直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科はらいふ歯科クリニック

  • 福岡県 直方市 らいふ歯科クリニック

    「0歳からのむし歯予防」
    を掲げて
    低年齢からの生涯にわたる
    健康を目指しています

  • 福岡県 直方市 らいふ歯科クリニック

    お子様の矯正はもちろん、
    大人の矯正も得意です。
    誰にも気づかれない
    目立たない矯正

    に力を入れています

  • 福岡県 直方市 らいふ歯科クリニック

    むし歯治療・歯周病治療だけでなく、
    歯並びやかみ合わせの治療を
    行なっていくことで、
    健康で笑顔あふれる
    人生 []

    得られるように頑張っております

子どもが虫歯になる理由は? 子供の虫歯を放置したときの影響も解説

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

お子さんがひとりで完璧に歯磨きをすることは難しいので、磨き残しがないか親御さんが確認したり仕上げ磨きをしたりする必要があります。そのため、「子供の虫歯は親の責任」とされることが多いです。しかし、お子さんが虫歯になったからといって、ご自身を非難することはありません。「親の責任」という言葉は重いですが、日々子育てをしていく中では不可抗力もあります。お子さんの虫歯を見つけたら、出来るだけ早く歯医者に行きましょう。早ければ早いほど、簡単で痛みが少ない治療をすることができます。

では、具体的に何歳まで、お子さんの虫歯を親御さんが気にすればいいのでしょうか。これは、お子さんの成長のスピードや気質によって異なります。お子さん自身の虫歯予防への意識が高まったり、正しい歯磨きが習慣になったりなど、自己管理ができるようになったら本人に任せましょう。今回は、子どもが虫歯になる理由や、子供の虫歯を放置したときの影響について、詳しく解説していきます。

子供が虫歯になる原因は?

その1 親のミュータンス菌に子供が感染する

虫歯とは、歯の表面についている歯垢にミュータンス菌が溜まって、歯の表面を溶かして穴を空けることを指します。

生まれてすぐの赤ちゃんのお口にはミュータンス菌は存在していません。しかし、親や周囲の大人がキスをしたり、自分が噛み砕いたものを与えたり、スプーンを共有したりすることで、大人の唾液に含まれているミュータンス菌に感染してしまいます。虫歯に感染させないためにも、唾液を共有してしまう行動は控えましょう。

その2 歯磨きが上手にできない

子供は歯ブラシを持つ力加減がわからず極端に強くゴシゴシ磨いてしまったり、同じところばかり何度も磨いてしまったりします。全体を程よい力加減でブラッシングするというのは繊細な動作なので、子供には難しいのです。親が仕上げ磨きで、特に奥歯など磨き残しが多いところを磨いてあげましょう。
当院では、お子さんと親御さんへ正しいブラッシング方法の指導を行っています。気になる方は、ぜひお問い合わせください。

その3 ダラダラと長時間かけて食事をする

同じ糖分を摂取していても、時間を決めて食べるよりだらだら長時間食べる方が虫歯になりやすいです。なんとなくいつでも飴やガムを口に入れていたり、テレビをみながらだらだら食事をしたりすると、虫歯のリスクを高めてしまいます。なるべく食事は30分以内に済ませて、おやつは決まった時間に与えましょう。そして、食べた後は必ず歯磨きを行いましょう。だらだら食べるのが習慣になってしまっている場合は、スマホのタイマーなどを30分経ったら鳴らすなど、わかりやすい方法で子供に時間を意識させましょう。

子供の虫歯を放置したときの影響は?

「乳歯の虫歯はいずれ抜けるし大丈夫」なんて虫歯を放置していませんか?乳歯の虫歯を放置していると、子供に複数の悪影響を及ぼしてしまいます。

永久歯も虫歯になるリスクがある

乳歯の虫歯を放置していると、その下から生える永久歯も虫歯菌に侵されてしまいます。「乳歯の虫歯はいずれ抜けるし大丈夫」と思ってしまいがちですが、生えてくる永久歯のために乳歯の虫歯も治療しましょう。

歯並びが悪くなってしまう

乳歯の虫歯が悪化してしまった場合、抜歯をする必要があります。抜歯をした場所にスペースが空いて、そのスペースを埋めるために隣接する歯が斜めに生えてきます。そして、歯並びが悪くなってしまいます。乳歯のむし歯一本の治療費と矯正の費用を比較すると、むし歯を早めに治療する方がずっとコスパが良いと言えるでしょう。

顎の成長バランスが崩れる

虫歯がある側の歯で食事をすることを避けるため、顎の成長が左右均等ではなくなってしまいます。一度ついてしまった噛み癖は治りづらいので、成長したときに顎の筋肉が非対称につき、顔が歪んでしまう可能性があります。

偏食になってしまう

虫歯があると、硬かったり、歯に沁みたりする食べ物を嫌い、特定の食べ物しか口にしないようになります。好き嫌いなく健康に育つためにも、むし歯は早めに治しましょう。

親御さんからのよくある質問

子供の虫歯の予防って、何をすればいいですか?

食べ物を噛み砕いてから与えたり箸やスプーンを共有したりしないことで、親の唾液からミュータンス菌に感染することを防いだり、仕上げ磨きをして磨き残しを無くしましょう。また、歯科医院で定期検診を受けることをおすすめします。定期検診で歯医者に慣れた子供は、虫歯になった時も怖がらずに歯科医師にお口の中を見せてくれます。当院でも定期検診を行っています。子どもが大好きなスタッフがお迎えしますので、ぜひご来院ください。

いつ頃から子供の虫歯予防を始めればいいですか?

乳歯が生え始める生後6ヵ月前後からです。歯が一本でも生えたら、フッ素入りの歯磨き粉で歯を磨いたり歯科医院で定期検診を受けたりして、しっかりと虫歯予防を行いましょう。

まとめ

お子さんの虫歯を防ぐためには、親御さんの予防意識を高めることが重要です。大人になっても虫歯がほとんどない人は、子供の頃に親から歯の大切さを教えられた方が多いです。そして、それが次の世代へ引き継がれていきます。

お子様の歯のことでお悩みがあったら、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなることはある?原因を解説

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

「インビザラインでは噛み合わせも治せるの?」「インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなることはあるの?」など疑問をおもちの方がいるのではないでしょうか。また、インビザライン矯正中に噛み合わせに違和感が生じている方もいるかもしれません。

今回は、インビザラインでは噛み合わせを治せるのか、またインビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなる原因・対処法について解説します。インビザライン矯正を検討されている方やインビザライン矯正中の方は、ぜひ参考にしてください。

正しい噛み合わせとは?

歯並びがいい女性

噛み合わせは口腔機能だけではなく、歯の健康・身体の健康にも重要です。噛み合わせが悪いと飲食に支障が出ることや、発音しにくくなることがあります。加えて、顎関節症や肩こりの原因にもなるのです。

正しい噛み合わせとは、どのようなものなのでしょうか。その条件について、まずは取り上げます。

上下の歯が正しい位置で噛み合っている

上下の歯が正しい位置で噛み合っていることが正しい噛み合わせの条件の一つです。上下の歯が正しい位置で噛み合っていれば、食べ物を噛みやすいです。硬い物が噛みにくいといった場合は、噛み合わせに問題があるかもしれません。

それぞれの歯が正しい位置にある

それぞれの歯が正しい位置にあることも重要です。上と下の前歯の中心が顔の中心にあり、上の前歯が下の前歯を適度に覆っていると歯は正しい位置にあるといえます。歯が正しい位置にあることで、前歯だけではなく、犬歯や臼歯などでもしっかりと噛めるようになるのです。

顎のバランスがよい

正しい噛み合わせには顎のバランスも重要です。上下の顎がずれていてバランスが悪いと、噛み合わせも崩れ、顎関節症になってしまうこともあります。

口が閉じやすい

噛み合わせたときに口が閉じやすいことも正しい噛み合わせの条件といえます。噛み合わせたときに口を閉じられない場合は、噛み合わせが悪い可能性があるのです。口を閉じる時に違和感がある方は噛み合わせに問題ないか、歯科医師に診てもらうとよいでしょう。

インビザラインでは噛み合わせも治せる?

インビザラインでは噛み合わせも治せるか考える女性

インビザラインでは歯並びだけでなく、噛み合わせを治すことも可能です。インビザラインでは、マウスピースを1〜2週間ごとに交換することで、徐々に歯並びを整えます。

治療の前に、レントゲンや歯科用CTなどで、患者さまのデータをとり、コンピューター上でどのように歯が動いていくか3Dシミュレーションを行ってマウスピースを作製します。その際に、上下の歯がきれいに噛み合っていることも考慮されます。

インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなることはある?

インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなった女性

上述のとおり、インビザラインでは歯並びだけでなく噛み合わせを治すこともできます。

しかし、なかにはインビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなることもあるのです。なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。

インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなる原因は、以下のとおりです。

マウスピースが変形・破損している

マウスピースは治療計画に合わせて精密に作製されています。そのため、わずかでも変形したり、破損したりしていると、歯が正しい方向に動かず、噛み合わせにも影響を与える可能性があるのです。

マウスピースは熱に弱いため、うっかりマウスピースをつけたまま熱い飲み物を口にすると変形する可能性があります。また、マウスピースを装着したまま食事をするなど雑に扱うと破損する恐れもあるため取り扱いには注意しなければなりません。

歯ぎしりや食いしばりの癖がある

歯ぎしりや食いしばりの癖があると、マウスピースが変形したり、破損したりする可能性があります。上述のとおり、マウスピースが変形・破損すると、治療計画どおりに歯が動かなくなり、噛み合わせも悪くなることがあるのです。

また、歯ぎしりや食いしばりによって歯に強い力が加わると、奥歯が歯槽骨のほうに沈みやすくなることもあります。

マウスピースの装着時間が短い

インビザライン矯正では、マウスピースを毎日20~22時間装着することを前提として治療計画が立てられています。

例えば、食事の際に外したまま長時間装着しない状態が続くと、治療計画どおりに治療が進みません。数日間装着しなかったというケースでは、歯が後戻りしてしまうこともあるでしょう。

マウスピースを正しく装着できていない

マウスピースを正しく装着できていないことで噛み合わせが悪くなることもあります。マウスピースが浮いている・ずれているといった場合は、インビザラインによる矯正力が働かなくなってしまうためです。

治療過程であるため

インビザラインでは歯並びだけではなく、噛み合わせも整うように治療計画が立案されています。

しかし、計画している位置に歯を動かす過程で一時的に噛み合わせが合わないと感じることもあるのです。さらに、装着するマウスピースの厚さによって、噛み合わせに違和感が生じることも考えられます。

歯科医師の知識と経験が不足している

インビザライン矯正は、歯科医師であれば講習を受けることで治療ができるようになります。そのため、インビザライン矯正を行っているすべての歯科医師が治療経験豊富で知識があるというわけではありません。

結果的に、歯科医師によっては噛み合わせの問題も起こりやすくなると考えられます。

インビザライン矯正中に噛み合わせが悪いと感じたときの対処法

インビザライン治療

では、インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなったと感じたときは、どのように対処すべきなのでしょうか。

インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなったと感じたときの対処法は、以下のとおりです。

歯ぎしりや食いしばりを改善する

歯ぎしりや食いしばりは無意識のうちに行なっていることが多いです。上述のとおり、歯ぎしりや食いしばりをするとマウスピースが変形・破損することがあります。

歯ぎしりや食いしばりをしていると気づいたら意識してやめるようにしましょう。歯ぎしりや食いしばりの改善が難しい場合には歯科医師に相談してください。

マウスピースが変形・破損していないか確認する

インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなったと感じたときはマウスピースが変形・破損していないか確認しましょう。

上述のとおり、マウスピースが変形・破損していると、計画どおりに歯を動かせません。マウスピースが変形・破損している場合には歯科医師に相談してください。

マウスピースの装着時間を確認する

インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなったと感じたらマウスピースの装着時間を確認しましょう。1日20~22時間装着できているか確認してください。

インビザラインのマウスピースは取り外しが可能ですが、食事・歯磨きのとき以外は装着するようにしましょう。

マウスピースを正しく装着する

上述のとおり、マウスピースを正しく装着できていないと計画どおりに歯が動かず、噛み合わせにも影響が出ることがあります。インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなったと感じたら、マウスピースが正しく装着できているか確認しましょう。

マウスピースが浮いてしまう場合は、装着する際にチューイーを使用するとよいでしょう。チューイーとはシリコン製のロールチューブのことです。マウスピース装着時にチューイーを噛むことで歯とマウスピースをしっかりと密着させることができます。

歯科医師に相談する

インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなったと感じたら、歯科医師に相談しましょう。治療計画どおりに歯が動いているか確認してもらい、噛み合わせに影響が出ている場合には適切に対処してもらえます。

まとめ

インビザラインのマウスピース

今回は、インビザラインでは噛み合わせを治せるのか、またインビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなる原因・対処法について解説しました。

インビザラインでは歯並びだけでなく、噛み合わせも合うようになります。

しかし、マウスピースの装着時間が短い場合や正しく装着できていない場合には、計画どおりに歯を動かすことができず、噛み合わせにも影響が出ることがあるのです。

インビザライン矯正中に噛み合わせが悪くなったと感じたときは、マウスピースの装着時間は守れているか・正しい方法で装着できているかを確認しましょう。

噛み合わせが合わない状態が続く時は、歯科医師に相談してください。噛み合わせに限らず、インビザライン矯正中に不安なことや違和感がある場合は、早めに歯科医師に相談しましょう。

インビザラインを検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

子供の虫歯を予防する「シーラント」とは?正しい歯磨きや食習慣についても解説!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

お子様はどんなに頑張って歯磨きをしても、磨き残しをしてしまいます。それは仕方がないことです。お子様のお口の中を健康に保つために、親御様が虫歯の予防措置をとってあげてください。今回は、「シーラント」と、虫歯を防ぐための正しい歯磨きと正しい食習慣をご紹介していきます。

シーラントってどんなもの?

シーラントは、虫歯を治療するのではなく予防するための処置です。磨き残しが多い奥歯の溝を、フッ素を含んだ特殊な素材であらかじめ埋めてしまうことで、歯の溝に虫歯が出来るのを防ぎます。歯の表面がフラットになるので歯垢や食べ物が詰まりにくくなり、磨き残しが少なくなります。

ただし、シーラントで予防できるのは、噛む面の虫歯のみです。歯と歯の間の虫歯や側面の虫歯は予防できません。それをカバーするために、歯の質を強化する効果があるフッ素塗布も一緒に行うのがおすすめです。日々の歯磨きをアシストする役割として、小児歯科での予防処置をぜひ活用してください。

シーラントの4つの特徴

その1 歯の溝の虫歯を防ぐ

お子様の歯は、すり減っていないので溝が深く、食べ物や歯垢がつまりやすいです。シーラントは、特に生えたての永久歯の溝の深さに対しての虫歯の予防処置を対象とします。

その2 歯を削らなくて済む

虫歯が悪化してしまうと、歯を削る治療をすることがほとんどです。歯を削る治療で、歯医者が苦手になってしまうお子様が多いです。あらかじめシーラントをすることで、お子様にストレスがかかる治療を避けられます。

その3 定期検診の必要がある

半年に一回程度、定期検診のために歯科医院に通う必要があります。その際に、シーラント剤が減っていたら足すことで、効果を持続させます。また、親御様が見逃してしまうような小さな虫歯があれば、歯科医師が発見して軽い治療で済ませることができます。

その4 シーラントは取れてしまうことがある

シーラントは樹脂を流して固めているのですが、接着剤を使用しないため、歯を削って形を整えている通常の詰め物より取れやすいです。接着剤を使用してしまうと、フッ素を歯面に取り込ませることができなくなってしまいます。取れてしまった場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。そのままにしておくと、シーラントが取れたところに食べ物や歯垢が詰まってしまい、かえって虫歯リスクが高まります。

シーラントに関する、よくある質問

どのタイミングでシーラントをすればいいですか?

シーラントを行うタイミングは、奥の永久歯が生え始めた時が目安です。生えたばかりの永久歯は、歯質が弱く、また背が低く磨きにくいため、初期虫歯になりやすいです。特に6歳臼歯(第一大臼歯)は、歯ブラシが当たりにくく非常に虫歯リスクが高いです。

シーラントをする時、痛みはありますか?

シーラントは歯を削ったりすることはないので、痛みはありません。お子様に優しい治療なので、ご安心ください。

シーラントをしたら、食べてはいけないものはありますか?

歯にくっつきやすいガムやキャラメルを食べると、外れてしまうことがあります。可能であれば、なるべく控えてください。また、強く噛んだり、歯ぎしりをしても外れてしまうことがあります。

正しい歯磨き習慣と正しい食習慣

正しい歯磨き習慣

個人差はありますが、10歳くらいまで、親御様が仕上げ磨きをしてあげることをおすすめします。お子様がひとりで歯磨きできるようになるのが最終目標なので、磨き残しがあった場所などを教えてあげて、お子様のできることを少しずつ増やしていきましょう。正しい歯磨き方法を知るために、小児歯科でブラッシング指導を受けることもおすすめします。

正しい食習慣

食事をすると、口の中の唾液は酸性に傾きます。酸性に傾いている時間が長いと、酸が歯を溶かして、虫歯になってしまいます。だらだらと長く食事をしたり、1日に何回も間食をしたりしないようにしましょう。食事はある程度決まった時間内に食べ終わる、おやつの時間を決めてそれ以外の時間は食べない、など正しい食生活を習慣づけることが大切です。また、糖分は虫歯菌のエサになるので、必要以上とらないようにしましょう。虫歯になりにくい食生活を心がけることが、健康で規則正しい食生活につながります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。シーラントはお子様の虫歯予防にとても効果的です。ご自宅での正しい歯磨きと食習慣での予防を心がけつつ、歯科医院でも管理のしやすいお口の状態にしてもらい、良いお口の環境を維持していきましょう。

お子様の歯でお困りごとがあったら、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザライン矯正前や矯正中に虫歯になったらどうしたらいい?

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

「インビザライン矯正前に虫歯になったけど、このままインビザライン矯正をはじめられる?」「インビザライン矯正中に虫歯になったらどうしたらいい?」など、お悩みの方もいるでしょう。

今回は、インビザライン矯正前や矯正中の虫歯について解説します。ぜひご覧ください。

インビザラインとは?

インビザライン治療をする人

インビザラインは、アメリカに本社のあるアライン・テクノロジー社が開発したマウスピース矯正のブランドです。日々研究をおこなって、より良いマウスピースになるように改良を続けています。

インビザラインは、1997年に開発されました。アメリカでは1999年から治療が始まっており、ヨーロッパでは2001年頃に普及しました。日本では、2006年頃に治療が始まっています。

インビザラインは世界100か国で1400万人以上の方が受けている治療です。治療を受けた方のデータをもとに、研究を続けていることが特徴です。

インビザラインは、どこの歯科医院でも治療を受けられるわけではありません。なぜなら、ワイヤー矯正とは違った知識や経験が必要になるからです。

インビザライン矯正前に虫歯になったら

虫歯

インビザライン矯正前に虫歯になった場合、虫歯の治療を先におこないます。虫歯は放置しても自然に治るものではないため、インビザライン矯正を先にやり始めると虫歯が悪化する可能性があるからです。早期発見・早期治療できれば、歯の寿命を延ばすことにも繋がります。

虫歯治療を優先しておこなうと、歯を削る量が大きくならずに済むでしょう。

早期に治療を開始できれば、削った場所にコンポジットレジンを詰めて固めるだけで治療が完了します。基本的には、1回の通院で終了するでしょう。

また、歯の形やサイズが大きく変わることはありません。マウスピースの作成が終わっていても、そのまま使用できる可能性が高いです。

虫歯治療を後回しにしたら

虫歯治療を後回しにして、インビザライン矯正を始めると、ほぼ確実に悪化します。唾液には自浄作用や殺菌作用がありますが、マウスピースと歯が密着しているとそれらの作用を十分に受けられません。

虫歯や歯周病になりやすく、進行が早くなる可能性があるでしょう。

インビザライン矯正を優先して虫歯が悪化すれば、最終的には神経を取ることになるでしょう。神経を取った歯はもろくなり、寿命が短くなるのです。

また、虫歯が大きくなってから治療すると、歯を大きく削らなければなりません。1日では治療が完了しない可能性もあります。

歯を大きく削った場合、マウスピースが合わなくなるかもしれません。

インビザライン矯正中は虫歯になりやすい?

インビザライン矯正中は虫歯になりやすいか考える人

インビザライン矯正中は、虫歯になりやすいです。上述しましたが、唾液の作用を受けられなくなるためです。

そのため、マウスピースや口腔ケアを怠らないようにしましょう。

インビザライン矯正中に虫歯になりやすいところ

インビザライン矯正中に虫歯になりやすい箇所は、歯が重なっているところや、親知らずの裏側、歯と歯のスキマです。

インビザライン矯正では歯を全体的にマウスピースで覆うため、汚れたマウスピースを装着すると虫歯になりやすいでしょう。口臭の原因にもなります。

インビザライン矯正中に虫歯になったらどうしたらいい?

虫歯治療

インビザライン矯正中に虫歯にならないように注意していても、虫歯ができることがあります。インビザライン矯正中に虫歯になったときの対処法は、以下のとおりです。

併行して治療を進める

インビザライン矯正中に虫歯になった場合、矯正治療を続けながら虫歯の治療を行える場合があります。例えば、小さな虫歯であれば矯正治療を中断せずに処置できるでしょう。

小さな虫歯で削る量が少なく、大きく歯の形が変わらない場合は、インビザライン矯正を続けながら治療可能です。

インビザラインのマウスピースを取り外して治療し、治療が完了したら装着します。

応急処置を行って矯正後に治療する

インビザライン矯正の進行度によっては、応急処置を行って矯正後に虫歯治療をするケースもあるでしょう。もうすぐ矯正治療が終わるタイミングで選択されることがあります。

ただし、治療を行わないからといって、放置しても問題ないというわけではありません。矯正治療が終わって虫歯治療できる状態になったら、迅速に治療する必要があります。

矯正を中断して虫歯を治療する

虫歯の状態が深刻な場合、インビザライン矯正を一時的に中断して虫歯の治療に専念します。上述しましたが、虫歯を放置しても治ることはないので、悪化を防ぎ改善することを最優先に考えなければなりません。

矯正治療を中断すると最終的な歯並びの仕上がりに影響を及ぼす可能性はありますが、虫歯で歯を失っては意味がないでしょう。ご自身の歯を健康な状態で残すために、虫歯治療を優先します。

虫歯治療後、歯の形状が変わっておりマウスピースが合わない場合は、マウスピースの再作成を行います。

インビザライン矯正中の虫歯を予防するためには

歯磨きする女性

インビザライン矯正中に虫歯になると治療計画どおりに歯を移動させるのが難しくなります。虫歯を予防する方法は、以下のとおりです。

丁寧にブラッシングをおこなう

丁寧なブラッシングで口内を清潔に保ちましょう。ブラッシングの仕方に自信のない患者さまは、歯科医院でブラッシング指導を受けると良いでしょう。

フッ素が配合された歯みがき粉を使う

虫歯予防で有名なフッ素には、歯を強くする働きがあります。そのため、インビザライン矯正中はフッ素入りの歯みがき粉を使用するとよいでしょう。

高濃度フッ素入り歯みがき粉は、歯科医院で購入できます。近年ではドラッグストアでも販売されていますので、ぜひ探してみてください。

デンタルフロスや歯間ブラシを使う

歯みがきだけでは、細かいスキマの汚れを落とすのは難しいです。ブラッシングにプラスして、デンタルフロスや歯間ブラシを併用しましょう。

デンタルフロスは初心者向けのホルダータイプと、経済的なロールタイプがあります。患者さまに合ったものを使用してください。

歯間ブラシを使うときは、サイズがいくつかあるため適切なものを選びましょう。ご自身に合ったものを使用すると汚れを落としやすく、歯ぐきへの負担が小さいです。

歯間ブラシのサイズをご自身で選ぶことが難しければ、歯科医院で相談してください。

アタッチメント周辺を丁寧にブラッシングする

アタッチメントは、インビザライン矯正中に歯の表面に付ける突起のことです。アタッチメントの周辺は汚れが溜まりやすいので、つけている場合は丁寧に磨きましょう。

歯並びが悪いところや親知らずに汚れを残さない

歯並びが悪く、歯と歯が重なっているところや親知らずの裏側は、特に汚れが残りやすいです。ブラッシングしにくい場所でもあるので、タフトブラシを使うと清潔に保ちやすいでしょう。

まとめ

インビザライン矯正をする女性

インビザライン矯正前に虫歯をみつけたら、矯正治療開始前に治しましょう。インビザライン矯正だけではなく、歯列矯正は長期にわたっておこないます。

虫歯を放置してインビザライン矯正を始めると、虫歯が悪化するでしょう。神経を取らなければならなくなるケースもあります。

インビザライン矯正中に虫歯になった場合の対応は、患者様の状態によって異なります。虫歯が軽度な場合は、矯正と併行して虫歯治療を行うでしょう。

虫歯が進行している場合は、矯正を中断しなければならないかもしれません。そのため、虫歯は予防することが重要です。 インビザライン矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザライン・ファーストをつけ忘れたらどうなる?つけ忘れの防止策も紹介!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

当院で採用しているインビザライン・ファーストは、永久歯に生え変わり始めた7〜10歳くらいの子供を対象としたマウスピース型の矯正装置です。見た目を気にせずに歯列矯正を行うことができることと、自分で簡単に取り外せることが支持されて、人気がある矯正方法です。

ワイヤー矯正などと比べてストレスがかからない矯正方法であるインビザライン・ファーストですが、ひとつ守らなくてはいけないことがあります。それは、毎日20〜22時間、食事と歯磨きの時間以外はマウスピースを装着することです。短い時間しかつけなかったり、何日もつけ忘れたりすると、歯が動くスピードや治療期間が変わってしまいます。

今回は、インビザライン・ファーストをつけ忘れてしまったらどうなるかと、その防止策などをご紹介していきます。

インビザライン・ファーストをつけ忘れてしまったらどうなる?

インビザライン・ファーストをつけ忘れてしまったらどうなる?

マウスピースの装着期間を予定より1日以上延ばしましょう。

数日〜1週間程度のつけ忘れ

計画通りに歯が動かなくなってしまう可能性が大きいです。後戻りが起こって、マウスピースが入らなくなってしまうこともあります。
マウスピースが入りづらかったら、無理をして装着しないで歯科医師に相談しましょう。新たにマウスピースを作成する必要があるかもしれません。

1週間〜数ヶ月以上のつけ忘れ

歯並びが変化してマウスピースが装着できない可能性があるため、歯科医師に相談しましょう。

つけ忘れた期間が長くなってしまったのはどうしてかを歯科医師と話し合って、生活スタイルに合ったつけ忘れ防止の対策を一緒に考えましょう。

インビザライン・ファーストのつけ忘れが起こりやすい場面

マウスピースのつけ忘れを防ぐためには、お子様が具体的にどんな場面で忘れやすいのかをしっかり意識することが重要です。マウスピースの装着を忘れやすい場面をまとめてみました。

食事・歯磨きのあと

インビザラインのマウスピースは、食事や歯磨きをする時に外します。そのため、食後に別のことを始めてしまい、ついついマウスピースをつけ忘れてしまうことがあります。お友達に話しかけられるなど興味を惹かれることがたくさんあるので、給食後は要注意です。

違和感や痛みがあるとき

初めてのマウスピースを装着して2〜3日は、違和感が生じます。違和感を嫌がったお子様がはずしてしまって、そのままつけなくなってしまうことがよくあります。使っていればすぐに違和感がなくなることを伝えて、お子様に少し頑張ってもらってください。3日以上経過しても違和感や痛みが続く場合は、歯科医師に相談しましょう。

マウスピースのつけ忘れ防止策をご紹介

マウスピースのつけ忘れ防止策を5つご紹介します。お子様にマウスピースの管理を任せるのではなく、親御さんが主導してつけ忘れの防止策を試してみてください。

その1 食事や歯磨きを毎日同じタイミングにする

例えば食事の時間を朝8時、昼12時(給食と同じ時間)、夜18時に固定するなど、決まったサイクルでマウスピースを外したりつけたりすることを習慣づけましょう。同時に、規則正しい生活も身に付きます。

その2 スマホのリマインダーやアプリで管理する

スマホのリマインド機能を活用してみましょう。お子様の食事が終わる頃に、アラームや通知がくるように設定してみてください。同時に、ダラダラと長時間食べることを防げるので、虫歯を防止することもできます。

その3 1枚前と後ろのマウスピースを持ち歩く

その時つけているマウスピースの1枚前と後ろのマウスピースを持ち歩きましょう。例えば旅行先で失くしてしまっても、数日間マウスピース無しになることを防げます。

その4 インビザラインをつけ忘れる場面をメモする

お子様の生活サイクルや個性によって、つけ忘れしやすい場面は違います。つけ忘れた時は、いつ・どこで・どうしてそうなったのかをメモしておきましょう。同じ場所や理由でのつけ忘れを防ぐことができます。

その5  ルールを決めておく

歯を磨いた後マウスピースをつけなくてはいけないとわかっていても、スマホを眺めていたらうっかり忘れてしまった……というようなことは、大人でもよくあります。例えば、「歯を磨いたら、他のことはしないで、すぐにマウスピースをつける」というルールを決めます。そうすれば、歯を磨いたあとに別の行動を挟んで気を散らすことなくマウスピースの装着できます。

まとめ

インビザライン・ファーストは、透明で周囲の人達から気づかれにくく、ほぼ痛みなく矯正治療をすることができるなど、メリットがたくさんある矯正方法です。マウスピースを外したりつけたりするのは少し面倒かもしれませんが、お子様の美しい歯並びを手に入れるために頑張りましょう。

お子様の矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

マイオブレースの装着と同時に行うトレーニングでは何をする?

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

マイオブレースは、世界100か国で行われている治療です。こどもの歯並びを悪くする原因を改善することから、多くの方から注目されています。マイオブレースの装着と同時に、トレーニングを行うことが特徴でしょう。

今回は、マイオブレースの装着と同時に行うトレーニングについて詳しく解説します。マイオブレースの概要もご紹介するので、こどもの歯並びが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

こどもの歯並びが悪くなる原因

歯並びが悪い子供

こどもの歯並びが悪くなる原因は数多くあります。それぞれ詳しく確認しましょう。

顎の成長不足

こどもの歯並びが悪くなる主たる原因が顎の成長不足です。顔の成長は6歳までに約80%が完了するといわれています。10歳までは徐々に成長しますが、大きく変化することは少ないでしょう。

顎の成長が不足すると、永久歯が並ぶスペースがなくなるため歯並びが悪くなるのです。

顎の成長には、食べ物を噛むことが関係しています。咀嚼やかじりとりをふだんの生活であまり行っていない場合は、上下両方の顎が十分に成長せず歯並びにも影響を及ぼすでしょう。

遺伝

親の歯並びが悪い場合はこどもの歯並びも悪くなることがあります。歯並びそのものは遺伝しませんが、骨格や筋肉は遺伝しやすいです。顎と歯の大きさのバランスや、顎の骨格・位置などは遺伝するのです。

特に受け口は遺伝しやすいとされています。こどもの受け口は軽度な場合が多いので、成長すれば治るのではと思う方もいるかもしれません。

しかし、受け口は、成長して顎が発達すると悪化するケースが多いです。

虫歯

虫歯も、こどもの歯並びに大きな影響を及ぼします。

例えば、虫歯になって抜歯をし、本来抜けるタイミングよりも早くに乳歯が抜けた場合、歯の生え変わりがうまく進みません。歯が通常と異なる場所に生える、曲がって生えるなど、歯並びが悪くなることがあります。

また、抜歯して本来あるべき歯がなくなると、噛み方に影響を及ぼすでしょう。顎のバランスが乱れ、さらに歯並びが悪くなることがあります。

こどもの頃の癖が、歯並びに影響を及ぼすケースもあります。例えば、指しゃぶりをする、舌で歯を前に押し出す、爪を噛む、口呼吸をする、唇を噛むなどの癖は、歯並びに大きな影響を及ぼすでしょう。

こどもがご自身で癖を改善することは難しいので、長期間続けることで歯並びが悪くなるのです。

マイオブレースとは?

マイオブレースを行う子供

マイオブレースとは、こどもの歯並びを改善する治療です。歯並びを悪くする根本的な原因から治す矯正治療で、予防矯正に分類されます。

マウスピースの装着とアクティビティとよばれる筋機能トレーニングを行うことで、こどもの歯並びを悪くする原因を根本から改善します。悪い癖を改善し、顎の成長をコントロールすることで、きれいな歯並びを目指す治療です。

マイオブレースの対象年齢

マイオブレースの対象年齢は5~15歳とされています。最も効果が出やすいのは、小学1年生にあたる6歳から、小学5年生にあたる11歳程度までです。

また、対象年齢は歯科医院の考えが異なります。5歳から始めたほうが効果を得られるとしている歯科医院や、10歳以降はマイオブレースを適応しないとしている歯科医院もあるでしょう。

治療期間

マイオブレースの治療期間の目安は、およそ2年とされています。正しい呼吸方法を維持できており、口周りの筋肉のバランスが整っていれば、トレーニングの必要はなくなるでしょう。

マイオブレースを行うメリット

マイオブレースを行うメリットは多いです。最も大きなメリットは、低予算で痛い思いをさせずに歯並びを改善できる点です。

永久歯が生え揃ってから行う矯正治療の場合は、抜歯が必要となることや、強い力をかけて歯を動かすことがあります。痛みが生じやすいので、こどもに大きな負担がかかるでしょう。

マイオブレース治療では、痛みが生じることはほとんどありません。こどもに負担をかけずに治療を行えます。

ほかの矯正治療と比較すると安価なことも、マイオブレースのメリットです。ほかの矯正治療と同様に自費診療ではあるものの、基本の治療費用は1/2程度です。

身体の機能を改善できることもメリットでしょう。顎の発達をサポートし舌の位置を正しくすることで、いびきや鼻詰まりの改善、咀嚼機能の向上が期待できます。

マイブレースは、免疫力の向上やぜんそくの改善効果も期待されている治療なのです。

マイオブレースの装着と同時に行うトレーニングとは?

マイオブレース装着してトレーニングする子供

マイオブレースは、装置を装着するだけでなくトレーニングも同時に行う必要があります。トレーニングは毎日継続する必要がありますが、トレーニング時間は3~10分と短いです。お子さまでも無理なく継続できるでしょう。

マイオブレース装着と同時に行うトレーニングは、以下のとおりです。

  • 正しい姿勢の保持
  • 正しい呼吸の練習
  • 舌の筋力トレーニング
  • 飲み込みの練習
  • 唇の筋力トレーニング

上記のトレーニングを段階的に行います。実際のトレーニング内容は、歯の生え方や顎の形、歯並びを悪くする癖を考慮して歯科医師が決定します。

歯並びや癖、口内の状況はお子さまによって異なるため、専門のスタッフとともに一人ひとりに合わせたトレーニングを実施することが特徴です。

マイオブレース治療を受ける場合は、月に一度の通院が必要となり、通院時にもトレーニングを行います。正しいトレーニング方法を確認し、ご自宅でも問題なく行えているか確認する重要な場です。

トレーニングを継続するためには

トレーニングを頑張る子供

トレーニングは、継続しなければ高い効果を見込めません。

しかし、こどもの年齢が低ければ低いほど、自主的にトレーニングを行うことは難しいでしょう。保護者の協力が必要不可欠です。

こどもが継続してトレーニングをするために、保護者ができるサポートをご紹介します。

楽しくトレーニングできる習慣を身につける

こどもがトレーニングできるよう、保護者が必死になるケースは多いです。

しかし、トレーニングが楽しくなければ継続できないでしょう。トレーニングを楽しい習慣として身につけられれば、自主的に行ってくれるようになるかもしれません。

まずは、無理強いせず楽しくトレーニングできる環境を整えてあげましょう。

歯科医師や歯科衛生士とコミュニケーションを取る

こどもがトレーニングを嫌がる事例は少なくありません。そのため、歯科医師や歯科衛生士は、こどもが前向きにトレーニングできる方法を知っている場合が多いです。

大人が歯科医師や歯科衛生士と密にコミュニケーションを取り、こどもが前向きにトレーニングできる方法を教えてもらいましょう。意欲的にトレーニングに取り組めるようになるかもしれません。

保護者よりも、歯科医師や歯科衛生士といった専門家からマイオブレースやトレーニングの必要性を説明してもらったほうがやる気になるこどももいるでしょう。歯科医師や歯科衛生士とコミュニケーションを取り、専門職からもアプローチをしてもらってください。

アプリを活用する

トレーニングの内容をアニメーションでまとめたアプリを用意している歯科医院があります。こどもと一緒に視聴しながらトレーニングを行えば、大人もこどもも負担なくトレーニングを実施・継続できるでしょう。

アプリはパソコン、スマホ、タブレットでダウンロード可能な場合が多く、気軽に見せられることも特徴です。

まとめ

マイオブレーストレーニングのやる気がある子供

こどもの歯並びは、マイオブレースを行うことで改善できるでしょう。マイオブレースは、痛みが少なく治療期間や費用を抑えられることが特徴です。

マイオブレースは、口呼吸などの口周りの悪い癖を改善することで、歯並びを整える治療です。こどもの歯並びに悩んでいる方には、ぜひ検討していただきたい矯正治療といえます。

マイオブレースはご自宅でのトレーニングが必要なため、保護者の協力が必要不可欠です。こども、保護者、歯科医師や歯科衛生士が協力し、こどもの歯並びを改善しましょう。

マイオブレースを検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

インビザライン矯正における遠心移動とは?メリットと注意点を解説!

こんにちは。福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」です。

インビザライン矯正は、目立たないマウスピース型の矯正装置を使用する方法です。インビザラインの特徴は、遠心移動ができることでしょう。

遠心移動とは、奥歯を後方に移動させることで、歯を並べるために必要なスペースを確保する技術のことです。抜歯を避けつつ効果的に歯並びを整えることが可能ですが、注意すべき点もあります。

今回は、インビザライン矯正における遠心移動のメリットや注意点について詳しく解説します。

インビザライン矯正における遠心移動とは?

奥歯をチェックする女性

インビザライン矯正における遠心移動は、奥歯を後方に移動させることによって前方の歯並びにスペースを作り出す技術です。特に、抜歯を避けて矯正治療を進めたい場合に有効な選択肢となります。

ワイヤー矯正では、奥歯はほかの歯を動かすための固定点として使われます。奥歯の位置を変更することは難しいです。

しかし、インビザライン矯正は、マウスピースを用いて歯の根から頭まで平行に歯全体を動かす歯体移動を行います。奥歯も含めた歯列全体の移動が可能なので、遠心移動を用いて奥歯を後方に動かせるのです。

遠心移動を行えるので、従来のワイヤー矯正では抜歯が必要とされる症例でも、インビザライン矯正では抜歯なしで治療できることがあります。

インビザライン矯正で遠心移動をするメリット

インビザライン矯正で遠心移動をするメリットイメージ

歯並びが乱れるのは、顎のサイズが小さく歯を配置するスペースが不足していることが原因の場合が多いです。従来のワイヤー矯正では、健康な歯を抜歯してスペースを作るのが一般的でした。

インビザラインで遠心移動を行うことで、ワイヤー矯正では抜歯が必要とされた症例であっても、非抜歯での治療が可能となります。健康な歯を維持しながら必要なスペースを作り出し、歯並びを整えられることが、インビザラインの遠心移動の大きなメリットでしょう。

ただし、遠心移動にはデメリットも存在します。例えば、親知らずが存在する場合は抜歯しなければなりません。

また、インビザライン矯正による遠心移動は1本ずつ歯を後ろに移動するため、治療には時間がかかります。

しかし、さまざまなデメリットを考慮しても、非抜歯で自然な歯並びを実現できるインビザライン矯正の遠心移動は、多くの患者さまにとって魅力的な選択肢といえるでしょう。

インビザライン矯正において遠心移動が必要な歯並び

出っ歯の女性

インビザライン矯正における遠心移動は、すべての症例に適応されるわけではありません。遠心移動で歯並びを整えられる症例は、以下のとおりです。

出っ歯(上顎前突)

出っ歯は、上の前歯が前方に突出した状態を指します。顎の骨格のバランス不良や歯の大きさなど生まれつきの要因、または指しゃぶりなどの習慣的な原因によって生じます。

出っ歯の場合、上の歯列を全体的に後方に移動させるために遠心移動が必要になるでしょう。重度の出っ歯の場合は、奥歯の遠心移動だけでは十分なスペースを確保することが難しく、抜歯が必要となることもあります。

受け口(下顎前突)

受け口は、下の歯が上の歯よりも前方に位置する特徴的な歯並びです。遺伝的な骨格の問題や、頬杖をつく、唇を吸う、下顎を前方に突き出すなど、口腔習癖が原因で生じることがあります。

軽度の受け口の場合、下の歯列を奥歯の遠心移動を用いて後方に移動させることが可能です。歯並びを改善し、バランスのよい口元を作り出せるでしょう。

ただし、顎の骨格に問題がある場合、通常の歯の矯正だけでは口元の全体的な印象を変えることは難しいです。そのため、重度の受け口を治療する際は、顎の骨を調整する外科手術を併用することもあります。

叢生(そうせい)

インビザライン矯正において、遠心移動が必要とされる代表的な歯並びの状態です。叢生は、歯が前後左右に不規則に配置されガタガタとした状態や、歯が重なり合っている状態、歯がねじれて生えている状態のことです。

叢生は、歯が正しい位置に生えていないことや、歯の大きさに対して十分なスペースがないことによって引き起こされます。前歯の数本だけが重なっている場合や、ねじれている場合は、遠心移動を用いてスペースを確保し、歯並びを整えることが可能です。

遠心移動の方法

遠心移動の治療

インビザライン矯正における遠心移動は、まず最も後ろにある奥歯から遠心に動かし、次に奥から二番目の歯を動かす流れで進められます。前歯を動かすためのスペースが確保されたあと、最後に前歯の調整を行います。

しかし、マウスピースの力だけでは遠心移動が困難な場合があるでしょう。マウスピースだけで遠心移動するのが難しい場合は、顎間ゴムとよばれるゴムを上下の歯にかけ、ゴムが縮む力を利用して歯を動かします。

遠心移動は、無限に歯を後ろに動かせるわけではありません。歯を支えている顎の骨の範囲内でのみ行えます。

そのため、移動できる距離には限界があり、一般的には片側で最大2.5mm、両側で最大5mmといわれています。特に日本人の場合、奥歯の後ろの骨の奥行きが短い傾向にあり、2~3mmの遠心移動が限界になる方が多いです。

遠心移動で歯を並べるスペースを確保できない場合は

抜歯のイメージ

インビザライン矯正の遠心移動では、歯を並べるスペースを十分に確保できないケースがあります。

遠心移動で歯を並べるスペースを確保できない場合に行う処置は、以下のとおりです。

IPR

歯列矯正において、遠心移動以外でスペースを確保する方法の一つが、IPRです。歯の側面を0.2mm程度ヤスリで削ることで、必要なスペースを作り出します。遠心移動を効率的に行い、歯並びを整えることが可能になります。

IPRでは、歯が敏感になるなどの副作用を避けるため、1本の歯につき最大で0.5mm程度しか削りません。前歯全体を削ることで約3mm、奥歯まで削ることで最大5mm程度のスペースを確保することが可能です。

しかし、IPRだけでは遠心移動と同じ程度のスペースしか確保できないため、ほかの方法と組み合わせて用いるのが一般的です。例えば、IPRと遠心移動を併用してより大きなスペースを作り出します。

抜歯

歯を並べるためのスペースを最も効果的に確保できる方法が抜歯です。上下左右それぞれ1本、合計4本の小臼歯を抜歯するのが一般的で、1本あたり約7mmのスペースを作り出すことが可能です。

歯並びが重度に乱れている場合、歯を美しく整えるためには多くのスペースが必要となります。中度から重度の歯列不正の場合、抜歯以外の方法では十分なスペースを確保できないことが多いです。

抜歯を行わずに矯正治療を進めると、理想的な歯並びや噛み合わせにならない可能性があります。そのため、抜歯を選択してスペースを確保し、効率的に歯並びを整えるのです。

側方拡大

側方拡大は、歯列のアーチを横方向に広げることで、歯を並べるためのスペースを作り出す処置です。具体的には、横に1mmアーチを広げることで、約0.7mmのスペースを確保することができます。専用の装置を使用して、歯列を慎重に横に広げます。

ただし、大人の歯列を広げる際は注意が必要です。成長期のこどもと比べて、大人の歯列はあまり拡張できません。特に、広げすぎると顎の骨から歯が飛び出すリスクがあるため、治療は慎重に進める必要があります。

遠心移動の注意点

遠心移動の注意点イメージ

インビザライン矯正における遠心移動は、抜歯を避けられるというメリットがありますが注意点も存在します。

詳しく確認しましょう。

失敗するリスクがある

インビザラインによる歯の遠心移動は難しい技術であり、失敗することもあります。

歯が奥に動かない場合や、過度な力が加わって歯の根元が露出する場合など、遠心移動に挑戦しなければよかったと感じることもあるでしょう。どのような治療でも同様ですが、絶対に成功するとはいえないのです。

遠心移動は特に注意が必要であり、治療前にリスクを理解して慎重に進める必要があります。

重度の症例では抜歯が必要になる

インビザライン矯正は歯を根元から動かす方法を採用していますが、マウスピースだけでは矯正が難しい場合、抜歯が必要になります。マウスピースは歯を覆って矯正を進めるため、歯を適切に覆うことが重要です。

マウスピースが歯を覆えない以下のケースでは、抜歯が必要になることがあります。

  • 親知らずが横向きや斜めに生えている
  • 親知らずが歯茎に埋まっている
  • 歯の生え方や位置に問題がある
  • 虫歯や歯周病がある
  • ほかの歯に比べて小さい歯が存在する
  • 歯が前方に出ている

上記のように、歯の状態や生え方によって抜歯が必要となることがあります。

矯正治療で抜歯が必要な場合、通常は前歯と奥歯の間にある小臼歯を抜くことが多いです。主に前歯や奥歯で食事をするため、小臼歯を抜いても日常生活に大きな支障はないとされているためです。

抜歯に対して抵抗を感じる方も多いかと思いますが、インビザライン矯正はマウスピースでしっかりと歯を覆うことで効果を発揮します。理想的な歯並びを実現するために、抜歯を検討することが重要です。

まとめ

インビザラインのマウスピース

インビザライン矯正における遠心移動とは、奥歯を後方に移動させる技術です。遠心移動を行うことで、抜歯せずに歯を並べるスペースを確保できます。

しかし、遠心移動には限界があり、無理な力が加わると歯の根元が露出するリスクがあるため、慎重に治療を進める必要があります。

インビザライン矯正で遠心移動が難しいと判断された場合は、抜歯や側方拡大など、ほかの方法と組み合わせて理想の歯並びを目指すことが重要です。

インビザライン矯正を検討されている方は、福岡県直方市の歯医者・小児歯科・矯正歯科「らいふ歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

フッ素塗布について解説!いつから始める?デメリットは?

こんにちは。院長の白川です。

歯科医院でのフッ素塗布は、お子様の虫歯予防として代表的・効果的な処置です。お子様の虫歯予防には、ご自宅での毎日のケアに加えて、歯科医院での予防処置を活用することが大切です。

今回は、フッ素塗布とはどのようなものか・何歳から始めるか・危険性やデメリットはあるのかなどについて解説します。

◆フッ素塗布とは

フッ素塗布とは、フッ素を歯の表面に塗ることで虫歯を予防する処置のことです。

フッ素は、エナメル質 (歯の表面にある層) を強化し、歯が溶かされるのを防ぎます。フッ素を歯の表面に塗布すると「再石灰化」作用が働きます。ここで、再石灰化とは、酸で柔らかくなりかけているエナメル質を再び硬くする作用のことです。

市販されているフッ素配合の歯磨き粉などと歯科医院のフッ素塗布との違いは、フッ化物濃度です。 歯科医院のフッ素塗布では、フッ化物溶液のフッ化物濃度が9,000ppmであり、市販のものと比べてきわめて高いです。 そのため、フッ素塗布は、歯科医師・歯科衛生士のような専門家のみができる処置です。

〇フッ素塗布の効果

フッ素塗布は、定期的に継続して行うことで、虫歯予防の効果が得られます。

新潟県の事例では、乳児に定期的に継続してフッ素塗布を実施したことで、予想をはるかに超える予防効果が得られた そうです。この事例では、新潟県のある村の乳児を対象に、年6回のフッ素塗布を行いました。その結果、乳歯の虫歯数が69.5%減少、虫歯0の3歳児の割合は17.7%から51.5%に増加しました。

フッ素塗布を1回受けただけでは、期待する効果は得られません。フッ素塗布は、年2回以上定期的に継続して受けることで効果を発揮します。

〇フッ素塗布の種類

フッ素塗布に使われる薬剤や塗布の方法には、いくつかの種類があります。

フッ素塗布に用いられるフッ化物は、リン酸酸性フッ化ナトリウムまたは2%フッ化ナトリウムです。 剤型には、溶液タイプとゲルタイプがあります。

フッ素塗布の方法には、主に、綿球法・歯ブラシ法・トレー法の3種類があります。
綿球法は綿球や綿棒で溶液タイプの製剤を塗布し、歯ブラシ法は歯ブラシでゲルタイプの製剤を塗布します。 トレー法は、トレーに製剤をのせ、歯面に接触させる方法です。

〇フッ素について

フッ素は、自然界に広く分布しており、特に、歯や骨を丈夫にする有益元素です。

フッ素は、化学的に合成されたものではなく、土壌や海水中・植物・動物、そして、私たち人間の身体にも含まれていま す。つまり、飲食物のほとんどにフッ素が含まれ、私たちは、普段からフッ素を摂取しています。 1日に必要なフッ化物は、成人で3-4mgとされています。

〇フッ素による虫歯予防の種類

フッ素は、フッ素塗布以外にも虫歯予防として利用されています。

フッ素の利用方法には局所応用と全身応用があります。局所応用は歯の表面に直接フッ素を作用させる方法であり、フッ素塗布も局所応用の一種です。 局所応用には、フッ素塗布の他に、フッ化物洗口・フッ化物配合歯磨剤などがあります。

一方、全身応用は、フッ素が口から入り消化管で吸収された結果、虫歯に強い歯ができあがる方法です。 また、すでに生えている歯に対しては、フッ素が歯の表面に直接作用します。全身応用には、フッ化物錠剤・フッ化物添加食塩・フッ化物添加ミルクなどがあります。

◆フッ素塗布を何歳から始めるか

フッ素塗布は、乳歯の虫歯予防として0歳児から実施されています。

乳歯が永久歯に生え変わる時期にもフッ素塗布が有効です。フッ素塗布により生え始めの永久歯の歯質を強化できます。また、当院では、3か月に1回のフッ素塗布を推奨しております。

らいふ歯科クリニックは「0歳からの虫歯予防」をスローガンにしています。小さなお子さんであれば、3歳までには一度みせていただくことをお勧めします。お子様のお口の状況に合った処置を行います。

◆フッ素塗布のデメリット・危険性

フッ素は、使用方法を間違わなければ、身体に悪いということもなく、危険でもありません。

フッ素塗布は、フッ素を塗るだけで痛みも伴わないため、安心して受診してください。様々な専門機関もフッ素の利用を推奨しており、例えば、次のようなものがあります。

  • 日本歯科医学会 (1991年) : 国民の口腔保健向上のためフッ化物の応用を推奨するという見解を示した
  • 日本口腔衛生学会 (2002年) : フッ化物局所応用ならびに水道水フロリデーションを推奨すると表明
  • 厚生労働省 (2003年) : 国民の口腔保健の向上に大きく寄与できると考え「フッ化物洗口ガイドライン」を通知

その他、WHO (世界保健機関) 、FDI (国際歯科連盟) などもフッ素の利用を推奨しています。

正しい使用方法を守ることが重要であり、歯科医院のフッ素塗布は専門家のみが処置できます。 当院では、フッ素の適切な使用方法・使用量などのご説明も詳しくさせていただきます。

◆フッ素塗布以外の虫歯予防メニュー

フッ素塗布以外の虫歯予防メニューとして、当院が実施している処置には、シーラント、サホライド (むし歯進行抑制) などがあります。

シーラントとは、歯科医院専用のフッ素で奥歯の溝を埋めることで、奥歯の虫歯を防ぐ予防法です。 一般的に、生えて間もない永久歯の奥歯に適用します。フッ素と並んでお子様の虫歯予防にとても効果的です。

サホライドとは、虫歯の進行を抑えるための薬です。虫歯にこすりつけて塗ることで、サホライドに含まれる銀イオンが虫歯になった部分へ吸着し、虫歯の進行を防いでくれ ます。虫歯の進行抑制効果を高めるために、何度か塗る場合があります。

◆まとめ

歯科医院でのフッ素塗布は、歯科医師・歯科衛生士のような専門家による虫歯予防の効果的な処置です。 歯の表面にフッ素を塗ることで、再石灰化作用が働き、歯が強化されます。

様々な専門機関もフッ素の利用を推奨しており、痛み等もなく安心です。当院では、3か月に1回のフッ素塗布を推奨しております。

らいふ歯科クリニックでは、たくさんのお子様が虫歯0を達成しています。楽しく喜んで通える明るい歯医者さんで「0歳からの虫歯予防」を始めましょう。まずは、お気軽に、お問い合わせください。

らいふ歯科クリニック
〒822-0007 福岡県直方市下境2586-1
TEL:0949-29-3177
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小児矯正の適切な開始時期は?理想はⅠ期治療のみで矯正治療が終了できること!

こんにちは。院長の白川です。

らいふ歯科クリニックでは、乳歯があるうちに矯正を始めるのが1番良いと考えています! そして、Ⅰ期治療のみで矯正治療が終了するのが理想です。

ここで、Ⅰ期治療とは、乳歯または乳歯と永久歯が混在する時期に行う歯並び矯正治療です。 小児矯正の適切な開始時期についてお悩みの方はご参考にしてください。

◆小児矯正の適切な開始時期

当院では、小児矯正の適切な開始時期は6歳以降であると考えています。

乳歯があるうちにⅠ期治療を開始できると、治療費を抑えられるなど、様々なメリットを得られる可能性があります。 乳歯のみの時期からでも治療を始めることは可能です。しかし、矯正装置の使用法を考慮すると、6歳以降での治療開始が望ましいと考えられます。

また、歯の生え変わりにはかなり個人差があります。そのため、当院では、5歳になった段階で、受診していただくことをお勧めしています。その段階で、今後の歯並びについてご説明しています。

◆こどもの成長と適切な治療開始時期の関係

こどもの成長を考えると、やはり、Ⅰ期治療を行うことが望ましいです。

乳歯があるうちにⅠ期治療を開始できれば、永久歯の生えてくる場所を調節できます。 発育や歯の大きさ等は予想が難しいです。しかし、Ⅰ期治療で、適切な歯のスペースが確保できれば、それ以降の矯正は不要となります。

また、Ⅰ期治療を開始できれば、舌の筋機能を整えられます。舌の筋機能に異常があると、歯並びが悪くなる可能性があります。舌の筋機能を整える時期としては、こどものうちが適切です。

〇歯の大きさと歯の並ぶスペース

当院では、歯の大きさと歯の並ぶスペースのバランスがとれていれば矯正の必要はないと考えています。

Ⅰ期治療を適切に進められた場合、乳歯の生え方から、永久歯がきれいに生えそろうかを予測できます。 しかし、そうでない場合、実際に永久歯が生えてこないと大きさはわかりません。また、成長には個人差があり、癖や食生活、生活習慣などにもかなり左右されるため、予想がとても難しいです。

このように、こどもの歯並び矯正には、成長発育という問題が大きく関わります。Ⅰ期治療を適切に進め、それ以降の治療が不要となれば、様々なメリットが得られます。Ⅰ期治療で適切な歯のスペースを確保することが重要です。

〇舌の筋機能

歯並びが悪くなる原因は主に口腔周囲筋、特に舌の機能異常にあります。

舌が正しい位置、正しい動きをすれば自ずと歯並びは良くなります。逆に、舌の機能が十分でない場合は、歯並びが乱れてしまう危険性があります。例えば、舌で歯を押してしまう癖などがある場合は、注意が必要です。

舌の機能を整えるのは子供の頃でないとかなり難しいです。そのため、大人になってからの矯正を希望される方には、 歯並びは治せても筋機能を整えることは難しいと説明してい ます。そのため、らいふ歯科クリニックではこどもの歯並び矯正を勧めております。

◆Ⅰ期治療のみで矯正治療を終了できるメリット

らいふ歯科クリニックでは、Ⅰ期治療のみで矯正治療が終了するのが理想だと考えます。

Ⅰ期治療のみで矯正治療が終了できれば、治療費を安く抑えられ、バランスよく綺麗な顔立ちにできます。 また、思春期に入る前に矯正治療が終了できるので、お子様の精神的な負担も抑えられます。 このように、Ⅰ期治療のみで矯正治療を終えることには、様々なメリットがあります。

治療を開始する時期が遅くなるとⅠ期治療だけでは歯並びを整えられない場合があります。 その場合には、Ⅱ期治療 (ブラケット矯正) またはマウスピース矯正を行うことをお勧めしています。 ここで、Ⅱ期治療とは、永久歯が生えそろった後に行う歯並び矯正治療です。

◆当院の小児矯正

当院の小児矯正には、マウスピース型の矯正装置を用いた方法や、床矯正などがあります。

いずれの方法も、痛みが少なく、お子様の負担が少ない方法です。例えば、マイオブレース治療は、マウスピース型矯正装置を用いる矯正治療であり、歯並びが悪くなる根本的な原因を治療する予防矯正治療方法です。この治療は、口腔内の悪い習慣を改善することから始まり、最終的には、正しい顎の発達を促進し、歯並びを整えられます。

インビザラインファーストもマウスピース型矯正装置を用いる矯正治療です。治療後のシミュレーションが可能・違和感が少なく遊びやスポーツに適しているなどのメリットがあります。 お子様に適した治療を進めるためにも、まずは、お気軽にお越しください。

◆Ⅰ期治療だけで歯並びを整えられなかった場合

Ⅰ期治療だけでは歯並びを整えられない場合は、Ⅱ期治療を行いましょう。

最適なⅡ期治療開始時期は、12歳前後、つまり、親知らずを除いた一番奥歯が生え始める時期です。 顎の発育方向を把握することができるのは永久歯が生えそろう時期です。この時期は大人に比べて歯が動きやすく、歯や歯を支える骨や歯ぐきなどの生体への適応性が良いと言われています。

Ⅱ期治療で行われるブラケット矯正には、歯の表面に矯正装置をつける方法の他、歯の裏側に取り付けることで目立ちにくい方法もあります。特に、奥歯の嚙み合わせは、顎の成長や歯並び全体に影響を及ぼすことが多いため、奥歯の生え方を確認することが大切です。矯正治療の最終目標は「永久歯での歯並びを整え、顔の形に調和する形と機能を作り上げる」であり、それに向かって 治療を進めていきます。

◆まとめ

らいふ歯科クリニックでは、乳歯があるうちに矯正を始め、Ⅰ期治療のみで終了するのが理想であると考えています。

具体的には、6歳以降でⅠ期治療を開始することが適切です。しかし、歯の生え変わりに個人差があるため、5歳になった段階で、受診していただくことをお勧めしています。 乳歯があるうちにⅠ期治療を開始できれば、永久歯の生えてくる場所の調節や舌の筋機能を整えることができます。

治療を開始する時期が遅くなるとⅠ期治療だけでは歯並びを整えられない場合があります。 逆に、適切なタイミングで治療を開始しできれば、正しい歯並びを育てることができます。お子様の矯正に関して、開始時期など、ご不安な点があれば、お気軽にご相談ください。

らいふ歯科クリニック
〒822-0007 福岡県直方市下境2586-1
TEL:0949-29-3177
URL:https://lifedental.jp/
Googleマップ:https://g.page/life-dc?gm

マウスピースで小児矯正!取り外しができて学校にはつけて行かなくて良いマイオブレースで悪い歯並びの根本的な原因を治療

こんにちは。院長の白川です。

マイオブレースは、マウスピース型の矯正装置により、歯並びが悪くなる根本的な原因①口呼吸②低位舌③異常嚥下治療する方法です。マイオブレースでトレーニングすることで、口周りの筋肉の正しい使い方が身に付き、結果的に歯並びを整えられます。

今回は、マイオブレースの基礎知識や特徴、メリットなどについて説明します。マイオブレースをご検討の方、お子様の歯並びや指しゃぶり、いびき等が気になる方は、是非、ご参考にしてください。

◆マイオブレースとは

マイオブレースとは、マウスピース型の矯正装置を用いた予防矯正治療方法です。

マイオブレースの特徴は、歯並びが悪くなる根本的な原因として口周りの癖を重視し、悪い癖を改善しようとするところで す。最近の研究でも、口周りの筋肉の正しい使い方が歯並びに影響することがわかっています。 マイオブレースにより正しい習慣を身に着け、十分な顎の成長を促すことで、自然と歯並びが整います。

マイオブレース治療を始める時期は、乳歯と永久歯が両方生えている時期です。矯正装置の装着は、起きているときの1-2時間と寝ているときだけです。マイオブレースは、世界100か国以上で実施されている治療法であり、多くの治療実績があります。

◆口周りの機能を整える重要性

マイオブレースをはじめとしたこどもの歯並び矯正により、口周りの機能を整えることは重要です。

仮に、口周りの機能が不十分な状態で、歯を奇麗に並べられたとしても、矯正装置を外した途端、歯は元の位置に戻ろ うとします。つまり、歯の位置を動かすだけでは、結局、矯正装置を付け続けなければいけなくなってしまいます。 口周りの機能を整えるのは子供の頃でないとかなり難しいため、当院では、こどもの歯並び矯正を勧めています。

◆マイオブレースのメリット

マイオブレースのメリットは、お子様の正しい歯並びを促進するだけでなく、呼吸改善などの健康面への好影響があることです。

その他、マイオブレースの代表的なメリットは次の通りです。

治療費が安い

マイオブレースの治療費は28万円~となっており、一般的なワイヤー矯正(70~100万円)などの治療費に比べ安価です。

歯を抜かなくてよい

マイオブレースは顎の成長を見守る治療法であり、無理に歯にスペースを作る必要がないため、歯を抜く必要もありません。

痛みが少ない

マイオブレースの矯正装置は柔らかい材料で作られており、痛みを引き起こすことはほとんどありません。

治療期間が短い

マイオブレースを使用する期間はどんなに長くても2年程度です。

矯正装置の取り外しが簡単

矯正装置の取り外しは子供でも自分でできるほど簡単であり、歯磨きもいつも通りできます。

装着時間が短い

家にいるときだけ装着すればよく、学校に着けていく必要もないため、紛失の心配もありません。

これらのメリットに加え、当院では、専門のスタッフがしっかりとサポートします。矯正が得意な医師とお子様が大好きな歯科衛生士が楽しく使い方をお伝えするので、ご安心ください。

◆マイオブレースとこれまでの治療の違い

マイオブレースはこれまでの治療とは異なり、歯並びが悪くなってしまう根本的な原因に対処しようとします。これまでの治療として代表的なブランケット矯正は、永久歯が生え揃った後に治療を開始します。 かつては、歯並びの問題は遺伝的要因が大きいと考えられていたためです。ブランケット矯正は美しく歯を整列させられますが、それは悪い歯並びという結果に対するアプローチです。

一方で、マイオブレースは、治療に最適な年齢は3歳からとされていますが、当院では6歳以降での治療開始をお勧めしております。歯並びが悪い原因は、遺伝だけでなく、習慣にもよるものが大きいです。マイオブレースでは、顎と口周りの筋肉の十分な発育を促進し、歯を自然に整列させる原因に対するアプローチです。

◆マイオブレースによる治療の進め方

マイオブレースによる治療は、口腔内の悪い習慣の改善から進めていきます。

まずは正しい呼吸の仕方を身に着け、次に舌の動きや飲み込む練習を行い、最後に口唇の筋力トレーニングをします。 次のステップに進むためには、1ヶ月に一度の来院でトレーニングの成果が認められる必要があります。

正しい習慣が身に付き、子どもの顎が十分に成長できた結果、歯がまっすぐに生えてきます。 ほとんどの場合、その後、ブラケット治療をする必要はなくなります。

◆マイオブレース治療の4つのステージ

マイオブレース治療には次に示す4つのステージがあります。

  • 1.習癖の改善
  • 2.歯列の発育
  • 3.歯の配列
  • 4.保定

ステージ1・2では、悪い習慣を治し、歯列を発育させることで、上顎を発達させ歯や舌のための十分なスペースを確保しようとします。ステージ3では、歯並びを自然な位置へと導きますが、理想的な結果を得るためには、どれだけ治療の指示に従えるか が重要になります。ステージ4では、正しい口腔習癖をより確実にすることで、安定した結果が得られ、健康全般が改善されます。

マイオブレースは装置の取り外し自由なため、お子様・親御様の協力が必要です。当院のスタッフもサポートするので、ご安心ください。

◆その他のマウスピース矯正治療

当院には、マイオブレース以外に、インビザラインファーストというマウスピース矯正治療があります。

インビザラインファーストは、2019年からスタートしている非常に新しい矯正方法です。もともと、大人向けのマウスピース矯正治療としてインビザラインという方法があり、そのこども向けとしてインビザライン ファーストが開発されました。透明なマウスピース型の矯正装置を用いた方法であり、治療後の歯並びのシミュレーションを治療前に確認できるなど の特徴があります。

マイオブレースとは異なり、インビザラインファーストの対象年齢は8歳から10歳くらいです。 当院ではマウスピース矯正の他にも様々な治療を行っています。お子様の歯並びの状態やご希望に合わせて最適な治療法を選択します。

◆まとめ

マイオブレースは、マウスピース型の矯正装置により、自然歯の発育を促し、美しい歯並びを実現する矯正治療です。

特に、お子様が次のような症状をお持ちの場合は、是非、マイオブレースをご検討ください。

  • 歯並びが悪い
  • 指しゃぶりをする
  • 口呼吸が多い
  • 口をあけたままにしている
  • 口が臭い
  • いびきをかく

これらは、悪い癖が原因であると考えられるため、マイオブレースによる早期の予防矯正治療がオススメです。 当院のマイオブレース治療では、専門のスタッフが楽しく使い方をサポートします。

らいふ歯科クリニックではこどもの歯並び矯正を勧めております。
歯並びに大きく影響する口腔周囲筋の機能を整えることは子供の頃でないとかなり難しいためです。 マイオブレースや小児矯正に関して疑問や不安があれば、お気軽にお問い合わせください。

らいふ歯科クリニック
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