾向があります。キャンディー、チョコレート、ジュースなどの糖分を多く含む食品を頻繁に摂取すると、口腔内に糖が残りやすくなります。
糖分が口腔内にとどまると虫歯菌が糖を分解して酸を生成するため、エナメル質が溶かされて虫歯になるのです。特に、幼児は1日3食では十分な量を食べられないことが多く、間食を必要とします。
頻繁に間食を取ることで、口の中が酸性状態になる時間が長くなり虫歯のリスクが高まります。
小さな子どもは自分で歯を磨くのが難しく、効果的に磨けないことがあります。歯磨きが不十分だと、プラークがたまり虫歯が発生しやすくなります。
特に、歯と歯の間や奥歯の溝は磨き残しが起こりやすい部分です。保護者の方が仕上げ磨きを行い、丁寧にケアすることが必要です。
また、歯磨きの際にフッ素配合の歯磨き粉を使用すると、虫歯予防効果がさらに高まります。
唾液には、口腔内を中和し酸を洗い流す働きがあります。また、歯を再石灰化する作用もあるため、虫歯の進行を抑える役割を果たしています。
しかし、子どもは唾液の分泌量が大人に比べて少ないことがあり、口腔内の自浄作用が十分に働かない可能性があります。唾液の分泌が少ないと、酸が長時間歯に影響を与え、虫歯のリスクが高まります。
乳歯から永久歯への生え替わりの時期は、歯茎が腫れたり歯並びが一時的に不安定になったりすることがあります。この時期は特に口腔内のケアが難しく、虫歯になりやすい状態が続きます。
保護者の口内に存在する虫歯菌が子どもに伝染することも、子どもが虫歯になりやすい原因の一つです。コミュニケーションやスキンシップを取ることで虫歯菌が移行することが分かっており、離乳食が始まる前の乳児の口内にも保護者の持つ口内細菌がいるケースがあります。

子どもの歯は大人に比べて虫歯になりやすく進行しやすいため、予防することが重要です。以下に、子どもの虫歯を予防するための効果的な方法を紹介します。
毎日の歯磨きは虫歯予防の基本です。子どもは自分で歯をきれいに磨くのが難しいため、保護者の方が仕上げ磨きを手伝うことが大切です。
1日に2回、朝と寝る前の歯磨きを習慣化しましょう。特に寝る前の歯磨きは重要で、夜間に口腔内の虫歯菌が増殖するのを防ぎます。
歯磨きの際は、フッ素配合の歯磨き粉を使用しましょう。フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯の発生を抑える効果があります。
歯磨き粉の量は、2歳未満では米粒大、3歳以上は小豆大程度を目安にしましょう。
食生活の見直しも、虫歯予防に欠かせません。糖分の多いお菓子やジュースの摂取を控えることが重要です。特に、間食の回数を減らし、糖分が口の中に長時間残らないように気を付けましょう。
代わりに、野菜や果物、乳製品などの健康的な食品をバランスよく摂取するように心がけてください。栄養バランスを整えながら、虫歯のリスクを軽減することが可能です。
食事の後には歯磨きをする習慣をつけることで、口腔内を清潔に保つことができます。
定期的に歯科検診を受けることで、虫歯の早期発見と予防が可能になります。歯科医院でのプロフェッショナルケアでは、家庭では気づけない虫歯の兆候を見つけ、適切な処置を行うことができます。
また、フッ素塗布やシーラント(歯の溝を埋める処置)などの予防処置も受ければ、虫歯の発生を効果的に防ぐことができます。これらの処置は、特に歯の奥にある臼歯(奥歯)など、虫歯になりやすい箇所に有効です。
子どもはまだ自分で健康を管理することが難しいため、保護者のサポートが欠かせません。保護者が子どもの歯磨きを手伝い、正しい歯磨きの方法を教えてあげましょう。子どもが正しい習慣を身につけるためには、保護者が協力する必要があります。
また、歯磨きや食生活の重要性を子どもに教え、虫歯を予防することの大切さを伝えましょう。子ども自身が健康に関心を持ち、自発的に予防行動を取るようになります。
ジュースや炭酸飲料は糖分が多く、頻繁に摂取すると虫歯のリスクを高めます。日常の水分補給では、水や無糖のお茶を飲むようにしましょう。
特に、寝る前や夜中に甘い飲み物を与えるのは控え、虫歯のリスクを減らすことが大切です。

子どもは大人よりも虫歯になりやすく、早期からの予防が重要です。乳歯はエナメル質が薄く酸に弱いため、虫歯が進行しやすいです。さらに、子どもは甘いものを好むため、糖分の多いお菓子やジュースの摂取が多いと虫歯のリスクが高まります。
しかし、子どもは歯磨きの技術が未熟であるため、保護者のサポートが必要です。虫歯予防には、フッ素入りの歯磨き粉を使った丁寧な歯磨きが基本であり、加えて、バランスの良い食生活を心がけ、糖分を控えることが大切です。
また、定期的に歯科検診を受けることで、虫歯の早期発見と予防処置が可能です。フッ素塗布やシーラントの活用も効果的なので、歯科医師と相談しながら口腔ケアを実施していきましょう。
お子さまの虫歯予防にご興味がある方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。
こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。
口ゴボはインビザラインで治療できるのか気になってはいませんか。口ゴボは審美性が劣るだけでなく、発音や口内環境にも影響を与えることがあります。インビザラインで審美性を保ちながら口ゴボが治療できるなら検討したいと考える方も少なくないでしょう。
そこで本記事では、口ゴボの原因や治療法、治療期間、費用について詳しく解説します。口ゴボに悩んでいる方や、目立たない矯正方法を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

口ゴボは、横から顔を見たときに口元が前方に突出した状態を指します。鼻先とあご先を直線で結んだ際に、口元が直線上にあるのが理想的な横顔とされていますが、口ゴボは口元がラインより前にある状態です。
口ゴボはEラインが崩れてしまうため横顔にコンプレックスを抱く方も少なくありません。また、口ゴボの方は人中と呼ばれる鼻下から唇までの間が膨らんで距離が長くなっているケースが多いため、間延びしたような顔立ちになり、審美性に大きな影響を与える可能性があります。

口ゴボの場合、審美性はもちろん、機能面でも影響を与える場合が多いです。口ゴボになる原因はさまざまあります。口ゴボになる主な原因には、以下の4つが挙げられます。
それぞれ詳しく解説します。
口ゴボの原因のひとつとして遺伝があげられます。顔や体質と同じように骨格や顎の大きさ、歯の形などは遺伝することがあります。骨格や歯の特徴が遺伝するため、両親や祖父母に口ゴボの方がいる場合はリスクが高いといえるでしょう。
子供の頃からの悪習癖も口ゴボの大きな原因となります。特に注意すべき癖は、以下のとおりです。
3歳前後までの指しゃぶりは成長の過程で問題ありませんが、長期間にわたる指しゃぶりは歯並びや顎の発育に悪影響を与えます。指しゃぶりは、指を上の前歯の裏側に押し付けるため、上の前歯が前方に押し出され上顎が過成長するリスクがあります。
また、下の前歯は表側から押されるため後退することがあり、結果として口ゴボになるリスクが高まるのです。5歳を過ぎてからも指しゃぶりが続くようであれば、歯並びに悪影響を与える可能性が高くなるので対策する必要があるでしょう。
舌は安静時、上の前歯の裏側から少し後方に下がった部分にあるスポットと呼ばれる位置にあります。
しかし、舌がスポットではない位置にあると歯並びに影響を与える可能性があります。舌が正しい位置にない方は、嚥下する際に歯を舌で押し出すため前歯が前方に傾きやすいです。
1回にかかる力は弱いですが、嚥下は1日600回ほどおこなわれています。弱い力が継続的にかかるため、結果として口ゴボになるリスクが高くなるといえるでしょう。
口呼吸は、口元の筋肉や顎の発育に影響を与えるといわれています。常に口を開けている状態になるため上顎が前方に成長しやすくなり、口ゴボを引き起こすことがあります。また、口呼吸の方は舌が低い位置にある場合が多く、舌癖がある可能性が高いです。
口呼吸によって口内が乾燥すると、歯周病や虫歯のリスクも高まるでしょう。
歯並びが悪い方も口ゴボの原因となります。特に、出っ歯は上の前歯が前方に突出しているため、口元も前方に突き出ている状態になりやすいでしょう。
歯並びが悪く歯が重なり合って生えている場合も、特定の歯が歯列のアーチから外れることで口ゴボになる可能性があります。また、下の顎が成長していない方も、相対的に上の顎が前方に突出して口ゴボのように見える場合があります。
アデノイド肥大は鼻と喉の奥にあるアデノイドと呼ばれるリンパ組織が肥大して起こる疾患です。アデノイドが肥大するため鼻呼吸が難しく、口呼吸になりやすいといわれています。
日常的に口呼吸になる可能性が高いため、口周りの筋肉や舌、顎の骨の成長に悪影響を及ぼすケースが多く、口ゴボになることがあるのです。

口ゴボはインビザラインで治すことが可能です。
ただし、インビザラインですべての口ゴボが治せるわけではありません。インビザラインで治療できる口ゴボは、骨格的な問題がなく歯の傾きが原因で起こるケースに限られます。
歯の傾きが軽度の口ゴボは、歯の生える位置や角度が原因で唇が前に出ている場合が多いでしょう。歯の移動が少なく済む場合もあり、治療期間も短いケースが一般的です。
また、中等度の口ゴボは歯の傾きが大きいため治療期間は長くなりますが、インビザラインで治療することが可能です。
一方、骨格的な問題がある場合は、インビザラインだけでは十分な効果を得られないことがあるでしょう。顎の骨の成長が原因で起こる口ゴボは、骨格から整える外科的矯正治療が必要になるケースも少なくありません。
骨格に問題がある口ゴボの場合は、インビザラインの適応となるのか診断してもらいましょう。

インビザラインで口ゴボを治療する場合にかかる期間は3か月〜3年が目安といわれています。治療期間に差がみられるのは、矯正する範囲や抜歯の有無によって大きく異なるためです。
歯の傾きが原因の軽度の口ゴボの場合は、部分矯正で治療できる場合があります。前歯のみの部分矯正で改善できる場合、治療期間は3か月〜1年半ほどで済むケースが多いです。
一方、抜歯をともなう場合は歯を大きく移動させる必要があるため2〜3年ほどかかるケースも少なくありません。外科的処置とインビザラインを掛け合わせる必要がある症例では3年以上かかることもあります。
インビザラインは、治療完了までの期間や歯の動きを確認することが可能です。自分の歯並びでは、どのくらいの期間がかかるのかカウンセリングの際に確認しておくといいでしょう。

インビザラインで口ゴボを治す場合にかかる費用の目安は、部分矯正で30万〜60万円程度、全体矯正で80万〜100万円程度です。なお、外科的手術が必要な症例では、インビザラインの治療費とは別に費用がかかるでしょう。
インビザラインをはじめ、矯正治療は保険が適用されないため歯科医院によって費用が異なります。検査代や調整費、保定装置代などが費用に含まれているのか、別途必要なのかも確認する必要があるでしょう。
料金形態については、のちのトラブルを回避するためにも治療前に確認してください。

口ゴボはインビザラインで治療できますが、すべての症例に対応できるわけではありません。インビザラインは審美性を保ちながら治療ができる反面、重度の口ゴボや骨格的な問題がある場合はインビザラインだけでは十分な効果が得られないことがあります。
以下に、インビザラインでの治療が難しいと診断された場合の対処法について解説します。
インビザラインでは難しい症例でもワイヤー矯正であれば適応になるケースがあります。ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットを装着し、そこにワイヤーを通して歯並びを整える治療法です。
ワイヤー矯正の場合、口を開けたときに矯正器具が見えることがあります。見た目が気になる場合は、セラミック製のブラケットを選択したり、歯の裏側に装置を装着する裏側矯正を検討したりすると良いでしょう。
骨格的な問題があるとインビザラインやワイヤー矯正だけでは治療が難しいケースも少なくありません。
口ゴボの原因が顎の骨格にある症例では、抜歯してスペースを確保し歯を大きく移動させる抜歯矯正が検討されます。抜歯したあとは、インビザラインまたはワイヤー矯正で治療することが可能です。
ただし、抜歯だけでは口ゴボの改善が難しいと診断された場合は外科的手術を検討する必要があります。顎の骨を適切な位置に移動させて口ゴボを改善するため重度の口ゴボにも有効な手段です。

口ゴボは、インビザラインで治療することが可能です。
ただし、インビザラインで対応できる口ゴボは軽度〜中度の症例に限られます。治療期間は3か月〜3年ほどで費用は30万〜100万円ほどが目安といわれています。
インビザラインは自己管理が必要不可欠なので、装着時間やマウスピースの交換時期など歯科医師の指示に従って治療を進めるようにしましょう。ご自身の口ゴボがインビザラインの適応か気になる方は、歯科医院を受診して相談してください。
インビザラインを検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。
こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。
インビザラインとは、透明なマウスピースを毎日装着して歯並びを整える矯正方法です。マウスピースを自由に取り外すことができて目立ちにくいことから、多くの人に選ばれています。
しかし、インビザライン矯正中は、外食や飲み物を飲む際に気を付けなければならないポイントがいくつかあります。
そこで今回は、インビザライン矯正中の外食で気を付けることや外食でマウスピースを外すタイミング、外食時に歯磨きができないときの対処法などについて詳しく解説します。

「インビザライン矯正中に外食をするときはどうしたらいいの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。ここでは、インビザライン矯正中の外食で気を付けるべき3つのポイントについて確認しましょう。
ワイヤー矯正などでは矯正器具を装着したまま食事をすることから「マウスピースをつけたまま食事をしてもよいのでは?」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、インビザライン矯正中は、外食に限らず、食事の際には必ずマウスピースを外す必要があります。もしもマウスピースを外さずに食事をすると、以下のような問題が生じる恐れがあります。
インビザラインのマウスピースは薄くやわらかい素材でできています。
万が一、装着したまま食べ物を噛むとマウスピースが変形・破損する恐れがあるのです。特に、硬い食べ物を噛む際には強い負荷がかかるため、その衝撃によってマウスピースにヒビが入ったり割れたりすることも考えられるでしょう。
マウスピースが変形・破損した場合、当然ながら歯に適切な力をかけられなくなります。治療が計画通りに進まなくなることやマウスピースの作り直しが必要になるケースもあるため注意が必要です。
マウスピースを装着したまま食事をすると、マウスピースと歯の間に食べカスが入り込み、虫歯や歯周病のリスクが高まります。通常、人の口の中は唾液の自浄作用によって食べカスが洗い流され、細菌が繁殖しにくい状態に保たれています。
しかし、マウスピースを装着した状態では、このような作用が働きにくくなります。つまり、インビザライン矯正中は普段よりも虫歯や歯周病になるリスクが高いのです。
マウスピースを装着したまま食事をして、食べカスがマウスピースの内側に付着した状態が長時間続くと、細菌が繁殖しやすくなるでしょう。
マウスピースを装着したまま食事をすると、着色汚れが付着する可能性があります。例えば、コーヒーや紅茶、カレー、ケチャップなど、色素の濃い飲食物は特に注意が必要です。装着したまま食事をすると、マウスピースが黄ばんだり濁ったような色になったりすることがあります。
インビザラインのメリットは装置が目立ちにくいことでもありますので、うっかり装着したまま飲食をしないように気を付けましょう。
外食の際には、取り外したマウスピースを専用のケースに保管することが大切です。なかには、ティッシュに包んだり、そのままテーブルの上に置いたりする方もいるかもしれませんが、紛失や破損を招く恐れがあるため気をつけなければなりません。
また、口の中に装着していたものを人目につく場所に置いておくことは、食事のマナーの観点からみてもあまりよいこととはいえないでしょう。外で飲食する際にマウスピースを外したときには、必ずケースに入れる習慣をつけておくと安心です。
インビザラインのマウスピースは食事や歯磨きの際に自由に取り外すことができますが、1日に20時間~22時間は装着する必要があります。つまり、食事や口腔ケアが終了したら、すみやかにマウスピースを装着しなければならないということです。
インビザライン矯正を始めて間もない頃は、食後に装着するのを忘れて長時間過ごしたり、そのまま寝てしまったりすることもあるかもしれません。
装着時間が不足すると、治療計画通りに歯が動かなくなる可能性があるため、スマートフォンのリマインダー機能を活用したり家族に声をかけてもらったりしながら装着時間を守ることを心がけましょう。

外食のとき、どのようなタイミングでマウスピースを外したらよいか迷う方もいるかもしれません。できるだけ早い段階で外したくなる方もいるかもしれませんが、装着時間の観点からいえば、あまり早いタイミングで外さないほうがよいでしょう。
具体的には、注文を済ませてから食事をする直前にマウスピースを取り外すのがベストです。マウスピースの着脱に慣れている方や食事の相手が家族や友達の場合には、食事がテーブルに運ばれてからナプキンやハンカチなどで口元を隠してサッと外してもよいでしょう。
一方、ビジネスでの会食などであれば、料理が届く前に席を外して化粧室でマウスピースを外すとよいでしょう。

インビザライン矯正を始めて間もない頃はうっかりマウスピースをつけたまま飲食をすることがあるかもしれませんが、基本的にマウスピースをつけたまま飲食はできません。
例えば、噛む必要がない飴などであっても、マウスピースと歯の間に糖分が入り込んで虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、甘い飲み物も虫歯や歯周病の原因になりますし、お茶やコーヒーなどは着色汚れの原因になります。
間食や食べ歩きの際も、必ずマウスピースを外し、再装着する前に歯磨きをすることが大切です。
なお、水であれば、マウスピースを装着したまま飲んでも構いませんが、熱すぎるお湯はマウスピースの変形を招く恐れがあります。白湯を飲む場合には、冷ましてから飲むようにしてください。

食後は歯磨きをしてからマウスピースを装着する必要がありますが「外食時に毎回歯磨きをするのは難しい」という方も多いのではないでしょうか。どうしても歯磨きをするのが難しい場合には、以下のように対応するとよいでしょう。
マウスウォッシュは外出先でも手軽に使いやすい便利な口腔ケアアイテムです。歯磨きをするのが難しいときには、マウスピースを装着する前にマウスウォッシュでしっかりと口をゆすぎましょう。
マウスウォッシュで口をゆすぐことで、口腔内の食べカスを洗い流し、口の中の菌の繁殖を抑えられます。マウスウォッシュは持ち運びしやすいミニサイズが販売されているので、荷物にならずにカバンに常備しやすいでしょう。
外出先で歯磨きができないときの選択肢として、歯磨きシートを使用する方法もあります。
歯磨きシートとは、その名の通り、歯の汚れを拭き取れるシートのことです。四角いシートタイプや指サックにように指に装着できるタイプなどがあるので、使いやすいものを選んでみてください。
歯磨きシートは水なしで使用でき、上顎や舌、頬の内側なども拭き取ることができます。洗浄成分はもちろん、保湿成分が含まれているものやキシリトール配合のものなどもあります。
個包装で持ち運べるものやコンパクトなウェットティッシュくらいの大きさのものがあり、ポーチの中にも収まりやすいのが特徴です。
ここまで、マウスウォッシュや歯磨きシートをご紹介しましたが、歯と歯の間に挟まった食べカスは、それらでは取り除くことができません。
食べカスが挟まった状態でマウスピースを装着すると虫歯や歯周病のリスクが高まりますので、デンタルフロスや歯間ブラシを併用するとよいでしょう。
デンタルフロスとは歯と歯の間に付着した汚れを取り除く糸状のもので、持ち手がついたホルダータイプや糸のみのロールタイプがあります。
一方、歯間ブラシは持ち手のある細いブラシで、歯と歯の根元のすき間に付着した汚れを落とすアイテムです。なかでも外出先で使用するのであれば、前歯にも奥歯にも使いやすいY字型やロールタイプのデンタルフロス、L字型の歯間ブラシを使用するとよいでしょう。

マウスピースを自由に着脱できるインビザライン矯正では、外食の際に必ずマウスピースを外す必要があります。また、食事をしたあとには必ず口腔ケアを行い、清潔な状態で再装着することも大切です。
このような適切なケアを怠ると、虫歯や歯周病によって治療を中断しなければならないケースも考えられます。計画どおりに矯正治療を進めるためにも、正しい方法でマウスピースを装着することを心がけましょう。
インビザラインを検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。
こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。
子供の歯は、一般的には5~6歳頃から少しずつ乳歯が抜け始め、永久歯に生え変わります。生え変わっている時期の乳歯はグラグラ揺れるので、お子さんはお口の中に違和感を感じ、親御さんは仕上げ磨きに苦戦します。お子さんも親御さんもストレスを溜めない状態で、生え変わり時期の虫歯をしっかりと防げるとよいですね。そこで今回は、乳歯から永久歯に生え変わる時期の歯磨きで気をつけるポイントを、具体的に解説していきます。

一般的には、2歳半~3歳頃に乳歯が全て生え揃います。そして、5歳半~6歳頃に永久歯への生え変わりが始まり、12歳頃に全ての乳歯が永久歯に生え変わります。
ただし、永久歯への生え変わるタイミングは個人差が大きく、男子より女子の方が早い傾向にあります。8歳頃まで一本も乳歯が抜けないお子さんもいるので、過度に心配しなくても大丈夫です。もしどうしても心配な場合は、5歳を過ぎてから小児歯科で相談してみましょう。お口の中のレントゲン写真を撮って、歯茎に埋まっている永久歯の状態を目で見て確認することができます。
永久歯は、お子さんの健康を一生支えていく大切な歯です。むし歯などで抜歯をしたら、義歯にするしかありません。お子さんが高齢者になった時まで自分の歯で噛んで食事ができるようにするためには、永久歯が生えてきた時のケアがとても大切です。乳歯の時よりも、さらにしっかりと歯みがきを行う必要があります。
下の真ん中の前歯が、一番最初に生え変わるケースが多いです。その後は、下の前歯4本と上の前歯4本が5歳半〜8歳頃までに生え変わるのが一般的です。同じタイミングで、一番奥の乳歯の後ろから第一大臼歯(だいいちだいきゅうし)という永久歯が生えてきます。第一大臼歯は6歳頃に生えてくるため、別名「6歳臼歯」とも呼ばれています。第一大臼歯は永久歯の中で最も大きく噛む力も強く、歯並びや咬み合わせの基本となる重要な歯です。一番奥の歯は、歯ブラシが届きにくく磨き残しが多くなってしまいがちです。親御さんが仕上げ磨きの時に歯の裏側までしっかりと磨いてあげましょう。
さらに、9歳頃に前歯と奥歯の間にある犬歯などの歯が徐々に生え変わっていき、12~14歳頃までに、第二大臼歯(12歳臼歯)を含む上下28本の永久歯が生え揃います。それ以降、人によっては成人してだいぶ経ってから第三大臼歯(親知らず)が生えてきます。
乳歯は永久歯よりも柔らかくて汚れがつきやすくなっています。そして、生えてから2~3年までの永久歯も、歯質が未成熟でむし歯にとてもなりやすいです。この期間の永久歯を幼若永久歯と呼びます。生えてから数年経つと、だ液中のカルシウムなどミネラルが徐々に歯に入り込んで、通常の硬さと強さを備えた永久歯になります。
幼若永久歯と呼ばれる時期は、その後一生使い続ける永久歯をむし歯から守るために非常に大事な時期です。小児歯科には「フッ素塗布」「シーラント」という乳歯や幼若永久歯を虫歯になりにくくする治療メニューがあります。フッ素塗布は、歯にフッ素を塗って歯の再石灰化を促進することで虫歯を防止することができます。また、シーラントは奥歯や前歯の溝を樹脂で埋めて平らにすることで奥歯の磨き残しを防ぎます。ご家庭の歯みがきだけでなく、フッ素塗布やシーラントも活用して、お子さんの歯を虫歯から守りましょう。
乳歯がグラグラしている状態が長引いても、自然に抜けるので待っていれば大丈夫です。グラグラしている状態が長引くと、乳歯の色がピンクがかったり黒ずんだりしてくる場合がありますが、生え変わりに時間がかかっているだけで、特に心配しなくても大丈夫です。
ただし、乳歯が抜けていない状態で永久歯が裏や横から生えてきてしまったり、歯と歯茎の隙間に細菌が入って歯肉が腫れてしまった場合は、乳歯を出来るだけ早く抜く必要があります。お子さんのお口の中にそういう状態の乳歯があれば、すぐに小児歯科を受診しましょう。
また、待っていれば自然に抜ける乳歯であっても、歯がグラグラしていることが気になってお子さんが学校の授業などに集中できなかったり、食事をする時に痛がったりする時は、小児歯科で乳歯を抜いてもらうのも一つの手です。
生え変わる時期は、歯が抜けている箇所があったり、生えかけていたりする歯があったりと、歯並びがとても複雑になります。歯ブラシで届きにくい箇所も増えて、食べカスや歯垢も残りやすいです。そのため、永久歯が生え揃った段階で、既に永久歯がむし歯になってしまっているケースも少なくありません。仕上げ磨きを小学校に上がると同時に卒業してしまうご家庭も多いですが、永久歯が生えそろう12歳頃まで仕上げ磨きや歯みがき後のチェックは続けることをおすすめします。
仕上げ磨きをするときに歯がグラグラしているのが気になる場合は、歯ブラシを持つのと反対側の手の指をグラグラする歯に軽く添えて支えてあげましょう。仕上げ磨きで特に気にかけて欲しいのが、一番奥の乳歯の後ろに生えてくる第一大臼歯(6歳臼歯)です。生え始めは他の歯より背が低くて歯ブラシが届きにくいため、食べかすや歯垢が溜まりやすくなっています。親御さんの膝にお子さんの頭をのせて、奥までしっかり磨いてあげましょう。

いかがでしたでしょうか。乳歯から永久歯に生え変わる時期は、お口の中の環境が大きく変化します。親御さんがしっかりと気を配ってあげましょう。当院では歯みがき指導を行っています。お子さんも親御さんも楽しみながら正しい歯磨きを学ぶことができます。気になる方は、当院までご連絡ください。
らいふ歯科クリニックでは小児歯科はもちろん、小児矯正も専門で行なっております。専門の医師と子ども好きなスタッフが、お子様の歯の健康をサポートします。お子様の矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。
奥歯を噛み合わせた際に上の前歯が下の前歯を深く覆う噛み合わせのことを、過蓋咬合といいます。過蓋咬合は治療が難しい症例といわれていますが、インビザラインで対応できるケースもあります。
この記事では、インビザラインでの過蓋咬合の治療方法や期間、費用について解説します。

上下の歯を噛み合わせた際に、上の前歯が下の前歯を深く覆う噛み合わせのことを過蓋咬合といいます。上の前歯が下の前歯を覆う範囲が2~3mm程度であれば、正常な噛み合わせといえます。
しかし、過蓋咬合は噛み合わせが深すぎるため、下の前歯が見えないほど上の前歯が覆います。過蓋咬合は噛み合わせが悪いことで起こるため、歯並び自体には問題ない場合もあります。歯や顎に負担をかけるリスクがあるため、早期に改善するのが望ましいでしょう。

過蓋咬合には、先天的な原因と後天的な原因があります。
歯や顎の大きさは、遺伝するとされています。歯の大きさや生え方、顎の位置などによって、過蓋咬合になる場合があるのです。
過蓋咬合は、上下の顎の大きさのバランスが悪いことで起こります。上顎の発達が著しく下顎よりも大きくなった場合や、下顎の発達が未熟で十分な大きさにならなかった場合などです。
下の前歯が上の前歯に強く当たりすぎると、出っ歯やすきっ歯などになる可能性もあるでしょう。
過蓋咬合の原因として、顎の位置のバランスが崩れることも挙げられます。上顎が前に出過ぎている場合や、反対に下顎が後方に位置している場合などです。
顎のサイズやバランスだけでなく、歯並びが原因で過蓋咬合になることもあります。例えば、上の前歯が前方に傾いていたり下の歯が後方に傾いていたりすると、噛み合わせが深くなり過蓋咬合になる可能性が高いでしょう。
また、奥歯の高さが足りないことも、過蓋咬合の原因として挙げられます。
歯並びや噛み合わせは、生活習慣や虫歯などの影響も受けます。
歯並びや噛み合わせに影響を与える習慣のことを、悪習癖といいます。悪習癖の具体的な例は、以下のとおりです。
口呼吸をしていると口周りの筋肉が適切に使われないため、歯並びが悪化するといわれています。また、歯を強く噛みしめる歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合も、奥歯がすり減って過蓋咬合になる可能性があるでしょう。
指しゃぶりや唇を噛む・吸うなどの癖がある場合も、上の前歯が前に押し出されることで過蓋咬合や出っ歯、すきっ歯になる可能性が高まります。
矯正治療で歯並びを整えても、悪習癖を改善しなければ過蓋咬合が再発する恐れがあります。そのため、歯並びに悪影響を与える癖は放置せず、なるべく早い段階で改善することが望ましいです。
奥歯の虫歯を放置したことが原因で、過蓋咬合になるケースがあります。奥歯が重度の虫歯によって溶かされたり奥歯自体を失ったりして、奥歯の高さが合っていない状態が続くと、前歯に負担がかかり咬み合わせが深くなることがあります。
また、虫歯治療を途中でやめたり、抜歯後の治療を放置したりした場合も同様です。上下の歯の位置関係が乱れて噛み合わせが悪化することで、過蓋咬合になるケースがあるのです。

過蓋咬合を放置すると、以下のリスクがあります。
過蓋咬合の状態では、前歯がうまく噛み合いません。奥歯に大きな負担がかかり続けて歯がすり減り、欠けたり割れたりすることがあります。
また、歯がすり減ると、歯の表面にあるエナメル質が削られ象牙質が露出します。象牙質が露出すると神経までの距離が近くなるため、歯がしみるなど知覚過敏の症状が引き起こされる場合もあるでしょう。
歯に負担がかかり続けることによって歯根まで損傷すると、抜歯が必要になるかもしれません。
過蓋咬合により奥歯に重点的に負担がかかると、補綴物(詰め物や被せ物)が外れたり欠けたりする恐れがあります。噛み合わせを改善しないと、何度も修理や付け直しなどの再治療が必要になる可能性もあるでしょう。
噛み合わせが悪いことによる負担は、歯だけでなくお口周りの筋肉や顎関節にもかかります。顎関節症を引き起こし、口の開閉が難しくなったり痛みが出たりすることがあります。また、頭痛や肩こり、めまいなど全身の不調につながるケースもあるでしょう。
顎関節症を一度発症すると完治は難しいため、早期に噛み合わせを整えることが大切です。
過蓋咬合は噛み合わせが深い不正咬合のため、下の前歯が上顎に当たって歯茎を傷つけることがあります。これにより、歯肉炎などの炎症が起きやすくなります。炎症が進行すると歯槽骨にまで広がり、重度の歯周病になる可能性もあるので注意が必要です。
過蓋咬合は、見た目に影響を与えることがあります。過蓋咬合による見た目への影響には、ガミースマイルが挙げられます。
ガミースマイルとは、笑ったときなどに上顎の歯茎が過剰に露出することです。奥歯の噛み合わせが深くなることで上の前歯の歯茎が見えやすくなり、ガミースマイルになる可能性があるのです。
また、下の前歯が上の前歯を突き上げることにより、上の前歯が前方に押されて斜めに飛び出し、出っ歯になるケースもあります。口元が間延びした印象になったり、口元の突出感が気になったりするかもしれません。
過蓋咬合は機能的な問題だけでなく、コンプレックスにつながる可能性もあるのです

他の矯正治療法と同じく、インビザラインでも過蓋咬合の治療はできます。インビザラインのマウスピースだけで改善できるケースもありますが、多くの場合、マウスピースと併せてバイトランプを使用します。
バイトランプは、上顎のマウスピースの前歯部分に設置されることが多いです。マウスピースの装着時に下の前歯がバイトランプに当たり、奥歯が深く噛み合うことを抑制する効果があります。
ただし、お口の状態によっては、インビザラインだけでなくワイヤー矯正が必要になることがあります。ワイヤー矯正で歯を大きく動かした後、インビザラインで歯並びを細かく調整する手順になることが多いでしょう。
また、抜歯が必要な場合や重度の過蓋咬合の場合は、インビザラインでは対応できないケースもあります。インビザラインで過蓋咬合を治療できるかどうかは、お口の状態によって異なります。ご自身の症例がインビザラインで対応できるかは、歯科医師に相談してみましょう。

過蓋咬合の原因は、前歯の噛み合わせが高く奥歯の噛み合わせが低いことです。そのため、インビザラインで過蓋咬合を治療する場合、主に噛み合わせが高い部分の圧下と、奥歯の挺出を行います。
圧下とは、歯茎方向に歯を押し込むことです。圧下により前歯の噛み合わせを浅くします。挺出とは、歯を引っ張り出して高さを出すことです。沈み込んだ奥歯を引っ張り出すことで、噛み合わせを整えられるでしょう。
また、圧下や挺出に加え、上下の前歯の噛み合わせを細かく調整する必要があります。例えば、下の歯並びが内側に傾斜して過蓋咬合になっている場合、下の前歯を前方に傾かせて噛み合わせを調整します。
インビザラインだけでは治せないと判断された場合は、ワイヤー矯正を併用することもあります。ワイヤー矯正である程度歯を動かして、後半の噛み合わせを調整する段階でインビザラインを使用することが多いでしょう。

過蓋咬合の一般的な治療期間は2年程度ですが、症状によっては前後することもあります。特に、抜歯が必要なケースや重度の過蓋咬合の場合は大きく歯を移動する必要があるため、2年半~3年程度かかる可能性が高いでしょう。
インビザラインの治療期間はお口の状態によって異なるので、詳しい治療期間が知りたい場合は一度歯科医院でご相談ください。

過蓋咬合の治療にかかる費用は、80~120万円程度が一般的です。
ただし、インビザラインは自費診療のため、歯科医院によって費用は異なります。また、お口の状態によって治療内容や期間が異なるため、費用も変動します。

過蓋咬合とは、上の前歯が下の前歯を深く覆う噛み合わせのことです。過蓋咬合を放置していると、歯の寿命を縮めたり顎関節症を引き起こしたりする可能性があります。そのため、放置をせずになるべく早く治療を始めるべきでしょう。
インビザラインで過蓋咬合は治療できますが、お口の状態によっては対応できない場合もあります。インビザラインで治療できるかどうか、一度歯科医師に相談してみましょう。
過蓋咬合の治療を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。
こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。
生え変わりの時期のお子さんが「歯が痛い!」と感じるのは、むし歯ではなく生え変わりが原因かもしれません。特に、初めて乳歯が抜けるお子さんは、歯が抜けることへの恐怖心から、実際よりも強い痛みを感じることもあるようです。親御さんとしては、お子さんの気持ちに寄り添いつつ、適切な対応をしてあげたいですよね。今回は生え変わる時期の歯の痛みについて、むし歯との見分け方や対処法など詳しく解説していきます。

歯が生え変わる時は多少の痛みを伴うものなので、あまり心配しなくても大丈夫です。しかし、食事が食べられないほどの痛みが続くようであれば、歯茎が炎症を起こしているかもしれません。また、育ち盛りに食事が満足に摂れないことは、発育にも影響を与えます。ひどく痛がる場合は、一度小児歯科に相談してみましょう。
痛みや違和感が長引かせないように、乳歯がグラつき始めたら引っ張って抜いてしまう、という親御さんがいらっしゃいます。無理に力を加えて乳歯を抜くのは、強い痛みを発生させる原因になりかねないので、やめておきましょう。乳歯が自然に抜けるまで、お子さんが初めて感じる痛みや違和感に耐えるのを、そっと見守ってあげてください。
また、乳歯は抜いても大丈夫なタイミングと、抜てはダメなタイミングがあります。本来、抜くには早過ぎるタイミングで歯を抜いてしまうと、生えかわる永久歯がいつまで経っても生えてこず、歯並びに影響することがあります。
神経まで到達したむし歯のズキズキした痛みでない限り、むし歯の痛みも生え変わりの痛みも、痛み方に明確な違いはありません。そのため、食事も摂れないほど痛がるようであれば、虫歯を疑って小児歯科を受診しましょう。また、乳歯が自然に抜けた後も痛みが長引くようであれば、やはり小児歯科を受診することをおすすめします。

お口の中が不潔だと、永久歯が生えてくる時に歯茎が痛むことがあります。永久歯が生えてくることによって歯茎に開いた穴に細菌が入って、炎症を起こしてしまうためです。こうした痛みを防ぐためにも、正しい歯磨きの仕方を身につけて、お口の中を清潔に保ちましょう。小児歯科で親子で歯磨き指導を受けて、正しい歯磨きと仕上げ磨きの仕方を身につけることをおすすめします。
グラグラしている乳歯が、お口の中の粘膜や歯茎など、柔らかい部分を傷つけてしまうことがあります。小さな傷であれば、唾液が作用して治します。しかし、傷に雑菌が入って炎症を起こしてしまった場合、腫れたり膿んだりなど大きな痛みの元になります。こういったことを防ぐためにも、グラつく歯を無理やり抜くのはNGです。
乳歯が抜けた後、歯茎は少しの間、出血します。通常は問題ありませんが、稀に、すでに生えてきている永久歯が歯茎を傷つけてしまい炎症を起こすことがあります。
お子さんの歯の痛みが痛がゆい程度なら、氷のうや冷却シートなどで冷やしてあげましょう。一時的ですが、冷やすことで痛みが軽減できます。通常の生え変わりであれば、この対処法で十分です。
生え変わる過程の歯の根元で歯茎が炎症を起こしている場合は、強い痛みが続きます。そういった場合は、まずはお口の中の細菌の繁殖を防ぐために、うがい薬を使用してうがいをします。その後、やわらかい毛質の歯ブラシに少しだけ歯磨き粉をつけて、生えかかっている永久歯やその周囲の腫れた歯茎を磨きましょう。
冷やしたり、うがいをしたりしても効果がないようであれば、一度小児歯科を受診してみましょう、生え変わりではない原因で痛んでいる可能性があります。歯茎が炎症を起こしている場合は、抗生物質の軟膏を処方されるのが一般的です。歯科医師から、うがいや歯磨きなどお口の中のケアについての説明もされるので、しっかり聞いて実践しましょう。また、ごく稀ですが、すでに生え変わった永久歯が歯茎を傷つけているような場合は、歯茎を切開することもあります。

いかがでしたでしょうか。初めて乳歯が抜ける時は、お子さんも親御さんも色々不安になるかと思います。生え変わる時期のお子さんのお口についてお困りごとがある方は、ぜひ当院までご連絡ください。
らいふ歯科クリニックでは小児歯科はもちろん、小児矯正も専門で行なっております。専門の医師と子ども好きなスタッフが、お子様の歯の健康をサポートします。お子様の矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。
矯正治療を検討する理由はさまざまです。特に、前歯のねじれは見た目への影響や機能面の問題から、矯正治療を検討する理由として挙げられることが多いです。
前歯のねじれをインビザラインで治したいと考える方もいるでしょう。
本記事では、前歯のねじれをインビザラインで治せるのかどうかを解説します。また、費用や期間についても併せて解説するため、インビザラインで前歯のねじれを治したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

前歯がねじれる原因はさまざまですが、主に幼少期の生活や口腔内の状況が影響していると考えられています。ここでは、前歯がねじれる原因を詳しく解説します。
歯が生えるスペースが足りないと、前歯がねじれて生えることがあります。日本人は顎が小さい方が多いため、歯が生えるスペースが不足しやすいです。
加えて、過剰歯といって通常よりも多く歯が生えてくると、歯が生えるスペースがさらに足りなくなります。歯が狭いスペースに無理やり生えようとした結果、歯がねじれて生える可能性があるでしょう。
また、永久歯は乳歯と比べると大きいため、顎の発達途中の段階ではスペースが足りず、前歯がねじれて生えることがあります。顎の成長とともにまっすぐ生えるようであれば問題ありませんが、永久歯が生え揃っても改善されない場合は、矯正治療が必要です。
乳歯が長い間残っていると、永久歯への生え変わりがうまくいかずに前歯がねじれることがあります。乳歯の抜ける順番や抜けるタイミングには個人差がありますが、本来は乳歯が抜けてから永久歯が生えてきます。
しかし、乳歯が抜けるよりも永久歯が先に生えてきた場合には、永久歯が乳歯を避けようとするのでねじれやすいです。
乳歯が重度の虫歯になると、神経が死んで歯根の先に膿が溜まることがあります。永久歯は膿を避けて生えてくるため、ねじれてしまうのです。
「乳歯はいつか抜けるから大丈夫」と虫歯を放置する方もいますが、後に生えてくる永久歯のねじれにつながる可能性があるので必ず治療しましょう。
指しゃぶりや爪を噛む、舌で歯を押し出すなどの日常生活での癖が影響して、歯がねじれることもあります。前歯がねじれる原因は、先天的なものや幼少期の歯の生え変わり状況によるものだけではありません。日常生活の癖が、前歯のねじれに影響することも理解しておきましょう。
大人でも、舌で歯を押し付ける癖や歯ぎしりをする癖があると、歯並びに影響する場合があります。口元の癖だけではなく、頬杖をつく、姿勢が悪いといった全身の歪みから、歯に影響が出るケースもあるでしょう。
矯正治療で歯並びが整っても、癖が続いていると後戻りの原因になります。治療開始時に意識して、癖を改善できるよう心がけましょう。

前歯のねじれは様々なリスクを生み出します。考えられる主なリスクは、以下の通りです。
前歯のねじれは、虫歯や歯周病の原因になります。前歯が捻じれていると隣の歯との重なりが大きくなるため、汚れが蓄積しやすいです。歯磨きもしにくく、磨き残しが発生しやすいため、虫歯や歯周病になる可能性が高まるでしょう。
歯がねじれていると、見た目に大きく影響します。前歯は最も目立つ場所のため、少しのねじれであっても見た目に大きく影響を及ぼすでしょう。
特に、前歯だけがねじれていて他の歯はきれいに生えている場合は、前歯のねじれが目立ちやすく、コンプレックスになる可能性があります。口元を気にして、人前で話すことや口を開けて笑うことを避けるなど、コミュニケーションに支障をきたすかもしれません。
前歯がねじれると、他の歯に影響を与えます。前歯は食べ物を噛みきる時に使いますが、前歯がねじれていると十分に噛みきれないため、奥歯などの他の歯に負担がかかります。
過度な負担がかかると、歯が欠けたり折れたりする恐れがあるので注意が必要です。

前歯のねじれが軽度~中度であれば、インビザラインで治せます。前歯のねじれが軽度で前歯以外に問題がない場合は、部分矯正でも治療が可能です。
しかし、前歯のねじれの原因が骨格にある重度の歯列不正などの場合は、インビザラインでは治療できない可能性が高いです。ワイヤー矯正や外科手術など、ほかの治療法を併用して治療を行う必要があるでしょう。

インビザラインで前歯のねじれを治すメリットは、次のとおりです。
インビザラインは、透明のマウスピースを装着して歯を矯正する治療方法です。矯正器具のマウスピースが透明なため、目立つことなく矯正治療ができるでしょう。
周りに矯正治療していることを気づかれにくいです。営業や接客業など人と話す機会の多い仕事をしている方でも口元を気にせず治療できる点は、大きなメリットと言えるでしょう。
矯正治療は痛いというイメージがある方もいるかもしれませんが、インビザライン矯正には痛みが少ないという特徴があります。ワイヤー矯正と異なり、小さい力をかけて少しずつ歯を動かすからです。
また、インビザラインで使用するマウスピースの厚みは0.5mmと非常に薄く、歯にフィットするように作られています。そのため、インビザラインによって口内の粘膜や歯茎を傷つけるリスクも低いでしょう。
前歯がねじれているうえにワイヤー矯正をすると、さらに歯が磨きにくくなります。大きなストレスがかかったり、虫歯になるリスクが高まったりする可能性があるでしょう。
インビザライン矯正はマウスピースが取り外せるため、歯磨きの負担がワイヤー矯正に比べて減り、口腔内の清潔を保ちやすいです。

前歯のねじれをインビザラインで治すデメリットもあります。ここからは、デメリットについて詳しく解説します。
インビザラインは自分で着脱が可能ですが、自己管理が非常に重要です。インビザラインでは、マウスピースを1日20~22時間以上装着する必要があります。
しかし、外したあと装着を忘れていたなどの理由で装着時間が不足した場合には、歯が適切に動きません。また、マウスピースを紛失・破損した場合は、再度マウスピースを作り直さなければならず、治療が遅れる可能性もあります。
自己管理が苦手という方には、向いていないかもしれません。
インビザラインは、歯を大きく移動させる症例には適していません。そのため、治療できないケースもあります。
例えば、前歯が本来生える位置から大きくずれているという場合には、インビザラインでは治療できない可能性が高いでしょう。インビザラインで治療できない場合でも、ワイヤー矯正などを併用すれば可能なケースもあります。

前歯のねじれをインビザラインで治すのにかかる期間は、歯のねじれ度合いなどにより異なります。部分矯正で治療できる場合は、一般的に数か月〜1年程度かかります。全体矯正の場合は、6ヶ月〜2年程度を目安に考えておくと良いでしょう。
ただし、期間の目安は、あくまでもマウスピースを医師の指示に従って正しく装着していた場合のものです。マウスピースの装着を怠った場合には、さらに時間がかかる可能性が高いので注意しましょう。

インビザラインは保険適用外の自費診療のため、歯科医院によって費用は異なります。一般的には、部分矯正の場合は30~80万円程度、全体矯正の場合は70~100万円程度かかると言われています。
また、歯を動かす範囲が少なければ少ないほど費用は下がります。ご自身の歯のねじれ具合ではどのくらいの費用がかかるかは、一度歯科医院でカウンセリングを受けて相談してみると良いでしょう。

前歯のねじれは、軽度〜中程度であればインビザラインで治すことができます。治療にかかる費用や期間は、前歯のねじれのみを治すのか、全体的に矯正をするのかによって大きく変わるでしょう。
「前歯が少しねじれているだけだから問題ないだろう」と放置すると、歯の機能や審美面に大きな影響を及ぼします。そのため、放置せずに積極的に治療をしましょう。
ご自身の前歯のねじれをインビザラインで治せるのかどうか、費用や治療期間が気になるという方は、一度歯科医院を受診して相談してみてはいかがでしょうか。
インビザラインを検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病の治療だけでなく、歯並びや噛み合わせの治療も行って健康で笑顔あふれる人生[らいふ]を送っていただけるよう努めています。0歳からの虫歯予防や小児の矯正治療なども対応しています。